おやじdemoCentOS –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 152016
 

あと2週間ほどで今年も終わりとなります。

毎年、この時期になると使っているパソコンやサーバーのメンテを含めた掃除を行っています。
パソコンケースの蓋を開けて、中の埃を取り、マザーボードの状態を確認します。

しかし、埃って溜まるものですよね。

家の中は毎日、家の奥さんが掃除してますが、ケースの中は埃まみれです。
CPUファンなんぞ白っぽくなってしまっています。

冷却用のヒートシンクのヒダヒダの隙間に埃が詰まってしまっていて冷却効率も下がっていますし、これを取り除くと、ファンも不要な回転が無くなるので結果、静かにもなります。

また、埃の影響を受けやすいのが、電源です。
パソコンケース内の空気を外部に排出している事が影響しています。

初心者の人は、電源を分解するというところまでは出来ないとしても、内部のファン周辺、外側の排気口周辺は、掃除機で吸い取る作業をしておいた方が良いと思います。

ケースも穴の隙間のある部分(全面USBソケット周辺とか)には埃が詰まっています。
裏側各種ポートのある周辺も埃が蓄積しているはずです。

掃除する際には、ケーブル類は一度全て外して前、後ろ、下、内部、全て見て確認しましょう。

ケーブルの位置が分からなくなってしまう人は、スマホで写真を撮っておくと戻し易いです。

排気用ファンなど、古いうるさいタイプが付いているパソコンには、静穏タイプのファンに切り替えるという事も考慮しておくべきです。掃除をしてきれいになったパソコンの静かさが違うと思います。

何をするにしても一度パソコンの蓋を開けて内部事情を見ておく事は大事です。
ハードディスクが増設できる隙間があるのか?
SSDにした場合、旧ハードディスクはそのまま残す事ができるか?などなどです。

ディスクの容量や速度に悩んでいる人は、分解するついでに作業をしたらどうでしょうか。

そして、今回の掃除に合わせて、自宅ATOMサーバーの再設定を行うつもりでいます。

このATOMサーバーですが、当初このブログを作った当初から同じ仕様のまま動いてきました。
ディスクが良く持ちこたえているなという感じです。

省エネのCPUである事により、マザーボード自体の劣化も少ないようです。
自宅サーバーで使うのでれば、ATOMのデュアルコアは良いCPU&ボードではないでしょうか。

今なんか中古で捨て値で売られているので一家に一枚あっても何かの役に立つかも知れません。
好きな人は見つけたら買ってください。

そして自宅サーバーですが・・・・

今まではPostfixやApacheやMySQLから色々なサービスを起動させて動かしていましたが、純粋に家庭内で必要なサービスだけに切り替えて使おうと考えています。

家庭内で使うサービスと言っても、Samba程度なんですけどね。
自分の試験環境として、Apacheなども使う予定でいますが、あくまでも試験環境です。
正規で使用しているhttpdは、レンタルサーバーだけで充分です。

そして、ディスクが500GBだったものを2TB程度に交換する予定です。

ハードディスクは本当に安いので余裕があれば替えておいて損はありません。
もう5.6年使っているディスクだったので不安解消にもなります。

入れ替えるOSは継続して、CentOS-6で行こうと思っています。
これだけの期間、何も問題なく動いてきたという実績もあるし、使い慣れたOSだからです。

ついでにデスクトップのディスク内整理もして、不要なファイル削除、保存してあるファイルの整理なども行って、新しいATOMサーバーの方へデータ移行をして行こうと考えています。

10月 022015
 

仕事先の倉庫から怪しい一品が出てきました。

その名は「FMV-BIBLO NB50G」です。

シルバーの本体で前面にブルーの液晶があります。
この液晶の中にアクセスランプと同じ役割のアイコン(HDDやDVDなど)が出ている時はアクセスしてますよ!という事のようです。

しかし、ランプと違い、アクセスの強弱が分からないし、目立たない。
一言で言うと、見栄えはいいが意味が無いような感じでしょうか。
こんな部品一つで、PCの価格が高くなる様な事であればどうなのかな?と思います。

おやじ的には「いらん問題」ですな。

そしてスペックですが、CPUはceleron2.2GHz memory256MB HDD40GB ATA100 VGA Radeon IGP 340Mという今のPCからするとチープな仕様です。唯一の利点はRadeonがオンボードという事くらいでしょうか。メモリもオンボードの256MBしかありません、積めても最大で768MBという事です。
bean2このメモリではLinuxでの復活も難しいな・・・。と感じていましたが、家で古いノート用PCのメモリを探してみたところ256MBのメモリが見付かり、早速取り付けをしました。この型式のFMVは液晶の下にあるノッチを押しながらパワースイッチのある板を左にずらすと外れ、そのままキーボードが外れるとても簡単な仕様となっていました。ドライバーも使いませんでした。

そんな事でメモリ取付けは3分程度です。
苦手な人でも5分で出来るでしょう。

今回の復活のために考えたOSは2点です。
1つ目はPuppy-Linux、2つ目がLinux-Beanです。
どちらもGNU系ですが、Puppyは家で使って知っているのでBeanでGoGo!することにしました。
bean1このBeanですが、日本製?というか日本人がubuntuに改良を加えて作られている点も好感が持てますし、本家のubuntuよりも良く出来ているなと思うところもあります。その上、CPUが古い、遅いタイプの旧型PCでも動作してくれる点も良いところです。

ubuntuを検討している人は一度インストールしてみる価値はあると思います。

ただし、そこそこ古いPCでも動くと言ってもブラウザや動画等の動きに関しては、CPUパワーそのものの力が出てしまうので、マルチメディア的な使い方よりも、普通にメールやofficeなどの書類作り、サーバーへの遠隔操作、Linuxの勉強用という風に物事を考えた方がよろしいと思います。

古いPCをLinuxで復活させたなら、そのパフォーマンス度で何に使うかを決めれば良い。
CPUやメモリの搭載量によってはwindows7と同等の速度で使える可能性だってあります。
XP時代のPCは、こんなcerelonからpentium4、pentiumM、core2duo、core2quad等沢山の種類のCPUがあるので、今回のcerelon2.2はXP時代の初期型と考えた方が良いと思います。

インストールのやり方はMintなどと同様です。
一度、DVDで起動させて、デスクトップ上にあるインストール用のアイコンをクリックするとubuntuのようなインストール画面が現れます。

問題だったのが、インストール用のアイコンをクリックしても動かなかった点。
CPUが非力なのか、メモリが不足なのか分かりませんが、待っても待っても動かない。

そのような場合には、端末か操作して下さいと最初の説明に書かれています。
ターミナルを起動させて、# ubiquity gtk_ui –automatic と打ち込みます。
これで少し待てばインストール画面が起動すると思います。

結構、待たされるので、コマンドを打ち込んだら他に操作しない方が無難です。
余計な操作をすれば負荷が増えるだけです。

インストール画面が起動すれば今までのLinuxの中でも一番楽な感じがしました。
HDDの中身の構成など自動的に区切ってくれるし、インストールも速い。
updateや追加したいソフトなどもチェックすれば勝手にインストールしてくれます。
Linux初心者の人向けになるべく難しくならないような配慮が伺えます。

これからパフォーマンスを見ながら何に役立てるか考える予定です。

KDE型のデスクトップが美しいので何かに生かしてあげたいと思う。