150cc –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 052019
 

タイトルでこの事はバイクの話だなと思った人はいらしゃいますか。

そうです。
小型排気量のオートバイの事です。

一時、日本国内でも現付(50cc)のバイクが売れずに世界標準の小型排気量である125ccに置き換わるような話も出ていました。日本国内では原付2種と言われています。

この件については、色々と賛否がありました。

自動車におまけとして付いている免許で125ccのバイクに乗せるのは危険であるという意見や30km制限が無くなり、ましては2段階右折も無くなるので逆に安全ではないかという意見もありました。

実際のところ、この件については以後アナウンスがされていません。

背景としては日本のオートバイメーカー(ホンダやスズキ、ヤマハ、カワサキ)で日本限定の仕様である50ccを生産する事が価格的に難しくなってきているのかと思っています。

そりゃ、そうですよね。
日本国内で原付が売れる台数なんてたかが知れている。
ましては50ccという日本ガラパゴス仕様です。
生産して元を取れるか分からないですよね。

そこで、アジアで生産されている1番小さな排気量である125ccを原付(50cc)扱いにできないか?
とメーカー側全体で国に提案したのではないでしょうか。

それなら海外で安く作られた車両を輸入して日本で販売が出来る。
価格も日本国内で生産するよりも安く出来、提供できること。
何より50ccというバイクを作らなくて済むという事がメーカーにとって経費節減になりますよね。

以上のような利点があるからだと思います。

しかし、困った事は日本国内の免許事情です。
原付は50ccだけ、小型は125ccまで普通二輪は400ccまで、大型二輪は全ての排気量と、非常に小刻みな二輪の免許となっています。これにMTとATの免許がまた別になっている。

海外の免許形態はアメリカも欧州も大体、小型か大型の2種類の区別になります。

日本はバイクの世界4大メーカーがあるにも関わらず、ここまで規制がひどいのはなぜなんでしょう。
もっと世界にバイクの良さを配信する国でなければいけないと思うのですが・・・。

今、小型二輪を取得するには2日間程の実地講習を受けなくてはなりません。
費用もかかる訳です。それが自動車免許のおまけに付いてくるのではいかがなものか。

125ccまで原付免許でOKとならば、既存で小型二輪免許を持っている人からクレーム出ますよね。私の意見としては「既存の小型二輪免許は200cc以下にすべき」と思っています。
これはあくまでも原付で125cc乗れるようになった場合の処置です。

と言うのも昔の125ccのバイクって今よりもずっと馬力もあり速かった。
今の250ccよりも速かったのではないかと思います。

昔は2サイクルのエンジン型式だったからです。
今は煙がもこもこ出てしまうために乗っている人も少なくなった2サイクル車です。

4サイクルのエンジンと比較して構造が簡単でエンジン自体が小さく軽い。
よって車両の価格も安く出来ていた、お蔭でバイク自体も安かった。

今のバイクは欧州の排気ガス規制に合わせている関係で排気ガスをなるべく出さないような仕組みの機能が追加されていたりするのでおのずとバイクの値段は高くなりますよね。

結果、多気筒のエンジンが少なくなってしまった。
250cc以下では単気筒のエンジンしか無くなってしまった。
250ccでやっと2気筒のエンジンが選べる程度です。

SS(スーパースポーツ)バイクがポンポンとカブのような音で走っているのをみると悲しくなります。

少し話は脱線してしまいました・・・・。

既存の小型二輪免許で乗れる資格を200cc以内にすれば、小型免許をお持ちの人でも高速道路を走れる排気量のバイクに乗れることができるようになります。(今は125cc以上の排気量で乗れる)

そうなると150ccや200ccという排気量のバイクに脚光が浴びそうです。

今でもスズキから出ているジクサー(155ccMT)は燃費も良い上に価格も安く人気がある。
スズキは結構、この小型二輪に力を入れており125ccのGSX-RやGSX-S等も出している。

これに追従するようにヤマハもRZF125やMT125なども出している。

スタイルも大型車と同じようなデザインを踏襲しており格好が良い。
この125ccと同じ大きさで150ccも同時に販売されている。

大きさが同じでプラス25ccの排気量あれば日常困る事はありませんし、燃費も同様。
そしてもしもの場合には有料道路や高速道路にも乗る事ができる。

これからは150ccのバイクが良いと思いませんか?

