どちらかと言うと、今まではLinuxというと余ったパソコンやサーバー用途に使われているケースが多く、デスクトップとして普通にインターネットを見たり、ワープロや表計算のOfficeソフトをメインに使用するにしても、VGAカードとか古いままだったりするので、最近のワイド画面には少し向いていなかったように思います。
最近は、E350にしろATOMにしろ、GeForceやRadeonがオンボードで付いているマザーボードも多くなりました。Linuxの場合には、このVGAが付いているか付いていないかで表示の美しさが全然違います。
サーバー用途であれば、GUIを使用しないので、どんなVGAカードでもOKですが、デスクトップとして使用するとなると、この二つのどちらかは欲しいところです。付いていない場合には、ほとんどvesaというLinuxの汎用ビデオドライバーが設定されますが、ワイド画面には対応しておらず、最高でも1280*1024が最大の大きさとなります。ノートパソコンなんかでは、1024*768とか(x40も)多いので、このvesaというドライバーで充分なんです。古い部品で組み立てられているパソコンでは、余った古いVGAカードでもGeForceやRadeonがあれば是非、取り付けて動かして欲しいと思います。
大きい横長のワイド画面では表示の美しさやフォントの文字の滲みの無い美しさって、Linuxでも欲しいですよね。
◆写真:CentOS-6.4 gnome (AMD-E350) WineでOffice97のアクセスを動作させる◆
◆写真:CentOS-6.4 gnome (AMD-E350) WineでOffice97のワードを動作させる◆
この写真は実際のgnomeの画面になります。
画面の大きさは、1920*1080です。
クリックして拡大してもらうとフォントやアイコン、色など確認できると思います。
~Wineに関しては、現在検討調査中です。(説明出きるようになったらご報告します)
やはりWindowsの代わりにするとしても、それなりにデスクトップを美しくして使って欲しいと思います。
ubuntuなどでは、結構RadeonやGeForceのドライバーを設定するのが楽ですが、CentOSやScientific-Linuxなどは、ちょっと面倒ですので、作業をする前に設定方法をいくつかのサイトで調べた上で行うようにしてください。
XPからどうしようかと悩んでいる人は、これだと、いじって楽しめると思います。
先日yumでupdateしたところ、CentOS-6,5(Final)になってました。
エラー的には起動後にcompizとRhythmboxにエラー表示がありましたが、以後出ていません。現在CentOS-6.4でお使いの方は、# yum updateをすると自動的に6.5の仕様になる可能性が高いので注意して欲しいと思います。とりあえず、エラーも無く、元気な状態であれば、そのまま維持するのも悪くはないはずです。
パソコン同様、全てが最新で無くても全然OKです。