家庭内 –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 132014
 

ここで私もそうですが、XPを止めてwindows7やwindows8にする人は多いはずです。
自作派の方であれば、もう処理が済んでいるか、もうやる事は決めていると思います。

一般の方であれば、古いPCは買い換えるというスタイルです。
使い慣れたOSやofficeXPなどとお別れになります。ドナドナですね。(T_T)

一般の人でも最低限データの移行は必要になりますが、そのやり方が分からない人が多いのではないでしょうか。データと言っても、自分で作った書類からダウンロードした音楽、お気に入りのサイトです。今はUSBメモリも大きな容量で安いので、ひとつ用意して、そちらにコピーして移すのが一番簡単な方法です。自分で作ったワープロ、エクセルのファイルはマイドキに入れてあるとか、デスクトップに出し放しとか、それをUSBメモリに移動させて、新しいPCが来たら、自分のホルダーに移せば良いわけです。SDカードとかお持ちであれば、最悪そちらに移してもOKです。(ただし、新しいPCにSDカードを読み込むスロットがあるか確認してください)

今回、私もXPからwindows7にするに当たって、CPUを交換したり、SSDを購入したりと多少のバージョンアップをしました。そのまま使っても良かったのですが、これからまた数年間安定した状態で使いたい、というよりも使わなくてはならないので、ここは部品代にケチって後々、出費するよりも気持ち良く新しいOSが使えるようにしました。

普段はCentOSやScientific-Linuxばかりで、ことPCパーツに関しては中古でも何でも構わないという気持ちが強かったのですが、このOSにすると物欲というか、どうせならこうしたい!というスピードを求めるような気持ちになってくる気がします。それは、windowsというOS自体が最新パーツや最新機器ではないと、その新しい仕組みや機能などの恩恵が受けられないからです。本当は、そこまでしなくても使える設定ができると思いますが、PCメーカーや販売店、関係している部品メーカーなどが恩恵を受けるような仕組みになっているので一般人はそれを受け入れざる負えません。

そうする事によって、パソコン・周辺機器会社も潤い、新しい機器も増える事に繋がってくると思いますが、まだまだ使えるパーツを自ら駄目出しをしているような感じです。今回は息子のPCを同時に作る作業もあったので、自分の余ったパーツはうまくそちらで使えるような形にしましたが、もし私のPCだけだったらまだまだ使えるパーツを捨てるようになってしまいます。

Linux自体は、最新の機器に対応するのは難しいので、1.2世代前のパーツを使って組む方がさほど難しくなくインストールが済みますし、ドライバーも修正されていて安定しているはずです。

◎windowsは最新機器や最新パーツを要求するOS
◎Linuxは2.3世代前の機器やパーツを要求するOS であるという事。

ですから、XPマシンは捨てずに、Linuxを入れると比較的安定して使えるマシンになると思います。
そして新しいwindowsマシンとネットワークで接続して、sambaでファイル共有して楽しめるマシンとして生かして欲しいと思っています。

11月 032013
 

このブログもWordPressで作っていますが、時々、サイトのメンテというか、細かいところ、気になるところを修正したり、スタイルの一部を替えたりするのにスタイルシートをいじる事になるんですが、CSSをそのままいじってしまうと、スタイルが崩れてしまい見にくくなる場合があります。直にこのCSSファイルを触っていると、ブログを見にきてくれた方々にご迷惑をお掛けすることになります。

CSSファイルを直接触るのは良くないと言うことで、セカンドマシンのE350(CentOS-6.4 x86_64)に急遽、ApacheとPHPのセッティングを施して、このサイトのSQLのデータをバックアップして、疑似テストサイトを作りました。

まぁ、これはLocal-Host設定なので、外部とは繋がっておらず、家庭内LAN環境だけ動作するものです。

httpd設定やPHPのインストール、MySQLの設定など、2.30分で完了です。
後は、WordPressをwgetで入手して、config設定でSQLと連携させれば、ほぼ出来上がりです。
普段はXでデスクトップとして使用していますので、使わない時はhttpd,mysqlなどサービスを停止しておいた方がE350には優しいかも知れません。テスト環境があると色々便利に使えて良いと思います。最近ではubuntuを使っているユーザーさんも多いので、Apacheの設定など、試しにやられてみてはいかがでしょうか。

