J2900 –          おやじdemo_CentOSを使う
9月 222014
 

ASRockから、Quad-core pentium搭載のMBが発売されました。
このCPUは、デスクトップ向け省電力プロセッサ、Bay Trail-D最上位のPentium J2900(4コア/定格2.41GHz/TB時2.66GHz/L2キャッシュ2MB/TDP10W)を搭載するマザーボードでITXだけではなく、Q2900Mという型番でMicro-ATXも同時に発売されます。両者の違いは、メモリがMは普通のDDR3、ITXがSO-DIMMになっています。使い方と余っているメモリと相談をしてみたらいかがでしょうか。

Qコアの2.4GHzであれば、大体の作業はスムーズにストレス無く使えますね。
Q1900は最近のMBでは値段、性能と優秀な一品でしたが、今回Q2900が発売された事によって、選択肢が増えた事はとても良い事だと思います。ASRockは本当に新しいMBを出すタイミングも早いし、頑張っていると思います。しかし、他のメーカーはやる気無いのでしょうかねぇ。

Q2900-ITX(m) ◆仕様
Intel® Quad-Core Pentium® Processor J2900

  1. All Solid Capacitor design
  2. Supports DDR3 1333 memory, 2 SO-DIMM slots
  3. 1 PCIe 2.0 x1, 1 mini-PCIe
  4. Graphics Output Options : D-Sub, DVI-D, HDMI
  5. Built-in Intel® 7th generation (Gen 7) graphics, DirectX 11.0, Pixel Shader 5.0
  6. 7.1 CH HD Audio with Content Protection (Realtek ALC892 Audio Codec)
  7. 2 SATA3, 2 SATA2, 4 USB 3.0 (2 Front, 2 Rear), 4 USB 2.0 (2 Front, 2 Rear)
  8. 1 x Print Port Header, 1 x COM Port Header
  9. Supports ASRock Cloud, APP Shop, Full Spike ProtectionASO

前に「これからのPCは省電力のMini-ITXは主流になる」と記事に書きましたが、消費電力も少なく、小型で組立ても楽、ハードな使い方は無理としても、普段使用する作業には全然問題にならない性能のボードが今後も登場してくれる事を期待しています。ITXだから、遅くてもよいという事ではなく、省エネのITXだからこそ、使えるMBにして欲しいと思います。

6月 122014
 

ECSからBay Trail-Dで最上位のPentium J2900を搭載したmini-ITXが発売されました。CPUはクアッドコアで、ベースクロックは2.41GHz、Burst時は2.66GHzとなります。TDPは10W、もちろんファンレスです。

◆詳細のページは → TDP 10W/4コアのPentiumを搭載したMini-ITXマザーが発売

ecs_bat1ecs_bat2ecs_bat3

外見的には、ECSらしい質実剛健の古風なヒートシンクというところでしょうか。ASUSのように金色ではありませんし、これはGAROで言えば「銀狼」ZERO仕様と言う事にしましょう。えっ?GAROは「学生街の喫茶店」?それはおやじ的には分かりますが、古いフォークグループです。GAROは黄金騎士の「牙狼」の事です。(分からないという人がいたので写真を掲載する事にしました)

ZEROはこんな感じで鎧が銀色で二刀流です。お馬さんも銀色です。

zero1zero2

そしてCPUは昔の名前で出ていますPentiumです。
Core2辺りから何故かPentiumという名称が中途半端なCPUの代名詞になっているように思えます。Celeronより値段は高い、i3やi5よりも性能が低く、Celeronのニッチ的な周波数とスレッドになります。intel的には、登録商標を残すだけのような物と思っていましたが、まさかmini-ITXで復活するとは思っていませんでした。

多分、皆さんもそう思っていませんか?

なぜ私がGAROで例えると銀狼(ZERO)にしたのか?その理由は以下の通りです。
ECSらしい製品と言えば製品なんですが、SOーDIMMのスロットが1つだったり、SATA3GBが2つだったりと、なぜが補機類というか仕様を安くしている?せめて、メモリスロットは2基で16GBまではサポートして欲しいですし、SSDを取り付ける事も考慮して欲しかったように思います。対応OSはWindows 7/8/8.1(64bit)と言うことです。ちょっとした機能の一部が性能の一番良いCPUを殺してしまっているように思いました。このクアッドコアで4スレッド性能であれば上記の仕様があって生きてくるように思えてなりません。

うぅ~おしい。やはり黄金騎士にはなれないのか。

市場価格は15,000円前後のようです。
高いとみるか安いとみるか・・・・。

BayTrailのPentiumであなたはGoGo!しますか?