4月 272018
 

新車の125ccモンキーが35万円前後の価格帯だそうです。

※写真 HONDA モンキー125
125ccクラスの価格としては最近のHONDAは高いように思えます。

SUZUKIやYAMAHA、KWASAKI等は海外生産されたバイクを逆輸入して日本の仕様に合わせた形で販売をしています。

SUZUKIはタイ、TAMAHAは中国、KAWASAKIもタイなどです。125ccは日本国内では原付2種という排気量の大きさになっていますが、生産されている海外では最小の排気量なんですよね。

だから、日本国内も世界の常識に合わせて125ccを原付にしよう!という話なんですね。

大体、バイクが売れない昨今、日本国内販売する為だけに50ccのエンジンを作るのには無駄と言うかもったいないと言うかコストに見合わないのは確かですよね。

そうなると世界標準の最小排気量125ccを原付にしよう!という意見が出るのは当たり前です。

我々の年代(昭和の時代)としては125ccの2stを知っているので馬力もある排気量であると思いがちですが、ご承知のとおり現在は2stは排気ガス規制で生産されていない。よって4サイクルの125ccしかエンジンが無いという事になります。

馬力的には10~15馬力程度でしょうか。
2stであれば80ccでも出せそうな馬力なんですよね。

その分、燃費は非常に良い。
リッターあたり40Km以上も走るようになっています。
通勤通学に使うとしても月に1度ガソリンを入れれば充分もってしまう値です。

静かで燃費が良い、環境に優しい125ccという訳です。

利点はもう一つあります。

任意保険の加入の安さです。

家で加入している車の保険に原付2種のバイクとして付加させるだけでOKです。
独立してバイクだけ任意保険加入するよりも断然コストは安く済みます。

ただ、問題としては故障した時のレッカー等が利用できないこともあるので、そこは加入している保険会社の話を良く聞いて付加する事が必要です。125ccですから、そんな遠出はしないだろうと考えている節がありますよね。

125ccは高速道路に乗れない、自動車専用道路も走れないという問題もあります。

そこで最近出ているのが150ccというクラスです。

※写真 SUZUKI GSX-S150
車体もエンジンも125ccと変わらず、排気量だけ150ccというバイクです。
たかが25cc多いだけ、しかしこの25ccのお蔭で高速も走れます。

外見もほとんど同じであるために販売価格も大して変わらない。
馬力も25cc多い分、ちょっと増えている。

250ccでは大きい、重たいと感じている女性や燃費や軽さが良いと思っている人にとっては、この150ccクラスって非常に魅力的ですよね。

一般道を基本としたツーリングや近所の買い物、通勤通学にはもって来いです。
価格帯も25万円~35万円に収まるようです。

但し、原付2種の免許では乗れません。当たり前ですが・・・。
普通自動二輪免許(以前は中型二輪)が必要です。

原付2種免許所持者はあと数時間教習所で400ccのバイクに乗れば普通自動二輪免許に格上げする事が可能ですので、やってみてはいかがでしょうか。

実は私もこの150ccクラスにとても興味をもっています。

1.車体が軽いから取り回しが楽。
2.燃費を含めコストが安い。
3.車体が購入し易い価格設定。
4.高速道路がメインではない使い方に合っている。

私のようなおやじ世代の人も125ccや150ccのバイクなら維持もし易い。
そして楽しく遊べたら安上がりで面白いと思います。

あなたもモンキー125でGo!Go!しませんか?