家庭内のサイトの構築では、必ずhost設定をしておかないと、サイトの表示がおかしくなるので注意が必要です。

端末から、# vi /etc/hosts と打ち、IPアドレスとhost名を書き込んでください。
例えば・・・・

192.168.1.1 gateway (これはルーター)
192.168.1.2 test,hogehoge.net (これがテスト用サーバー)
192.168.1.3 windows7.hogehoge.net(SSHで繋げられる他のPC)※hogehogeは自分の環境に

この件の詳細は家庭内ネットワークでドメイン名を使用するには”を見てください。

ネットワークに詳しくない方は、ルーターが勝手にIPアドレスをパソコンに割り当てている場合(DHCP)があるので、そのDHCPを止めて、手動でIPアドレスを割り当てた方が安心できます。というのもDHCPを使うとIPが自動で割り振られるので、前回繋がったIPと違うIPが割り当てられたりする場合もあるので、host設定する場合にはDHCPは止めて手動で設定しておいた方が良いと思います。詳しくはお持ちのルーター説明書を良く読んで自分の環境に見合った設定をして欲しいと思います。

これで、もしATOMサーバーが逝かれてもE350ですぐに復旧が可能となりました。
なぜか、E350の方がATOMより静かなんだよね〜
E350は消費電力17Wなんで電気代も安いもんです。
AMD-C60とか遅いかも知れませんが、こういう使い方には多分最適なAPUかも知れません。

3月 022013
 

今日は仕事も休みで一日何をしようか?考えていました。
最近は、サーバーの設定などはしていませんが、X40やCore2に変えたXPを含め、家の中のネットワークを作り直しました。

作り直すというのは、線を引き直すとか、そういう事ではなく、host設定を統一して、IPアドレスではなく、家庭内ドメイン名で繋がるようにという設定です。
家にDNSサーバーがあれば、このサーバー1台にすべて繋げているPCのIPアドレスと家庭内ドメイン名、グローバルドメイン名など書き込んでおけば、問題ありませんが、家のサーバーであるATOM510にこの機能を必要とするか?と考えると不要なんです。それは固定IPではないからです。(ダイナミックDNS)
まぁ、内側DNSっていうのもありますが・・・。

外部向けのサーバーが無くても、家庭内LAN環境でIPアドレスではなく、家庭内ドメイン名で繋がる方がカッコいいです。

そこで、家庭内LANのPCすべてhost名を統一させて、家庭内ドメイン名で繋がるようにします。私の家ではLinuxマシンが3台(CentOSx64/Scientific Linux64/ubuntux64amd)とWindowsXPが2台(Core2-E6600/Pentium43.4)とノートPC2台(Thinkpad x40/hp 6710b)すべてがhost設定してあるので、家庭内ドメイン名ですべてが繋がります。

■Linuxの場合
# vi /etc/hosts を開いて以下のように追記します。(ドメイン名のhogehoge.netは仮定です)

192.168.1.1  gateway(ルータ)
192.168.1.2  win1.hogehoge.net
192.168.1.3  win-note.hogehoge.net
192.168.1.4  centos.hogehoge.net
192.168.1.5  win7.hogehoge.net
192.168.1.6  ubuntu.hogehoge.net

~書き終わったら、保存します。

:wq [enter]

※ローカルIPは自分の環境に合わせてください。hogehoge.netは家庭内ドメインです。

■Windowsの場合
※メモ帳などのテキストエディターでhostsファイルに追記します。
場所は C>windows>system32>drivers>etc>hosts
このhostsファイルにLinuxと同じように追記して保存をします。

■台数が多い場合にも必ずIPと家庭内ドメインが一致するようにしてください。
■DHCPの場合には固定IPにした方が設定し易いと思います。

上記を設定すると、SSHで家庭内サーバーに接続するのも、仮定ドメイン名で接続が可能になります。特にWEB関係のソフトを動かす際にはIPアドレス接続だと設定がしにくい場合がありますので、とても有効だと思います。

特にLinuxとWindowsが混在している家庭内LANであると、とても便利だと思います。