グループウエア –          おやじdemo_CentOSを使う
6月 102015
 

社内のテストサーバー化したブック型PCの続きです。

3日間連続運用をしても全く問題はありませんでした。
OSはScientific-Linux6 64bitです。
サーバーなのでCUIで操作しています。

メモリは4GBですが、この3日間の消費は1GB程度です。
実際にはキャッシュとして600MBを使用しているので、システム的には350MB程度の使用かと思います。使っているサービスはhttpdとsambaとMySQL,vsftpdです。本日、無償のグループウエアを試験導入してみたところ、メモリが1.3GBを消費(キャッシュは900MB)という状況です。

自宅のATOMーD510では重たかったグループウエアの動作ですが、結構、機敏に動作しているところをみると、ATOMとこのpentium-dualcoreの違いを感じさせます。

このpentium-dualcoreのE2180ですが、周波数は2.0GHzです。
sensorsを導入して、CPUの温度もみていますが、40℃前後で安定しています。
E2180自体がオーバークロック耐性が高いCPUであるので、他のMBに変更してオーバークロック(2.66Ghz程度)で安定した動作が期待できるCPUかと思います。

安くオーバークロックしたい人にはお勧めかも知れません。
中古で購入しても安いと思います。

このDellのブック型PCですが、メモリスロットが4本あるのでサーバーにするには適している。現在は1GBが4枚で4GBですが、2GBを4枚で8GBにする事が出来る上、CPUが40℃前後で安定している関係で熱による問題や長時間稼働でPCがだらけるような事も無さそうです。

もちろん、ブック型なので内部の体積は小さい。
そこで、インストールした後にDVDを取り外し、SDカードなどの2.5インチベイに付いていたカードリーダーも取り外し、なるべく空間を作るようにしておきました。

ちょっとした空気の流れで内部温度もだいぶ変わると思います。
サーバーなので余計な機器は不要、使わないので埃まみれになり壊れるだけです。
きっぱり、取っ払いましょう。

そして一番問題と思われたHDDですが、エラーもなく動いています。
容量は320GBなので、普通のサーバーであれば充分な容量です。

今回はあくまでもLocalネットでのテストサーバーとして使用するため、iptableやSELinuxなどのセキュリティ面のサービスは停止させてあります。Localネットワークのみのサーバーです。

これからグループウエア導入でパフォーマンスがどうなるか?
E2180のパフォーマンスを見届けたいと思います。

3月 262014
 

hpから予定通りに3月25日にパソコンが納品されました。
ミニタワー型で23インチの液晶モニターとセットです。スペックですが、CPUがi5(3.1ghz)、メモリが4Gが2枚で8GB、HDDが2TB、VGAがgeforce-GT640(4GB)です。OSはwindows8.1(64bit)、他にはWi-Fiを取付けました。

HDDの仕様なんで起動はこんなもんかという感じです。
ただ、画面はビデオカードとipsの液晶なのでとても美しい表示をしています。
特にデジカメで撮影した写真等は色合いといい、美しさが顕著に現れます。

一通り、初期設定を済ませて、古いVAIOにCentOSをインストールします。

今回は、ファイルサーバーとして使用するので、GUIはインストールせずに、SambaとMysqlとApacheの設定を行なう事にしました。普通にwebサーバーとしてインストールをするとApacheはインストールされているので、MysqlとSambaだけyumで後から追加しました。インストール自体は20分程度で完了しました。起動時のメッセージを確認していると、VAIOに付いているいにしえのTVカードが正しく認識されていない様子です。ただこれはオンボードで乗っている物なので、後からBIOSで切ってしまう事にしました。こんなアナログのTVチューナーが付いていても、今の時代どうしようもありません。

Sambaについては、Shareでネットワーク内の誰でもアクセス出来るように設定しました。
MysqlとApacheについては、今後、ネットワークグループの予定や伝言など書き込めるようにグループウエアを設定するつもりでしますが、急ぎでは無いので、今回は設定をしてありません。それよりもサーバーのあるネットワークに他の人が慣れてもらうようにしなくてはなりません。家でスタンドアロンでパソコンを使用している人ばかりなので、サーバーにファイルを保管する意味や、共有する意味合いなど理解してもらわないと先に進みません。

windows-8.1には、Tera Termをインストールして、VAIOのサーバーにSSHで入れるようにしました。VAIOサーバーはモニターやキーボード、マウスも取り外しているので、windows-8.1からアクセスするようになります。一番理解の早そうな事務の女性には、ログインの仕方、suになる、シャットダウンする、rebootするをとりあえず教えておきました。もし自分が休みの時や不在の時に何かあったら困るので、最低限のコマンドはワードに書いて渡しておきました。サーバーなんで、毎日電源落とさなくても良いと思いますが・・。

Apacheを入れた理由は、グループウエア以外にWordPressも設定したかったからです。サーバー自体は内側だけ(Localnetだけ)ですが、ブログ(ホームページ)の設定方法や記事の書き方、写真や動画を掲載する方法など練習用にしようと思っています。最初から超初心者にWordPressの記事を書かせて、アップさせるのも酷な話なんですが、仕事としてホームページの更新も今後やらなくてはならないので、先に慣れてもらい、安心して更新できるような環境を作ってあげようと思っています。

事務の女性は40代の方ですが、結構、見よう見まねで覚えてくれるのが早いので、サーバーの管理やホームページも思っているより早く身に付ける事が出来るかも知れません。毎日、あれこれ教えていると、「こんな使い方も出来るんだ!」などブツブツ言いながら作業しています。こんな感じなので、超初心者の方もLinuxは難しいという風に考えずに取り組む方が良いのではないでしょうか。

3月中に全ての作業を完了するつもりでしたが、とりあえず形になったので良しとします。