wine –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 112019
 

引っ越して1年が経過しました。
私のPC環境もだいぶ変わりました。
それはデスクトップパソコンを置くスペースが無いことです。

今では旗艦であったデスクトップは押入れの中にいます。

代わりに今の旗艦はダイナブックのノートパソコンです。
core-i7でメモリも6GB、540GBのSSDにしたので申し分の無い速さです。今はwindows10で使用していますが、このPCもそのうちLinuxがインストールされる事になろうかと思います。

仕事用にofficeが入ったwindows機は必ず1台は必要ですし、家の家内が時たま使うPCとしても必要です。

そして押入れの中には私が大事にしてきたIBMのThinkpad X40がまだいました。
今の状態は、kona-linux,Blackがインストールされています。

X40の性能はご承知の通りwindowsXP時代のLegacy的なPCです。
pentium-M1.2GHz,memory1.5GB,kingspecSSD32GBという品物。
遅いHDDから遅いSSDになったところが少しましな感じでしょうか。

このPCにLinux-BEANを入れる事にしました。
kona-linuxは仕事先でBlackjack4.0を入れたので、もっと軽くする作戦です。

インストールはUSBで充分です。
BEANの良い所は、最初からWINEが入っているところでしょうか。
古いOffice2003もインストールする事にします。

起動は速いです。
BIOSが消えてから20秒前後で起動するし、シャットダウンも5秒程です。

動作確認ですが、FireFoxでヤフーを見るのは全然問題ありません。
写真点数が多いページであると全部ダウンロードが終わるまで時間がかかります。
しかし、この間も固まっているような様子は無くちゃんと動作しています。

Conkyでアイドリング時の確認をすると・・・・
CPU 2% memory 1.5GB中320MB使用、SSD32GB中office2003personalを入れた状態で6.2GB使用です。FireFoxを起動させるとmemoryが424MBの使用している状態です。

x40のキーボードは本当に使い易いので文章作成にはもって来いですよね。
画面も最近の横長よりも書類を作るのには四角画面の方がレイアウトもやり易い。
全体が見渡せる感じがいいですね。

office2003ですが、play on Linuxからインストールをするとすんなり出来ました。
問題としては、入力中の文字が表示されないという点です。
文字変換するのにスペースキーを押すと候補が出て選択してエンターを押すと文字が入る。
IMEの関係なのかどうか、これは今後の修正課題ですね。

最初からワードやエクセルを使うよりも、出来上がっているファイルの修正等できれば充分ですし、最初から文章を作る場合にはテキストエディターで文章作成してから張りコペすればOKです。

緊急用のofficeです。

他にはsambaを設定して他のPCとファイルのやり取りが出来るようにしておきました。
ネット接続はWiFi接続です。古い機種なのにちゃんと動作しています。

この小ささでキーボードが使い安い、こんなPCなかなかありません。
もう少し頑張って働いてもらおうと思っております。

この頃のIBMのPCは本当に良く出来ている。
レノボになってから怪しくなってしまいましたね。

しかし、このx40の後の後継機x61を中古で買うかどうか悩んでいます。
x61であればcore2duoなので、そこそこ速いし、まだ現役で使えそうです。

やばい!!

また物欲のオーラが全開となりそうです。

12月 062013
 

どちらかと言うと、今まではLinuxというと余ったパソコンやサーバー用途に使われているケースが多く、デスクトップとして普通にインターネットを見たり、ワープロや表計算のOfficeソフトをメインに使用するにしても、VGAカードとか古いままだったりするので、最近のワイド画面には少し向いていなかったように思います。

最近は、E350にしろATOMにしろ、GeForceやRadeonがオンボードで付いているマザーボードも多くなりました。Linuxの場合には、このVGAが付いているか付いていないかで表示の美しさが全然違います。

サーバー用途であれば、GUIを使用しないので、どんなVGAカードでもOKですが、デスクトップとして使用するとなると、この二つのどちらかは欲しいところです。付いていない場合には、ほとんどvesaというLinuxの汎用ビデオドライバーが設定されますが、ワイド画面には対応しておらず、最高でも1280*1024が最大の大きさとなります。ノートパソコンなんかでは、1024*768とか(x40も)多いので、このvesaというドライバーで充分なんです。古い部品で組み立てられているパソコンでは、余った古いVGAカードでもGeForceやRadeonがあれば是非、取り付けて動かして欲しいと思います。

