燃料フィルター –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 032022
 

バリオス(Ⅰ型)に乗っている人にお聞きしたいのですが・・・・

Q1.最初は気持ち良く走行出来ていても急に調子悪くなる事がありませんか?

Q2.そのバリオスには燃料フィルターを取り付けていますか?

この2点です。

Q1にあると答えた方、そしてQ2もはいと答えた方は以後、その調子悪い症状は直りましたか?

私のバリオスも下道では調子が良いが高速を走行すると途中でエンジンが吹けなくなるような現象が起きて、エンジンが止まる時もありました。

きっとバリオスⅡでもあるある現象だと思います。

私の場合には、この現象を修復する事が出来ました。

・一般道では調子が良い
・高速道路を走行すると調子がおかしくなる
・燃料フィルターを取り付けている

一般道で調子が良いと言うのは、高速道路と違ってエンジンが連続で高回転で回っている訳ではないと思いました。

キャブや電装系の問題でありません。

高速道路を連続走行するのにエンジンへ供給される燃料が不足していたからです。

問題は2つありました。

・燃料フィルターが付いている
・燃料フィルターを取り付けるためキャブまでの配管が長い状態になっている

という事です。

一般道ではあまり高回転でエンジンを回す事が無いので燃料は足りているが、高速ではエンジンが8000回転~回っている状態になり燃料が不足気味になり吹き上がりが悪くなると同時にエンジンが停止する事になる。

ご承知の如く、バリオスは燃料タンクからキャブレターまで燃料を送る方法として負圧を使っている。

この負圧は燃料を吸い込むために空気を吸っている状態である。

途中に燃料フィルターもあり配管が長ければ障害になってしまう。
勿論、負圧ホースの劣化という問題もあるだろう。

これを改善するために行った事は・・・・

・普段は燃料フィルターを取り付けておき高速を利用する時には外す。
・燃料フィルターからのキャブまでの配管を極力短くする。

この2点で解消されると思います。

私は殆ど高速を使わない乗り方をしていますが、高速をよく使う人は燃料フィルターを取り付けない方が賢明かと思います。

燃料フィルターの中に空気がはいっているのも負圧にはあまり都合がよくありません。

燃料ホースを2種類(燃料フィルター付き・なしのホースのみ)を持っておけば良いのではないでしょうか。

ホースだけなら埃が付かないようにビニール袋に入れてシート下に入れておけば、急に高速道路を使う場合にも対応が可能です。
(交換は簡単なので・・)

これで高回転を維持しても燃料不足に陥る事はありません。

無駄にキャブの問題だと思わないようして欲しい。

問題となるのは燃料タンクです。
フィルターを取り付けなくてもいいように錆を発生させない事が大事かと思います。

4月 072020
 

先週の土曜日に久しぶりにバイクに乗りました。

バイクは赤いバリオスで形式的にはA型-2になります。
最終の45ps仕様のバイクです。

一般道ではすこぶる調子がいい。

信号で止まってもエンジンがストールする事もなく、安定している。
時速50.60Kmでは全然問題は無い。

これは一日250kmを一般道で走行しても変わらない調子の良さです。

しかし、問題がありました。

高速道路を走っている最中に何となく違和感がありました。

エンジンが吹き上がらない。

以前、ガソリンタンクの錆び気にして、燃料ホースの途中に金属のフィルターを取り付けていました。

このフィルターの位置(キャブレターよりも低い位置、そして取り回しが長かった)の問題で高回転で連続走行をしていると燃料が不足し、吹き上がらないという現象がありました。

これはホース等を短くし、フィルターの位置を調整して克服しました。

しかし、今回の吹き上がらないのは、ストールしているというよりも、プラグが被ってしまって吹き上がらない感覚です。

丁度、高速道路を80Kmでゆっくり連続走行を10分ほどしている時の事です。

同じアクセルを維持しているのに、段々とスピードが落ちてくる。
ちょっと吹かして車速を戻そうとするがエンジン回転が上がらない。

2速ほどギアを落として、12,000回転~13,000回転までエンジンを回してみると、最初はもたついたが、エンジンが吹き上がった。

以降はまた調子良く走る。

ゆっくりと70.80Kmで連続走行をしているとプラグが被ってしまっているようだ。

まぁ、高回転型エンジンでは良くある事ではあるが、この対処を知っていないと高速道路で焦る展開となってしまう。

ゆっくり高速で走行したら、時々わざと高回転まで回してやる必要がある。
逆に10,000回転以上を維持していた方が調子が良いのかも知れない。

2サイクルのRZなどではゆっくり走っているとプラグが被る現象があったが、バリオスでもそうなるとは思ってもみなかった。

まぁ、プラグも1年以上使っているし、このプラグ自身にも経年劣化があるのかも知れない。ただ、プラグはきれいにキツネ色に焼けていた。

一般道だけでなく、時々高速道路も走行してバイクの調子を確認する事も大事であると思った。
一度、高速走行するとキャブレターの小さな詰まりもカーボンも落ちて、すこぶる安定したアイドリングになる。

高速に乗る前にフューエルワンを入れてから高回転を回してあげると効果は高いのではないか。

ちょっと不安定なバリオスや4気筒バイクの方はお試しあれ!