samba – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 072021
 

3月の年度末から4月に入り非常に忙しい日々が続きました。

会議あり、来期の計画あり、予算ありで書類を作り資料として会議で使いました。
資料を作るのは良いが、印刷して帳合してホッチキスで留める作業は面倒です。

でも、よくよく考えると私のような還暦過ぎのおやじには手先を動かす作業となるので、暇でスマホを動かしているよりは良いのかなと思っております。

さて、久しぶりにサーバー制作の依頼が関連会社より来ました。

現在、リースで入れているwindowsサーバーがリースアップをするので、新しくサーバーを作って欲しいとのこと。

要望としては・・・・・・

・写真の保存が多いのでディスクは大きな物が欲しい。
・リースしていたサーバー本体が大きかったので小さく出来ないか?
・予算としては10万円未満(資産とならないように)

という事です。

一番、きびしいのは予算の10万円でしょうか。

何のマザーボード、CPUを使うか、ディスクは何基必要なのか?
色々、聞き取り調査をしなくてはなりませんでした。

大体、要望を言う人は細かい事を考えていないで言うので、実際に面当向かって話をすると「何でもいい」という結果になる。

安く仕上げるには、ATOMやセレロン等の安いCPUを使う事になりそうだ。

mini-ITX市場も、ここ数年間は需要が無いようで進化した様子も無い上に、ボード自体があまり販売されていない。

このmini-ITXのボードがあれば安価にサーバーを作れるのだが・・・・。
CPUオンボードや安いAPUもめっきり無くなった。

仕方無いので、店舗を回って市場調査に出てみることにした。

店屋にはマザーボード自体あまり在庫を置いていない。
置いてある物だけしか無いようである。

店の隅に人箱だけ気になるシールが貼ってあるボードを発見した。

ASRock A520M-HDV とCPU RYZEN3 pro4350Gが付いている。
CPUはもちろんバルク品であるが、セットで16,000円だった。
たった一つの投げ売り商品でしょうか。

しかし、腐ってもRyzenですよ。

Ryzen3は4コア、8スレッドのCPUである。
VGAがRadeionですし。

どう考えてもATOMやセレロンPentiumよりは格上で速いでしょう。
それなのにMBとCPUがセットで16,000円なら安いではないか。

HDDが6TB、東芝製品がバルクで11,500円、これが2個で12TB。
ケースがSilverStone製品で7,000円のミドルタワー(側面がガラス)
何と、安いケースなのに前後に冷却ファンが付いてます。

電源はThermaltakeの550Wで7,500円、CPUファンがSilverStone製のKR03で3,500円。
メモリはTeam-Group Elite DDR4 2666 4GB×2=8GB

物自体は合計で7万円以下で済みました。
サーバーだから、キーボードやマウスは買っていません。

OSは勿論、Linuxです。
久しぶりにLinux-MINT20.04をインストールする事にしました。

組み立て時間は3時間ほどでした。

新しい製品だけあって、CPUファンも取付簡単ですし、MBの配線も楽ちんです。

しかし、前から変わっていない面倒な事が未だにありました。
それは、HDDランプとかパワースイッチとか、パワーランプ等の配線です。

もうおやじなのでピンの位置の遠近感が無いので上手く差せないんですよ。
これ、規格を決めてUSBみたいなソケット型に出来ないのでしょうか。
小さい癖に電気のプラス、マイナスがあるんですよね。

インストールしている時間もCPUのお陰なのか非常に高速で完了!
SSHやSanba設定、もう一つのHDDの追加をfstabに書き込みマウントさせる作業も完了!

12TBのRyzenファイルサーバーが7万円以下で作れるなら最高ではないですか。

windows10から見たら、Linuxもwindowsも分かりませんよ。

しかし、ファイルサーバーという機能だけでRyzenを使うのはもったいないようにも感じる。

やっぱり安いCPUオンボード製品が進化して欲しいと思っている。

1月 072020
 

いつ雨や雪が降ってもおかしくない天気です。

お正月は良い天気が続きましたが、仕事が始まってからは天気がいまいちです。
これは皆さんの気持ちを現してしいるのでしょう。

さて、今日は会社のサーバーについてです。

サーバーは私が設置したLinuxのSambaサーバーです。

動かしているサービスはSambaだけではなく、Apacheも動かしており、内部連絡用のCGI掲示板も動かしております。

最初は使い方が分からなかった社員さんも慣れて今は普通に使えるようになっています。

仕事別に2台のLinuxサーバーを設置してあり、1台がCentOS、もう1台がLinux-mintのOSを使っています。どちらもCUIで使用しています。

最初は余っていたPCをWindowsからLinuxに入替て、ハードディスクもそのまま古い物を使っていましたが、今は新しく増設した2TBのディスクがおのおの付いています。

