E2180 –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 292015
 

仕事先のDELLのブック型PC(VOSTRO 200)ですが、サーバーとして設定をしてから130日以上経過しました。この間、再起動等は一切しておりません。サーバーとしての用途は、Sambaサーバー(windowsとファイル共有)とグループウエア、そしてホームページの制作用(wordpress)です。

ファイルの共有は社内の15台ほどのwindows7との共有で、写真やword、excelの書庫として使用していました。現状、これといった問題は発生していませんし、起動してしまっていると事務所内なので割と音も静かに感じます。
top上記の#top画面は138日間連続運用した状況のものです。
CPUの温度は#sensorsだとCPU1、CPU2とも大体40℃~42℃というところです。

このDELL(VOSTRO 200)の基本仕様ですが、CPUがPentiumDual-Core E2180でメモリがDDR2の2GBが2枚の合計4GB、HDDがSATA 60GBです。至って普通のデスクトップパソコンですが、どうもDELLのブック型PCというのは筐体が安っぽいというか何て言うか、DVDの蓋のプラスチックの部分が強度が弱いらしく割れたりしてしまい、非常に格好悪いです。

ここまで安っぽい仕様にしなくても良いのではないでしょうかねぇ。
前にあったGatewayの方が全然、PCケースとしては価値ある形状でしたね。
宮殿型のATフルタワーケースなんて今見ても格好いい。
今でもATをATXに改造して使っている人もいると思います。

#top画面に戻りますが・・・・

サーバーとしてScientific Linux6をインストールした頃は、メモリが4GBなので1ヶ月に1度はリブート(再起動)しないとSWAPだらけになるか?と想像していましたが、これが結構、頑張って動いていたようで見ての通り138日間動かしても、まだまだ行けそうでした。・・・今回は再起動しましたが・・・。

一部、SWAPはしていますが、このSWAPは一時的に使っていないサービスの移動分なのでパフォーマンスには一切影響が無いものだと考えています。頻繁に複数のパソコンがアクセスしているサーバーと時たまファイルを見たりする程度のサーバーとではメモリの消費は違うと思いますが、4GBあれば、最低でも2か月は大丈夫、メモリが2GBであれば1ヶ月は大丈夫という認識で良いのではないでしょうか。

勿論、サーバーの利用頻度にも依るので、そこは各個人で運用しながら確認して欲しいと思います。

作った当初は、余っているPCなので何かに役立てば・・・程度でしたが、現在はローカルネットワークの中に無いと困るような存在になってしまっています。

今後の課題は、やはりファイルサーバーとしては60GBという容量は少ないので、1TBほどのHDDに入替をするしかないか?と考えています。

仕事として写真を多く扱う、そのファイルをどう保存するかが悩みの種です。
DVDのメディアに焼いておくとHDDには優しいが、見たい時に見れない。
どこのメディアに入れておいたのか、ちゃんと書いておかないと後で分からなくなる。

どう考えても今時のHDDの値段を考慮するとHDD内に置いておいた方が便利ですよね。

今度手を入れる時には野暮ったいケースは捨てて、格好いいサーバーにしてみるか。

フルタワーケースで中身がDELLのMBと言うのも情けないか。

6月 102015
 

社内のテストサーバー化したブック型PCの続きです。

3日間連続運用をしても全く問題はありませんでした。
OSはScientific-Linux6 64bitです。
サーバーなのでCUIで操作しています。

メモリは4GBですが、この3日間の消費は1GB程度です。
実際にはキャッシュとして600MBを使用しているので、システム的には350MB程度の使用かと思います。使っているサービスはhttpdとsambaとMySQL,vsftpdです。本日、無償のグループウエアを試験導入してみたところ、メモリが1.3GBを消費(キャッシュは900MB)という状況です。

自宅のATOMーD510では重たかったグループウエアの動作ですが、結構、機敏に動作しているところをみると、ATOMとこのpentium-dualcoreの違いを感じさせます。

このpentium-dualcoreのE2180ですが、周波数は2.0GHzです。
sensorsを導入して、CPUの温度もみていますが、40℃前後で安定しています。
E2180自体がオーバークロック耐性が高いCPUであるので、他のMBに変更してオーバークロック(2.66Ghz程度)で安定した動作が期待できるCPUかと思います。

安くオーバークロックしたい人にはお勧めかも知れません。
中古で購入しても安いと思います。

このDellのブック型PCですが、メモリスロットが4本あるのでサーバーにするには適している。現在は1GBが4枚で4GBですが、2GBを4枚で8GBにする事が出来る上、CPUが40℃前後で安定している関係で熱による問題や長時間稼働でPCがだらけるような事も無さそうです。

もちろん、ブック型なので内部の体積は小さい。
そこで、インストールした後にDVDを取り外し、SDカードなどの2.5インチベイに付いていたカードリーダーも取り外し、なるべく空間を作るようにしておきました。

ちょっとした空気の流れで内部温度もだいぶ変わると思います。
サーバーなので余計な機器は不要、使わないので埃まみれになり壊れるだけです。
きっぱり、取っ払いましょう。

そして一番問題と思われたHDDですが、エラーもなく動いています。
容量は320GBなので、普通のサーバーであれば充分な容量です。

今回はあくまでもLocalネットでのテストサーバーとして使用するため、iptableやSELinuxなどのセキュリティ面のサービスは停止させてあります。Localネットワークのみのサーバーです。

これからグループウエア導入でパフォーマンスがどうなるか?
E2180のパフォーマンスを見届けたいと思います。