htaccess –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 022014
 

色々とニュースではサイトへの攻撃や侵入が後を絶ちませんが、自宅でサーバーを運用されている人もddos攻撃やwordpressへの攻撃でlogを見る度に嫌な思いをしているのではないでしょうか。

攻撃してくる奴等は、自然とどこからかサーバーの在り処を調べてきます。
サーバーを立ち上げても1週間しない内に攻撃が始まったりします。

少し前に記事として、Dovecotやpostfixなどのメールサーバーの認証攻撃とhttpdのcgi-binやPHP等への攻撃が特に多く、一時的にはNTPサーバーへの攻撃がありました。私の家のサーバー環境は、サービスとして、Mail,FTP,SSH,httpdを立ち上げていますが、SSHとFTPはlocalnetのみしか接続出来ないように設定しています。(外部からアクセスして何かをするという事が無いので)Mailとhttpdはルーターでポートを開放してあり、サーバーのIPに繋がっています。

先ず、攻撃の多かったmailサーバーについては、ルーターのポートを閉じました。
元々サーバーからのメール(logwatchなど)を受信するものとして使用していたので、localだけで充分でした。外部とのやり取りはレンタルサーバーのメールアカウントが沢山あるので、こちらを使用するようにしました。そうするとポート25番、110番が閉じる事が出来ます。現在開放してあるポートはhttpdの80番のみです。

そして、このhttpdへの攻撃については、htaccessファイルを見直して、deny from allを基本とし、localを許可、jpを許可、その他google,bingのbot関係のIPを許可する事にしました。という事は日本国以外からのアクセスを遮断しているという事です。日本語で書いているブログですので海外からアクセスをして見る人もいないでしょうし、逆にこちらの方が安心という感じでしょうか。

そしてcgi-binについては、httpd.confで同じく<cgi-bin>の箇所をdeny fron all とし、localとjpだけ許可をしました。元々、このフォルダーは使用していないので、localだけ許可でもOKなのですが。こうするとネット上からcgi-binにアクセスしようとしても入れません。

以上の3点を見直す事によって、攻撃はほとんど無くなりました。
そして、攻撃が無くなった分、サーバーも身軽になったようで動作も速くなりました。後は、updateやcronの自動化を停止させて、時間がある時に手動で行う事にしました。こちらについては毎日、SSHでアクセスしてサーバーの状態を確認するのが日課となっているので全くもって問題ありません。

攻撃が酷くて困っている人、一度環境を見直してみてはいかがでしょうか。

9月 092013
 

ちょっと前にレンタルサーバー会社からメールで連絡があり、「wordpressを至急updateしてください」というものでした。update自体は簡単ですぐに済むお話なんですが、その内容というのが、ブログにアクセスして特殊なコマンドを打ち込むと改竄される恐れがあると言うことです。レンタルサーバーのロリポップでは改竄された人達が多かったようです。
これは、プログラム上での問題でもあるのですが、その対応を速やかに行うかどうかの対応力も必要です。作りっぱなしのサイトや最初だけ作ってもらった人や会社はそのまま放置されると言うことであり、下手したら乗っ取られる可能性だってゼロではありません。

サーバーを管理する人はそれなりに対応をしていく必要があります。
レンタルでも自宅サーバーでも同様です。
レンタルであれば、ある程度会社側でセキュリティは設定されています。自分の中身(コンテンツ)を中心に考えれば良い訳ですが、自宅サーバーであれば、すべてのセキュリティを自分で設定して様子を見なくてはなりません。

Apacheの設定やIptablesのファイヤーウォール、その他メールサーバーの対応など常にログを見ながら処置をしている、もしくは新しいセキュリティツールを導入するとかになると思います。

ただ、自宅サーバーを運営されている方々は私も含め、そのような対応するのも好きなのではないでしょうか。分からない事もネットで調べ、ソフトを導入、設定し、その後の確認をするといった一連の作業が好きなのかも知れません。

今回の問題は、wordpressのプログラム的な問題なので、サーバー設定としては難しい話ではありませんでしたが、何かしらの処置をしておく必要があります。

1.自分のサイトには怪しい攻撃はされていないか?
2.海外からのアクセスがどのくらいあるのか?どこの国が多いのか?
3.wordpressの余計なテーマ、プラグインは削除してupdateは早めに行う。
4.wordpressに.htaccessを置き、見合ったアクセスに対応させる。
5.wordpressのパーミッションを強くする。(セキュリティを上げる)

といった対応は決して難しくないのでやっておいた方が良いと思います。

このサイトでは、USA、China、Canadaからのアクセスがとても多い状況です。
もちろん海外向けにサイトを作っている訳ではありませんので、jpだけ許可するような設定にしようと考えています。先ずは自分のサイトの状況確認から始めてください。

後は、.htaccessの設定方法やどのファイルのパーミッションを変更したらいいのか?等はネットで調べると丁寧に解説してくれている親切な方々がいます。