古いシステム用のディスクが最近は心配で、いつ交換するか悩んでいます。
(システム用のディスクが死んだとしても良いように別のディスクを追加してある)

ディスク自体にはエラーも無く、頻繁に掃除もしているので温度管理も出来ているつもりです。

ハードディスクの場合には、新しいから安全という事は無く、調子の良くない新しいディスクも存在する訳で、データを入れているディスクが新しいから大丈夫とは思わないようにしています。

そこでこの2台のサーバーに保管してあるデータをどうやってバックアップを取っておくのが良い方法なのか考えていました。

上司に話をすれば、「DVDで焼いておけば!」と簡単に言うでしょう。
それは、自分自身が作業しないから言える言葉ですよ。

長期保管前提であればそれでも良いのですが、容量が2台分合わせて4TBの内300GB程を使用しているので、これをDVDに焼いていたら時間とメディアの無駄のように思いませんか?ブルーレイならまだしも普通のDVDであれば大変な作業ですよ。

そこで考えたのは2つの方法です。

その1・・・外付けHDDを買ってバックアップする。
その2・・・余っているノートPCにLinuxを入れてバックアップを取る。

外付けHDDは買っても1.2万円で充分な容量が買えます。
しかし、余っているノートPCならお金を掛けずにバックアップが取れる。

無駄に機器を買う必要性が無いですよ。
ノートPCをバックアップ取る時だけ電源を入れれば良いんです。
常時稼働では無いのでHDDも傷みは少ないだろう。

災害用の備蓄品と同じ、何かあった時のためのバックアップです。

形はともかく、何かあった場合のためにお金を掛けずに工夫して保存しましょう。

ちなみに今回バックアップ用にしたノートPCのスペックは以下のとおりです。

1.CPU  Pentium dualcore 2.4GHz
2.Mem  4GB
3.HDD  750GB
4.OS  CentOS6.10 x86_64

インストールから始めてネットワーク接続、Samba設定、データ移動まで行い、所要時間は5.5時間程でした。

まぁ、ちょっと安心しました。

9月 182017
 

久しぶりのノートパソコン改造作戦でした。

これと言って改造という改造ではありませんが、SANDISKのSSD120GBとメモリを増設した程度でLinux-MINTをインストールしてみてどう動くか?という事です。

簡単な作業なので、1時間で改造完了し、2時間でインストール完了、その後、Linuxの個人設定などを1時間程度やらかして、合計4時間の作業となりました。

そして、結果ですが・・・・

一言、「普通に使えます!」

私もびっくりでした。

起動もそこそこ(デスクトップのHDDよりも速いかも)だし、動画も見れます。
カクカクもしないし、Firefoxの起動も速いです。
終了も1秒で電源切れますよ。

このマシンのCPUはCeleron-M520だよね?たかが1.6GHzのCPUですよ。
その上、Radeonも付いている。

家のネットワークに繋げて、samabaでファイル共有設定をしてみましたが、すんなり接続です。
SSHでwindows機からの操作も大丈夫です。

可も無く不可もなく、普通に使えるノートパソコンとなりました。

このVersaProですが、筐体が黒のプラスティックで出来ているので、ビジネスモデルなのかも知れませんね。装飾に無駄が全くないという感じですか。

せめてSDカードスロットぐらいノートパソコンなので付けてくれても良いように思います。
不要なカードスロットはあるんだよな。

今時、カードスロットなんて使わんでしょう。
それよりもカメラやビデオで使うSDカードぐらい付けるべきでしょう。

文句を言っても仕方ありませんが・・・。

さてさて、ここまできたら、このCeleron-Mを換装するしかなくなってきました。

調べたところ、このCeleron-MはSoket-Mである。
上手くいけば、Core2Duoが乗る。

現在1.6GHzであるので、そのソケット形状とBIOSが合えば上位のCPUに換装が出来る可能性がある。

閃いたのは、Core2のモバイル用の、T5600、T7200あたりのCPUである。
この頃のCPUはSoket-PとSoket-Mが混在しており、FSBも800と667とある。

どうせ換装するなら周波数として、2GHzは欲しい。
そうなると、Core2Duo T7200しかない。

このCPUが乗れば、もう少しパソコンとして使える期間が延長できるような気がする。

と言っている間にヤフオクでT7200をポチってしまった!!
・・・600円程度だけどね。

CPUが届くのを待って、換装してみる事にします。