Q1900-ITX –          おやじdemo_CentOSを使う
6月 212014
 

J1900については、やっと色々なメーカー製品が出揃ったというところです。
そして、上位CPUのpentiumを搭載しているボードも発売されています。

ボードを見ると個々特徴があり、自分の使い方に見合ったボードを選択して欲しいと思います。

ASRockはオンボードCPUのボードに対して力を入れているなという感じがします。
と言うのも、J1900だけでも3種類のボードを発売しています。
J1800も2種類販売されていますが、2コアなのであえて、こちらを選択する事は無いかと思います。

◆ASRock Q1900シリーズ

Q1900-ITXQ1900BQ1900M(m)

左:Q1900-ITX・中:Q1900B-ITX・右:Q1900M(micro-ATX)

見ての通り、色、雰囲気はほとんど同じです。
写真を見て、分かる点は、Q1900のmicro-ATX使用のMでは、メモリが標準のDIMM形状であり、PCIe×16も付いています。MはボードがITXよりも大きい分、拡張的に優れています。特にITXという大きさにこだわりが無く、ケースも普通のミニタワーで使いたい、今、余っているATXのケースを使いたい!という人は、あえてITXにしなくても良いのではないでしょうか。

なぜなら、PCIe×16があれば、ビデオカードを追加させる事も出来るし、メモリも汎用型なので使い回しが出来るという点では有利です。セカンドマシンとして使用するなら、拡張性のあるQ1900Mを選ぶのも悪くはありません。

そして、Q1900-ITXとQ1900B-ITXとどこが違うのか?

◆違う箇所は・・・・・

①Q1900Bはグラフィックの出力が D-Sub, HDMI の2種類、Q1900-ITXは、D-Sub, DVI-D, HDMI の3種類。
②音声出力が、Bの場合には、5.1 チャンネル HD オーディオに対し、Q1900-ITXは、7.1 チャネル HD Audio
③Q1900Bにはレガイーポート(プリンターポート)が付いている。
④その他、メモリやビデオ出力は同じ。

◆アマゾン市場価格(参考までに・・・並び順は上記と同じです)

◆おやじの意見
基本性能は同じなので、あとは、価格と今持っている部品との兼ね合いでしょうか。
オンボードVGAではちと頼りないと思う人はMを選択すべきかと思うし、全てを新品で揃える(ケースからメモリ、HDDまで)なら価格重視で良いのかも知れません。将来的にLinuxサーバーにしたいという人は、Q1900Mのmicro-ATXはメモリの互換を考慮すると一番ありがたいボードかも知れません。

このBayTrailのCPUについては、CentOSをはじめ、Linuxのインストールが出来ないと言う情報もあります。LinuxがこのCPUやチップセットに適合するのも、それ程時間はかからないと思いますが、筆者の私も、Q1900については今後、夏休みの課題として購入を予定していますので、以後、色々な情報を提供していきたいと考えております。

また、皆様より、Q1900とLinuxについての情報を頂けると有難いです。
情報については、記事に反映していければいいなと思います。

今後とも、よろしくお願い致します。