大きい横長のワイド画面では表示の美しさやフォントの文字の滲みの無い美しさって、Linuxでも欲しいですよね。

access◆写真:CentOS-6.4 gnome (AMD-E350) WineでOffice97のアクセスを動作させる◆

word◆写真:CentOS-6.4 gnome (AMD-E350) WineでOffice97のワードを動作させる◆

この写真は実際のgnomeの画面になります。
画面の大きさは、1920*1080です。
クリックして拡大してもらうとフォントやアイコン、色など確認できると思います。
~Wineに関しては、現在検討調査中です。(説明出きるようになったらご報告します)

やはりWindowsの代わりにするとしても、それなりにデスクトップを美しくして使って欲しいと思います。
ubuntuなどでは、結構RadeonやGeForceのドライバーを設定するのが楽ですが、CentOSやScientific-Linuxなどは、ちょっと面倒ですので、作業をする前に設定方法をいくつかのサイトで調べた上で行うようにしてください。

XPからどうしようかと悩んでいる人は、これだと、いじって楽しめると思います。

先日yumでupdateしたところ、CentOS-6,5(Final)になってました。

エラー的には起動後にcompizとRhythmboxにエラー表示がありましたが、以後出ていません。現在CentOS-6.4でお使いの方は、# yum updateをすると自動的に6.5の仕様になる可能性が高いので注意して欲しいと思います。とりあえず、エラーも無く、元気な状態であれば、そのまま維持するのも悪くはないはずです。

パソコン同様、全てが最新で無くても全然OKです。

11月 262013
 

ニュースでXPの買い替え特需なんて騒いでいますが、こんな景気で特需なんてあるのかと思っています。社会では賃金が上がる事を前提に消費税も上がる予定です。皆さんは給料上がりました?上がらない人が大多数ならば消費税の増税も停止して欲しいものです。福祉のために金を使うと言っておきながら何に使うかも分かりませんし、若い人達が貧乏で就職難に喘いでいる中で、福祉、福祉ってどうなんでしょう。今の高齢者って、色々な面で恩恵を受けているのではないでしょうか。先の無い人よりもこれからの人にお金を使うのもありではないでしょうか。

XPをお使いの方はどうしようか?お悩みですよね。
一番は新しいPCを買えば良い訳ですが・・・。この景気じゃぁね。
私なんてこの数年、すべて新品の部品でパソコンを組み立てた事ないですよ。
それも、これもLinuxのお陰なんですかね。

というのは、Windowsだと、設定が終わればいじるところが無いので、VGAを速い物に替えたり、HDをSSDにするとか、ソフト的な事よりもハード的な行為が優先されますよね。

その点、Linuxは奥が深いというか、ハードには優しいし、Windowsの視点からするとダメダメ部品でもサーバーとして使えて、その上ネットワークの知識からターミナル(端末)を扱うコマンドやら覚えられるという楽しさがあります。自分でセッティングして繋がった時の嬉しさは、Windowsと比較にならないほどの達成感があります。

「俺はWindowsは良く知っているし、使えるからLinuxなんてちょろいもんだよ」と言う人ほど使えません。

今まで会社などでこういう輩、沢山見てきましたが、口だけですな。

「だからWindowsしか触れないんだろ!」って言ってあげます。

◎Windows < Linux (Linuxが使える人は、Windowsも使える)
◎Windows > Linux(Windowsが使える人は、Linuxが使える)

どう見ても、上が正しく、下の方は今まで見たことありません。

これからXPマシンにLinuxを入れてみようと考えている人は、真剣に取り組んで欲しいと思います。覚えた事は、これからのパソコン生活の中で(仕事を含め)生かされると思います。MicroSoftのWindowsだって、今は世界標準みたいなOSとなっていますが、今後はどうなるかなんて分かりませんし、Linuxでゲームが作られたり、新しいハードの認識が良くなったりすれば、無償という形式であることの有利さで、世界標準OSが入れ替わるかも知れません。なんたって、あのNASAでさえ、Linux使っている(Debian)ですからね。

そうなると、また色々と問題や障害があるとは思いますが、特に若い人達にはWindowsだけでは無く、Linuxも覚えて役立てて欲しい。

最初は扱いにくいのは当たり前。
だって無料で使えるOSなんですから。
そのハードルを越えた人だけが許される世界。

家はXPが終了したら、全Linux化をするかも知れん。

その時のために、Linux上でWindowsソフトが使える、WINEをセットする事にします。