コスト削減 –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 012014
 

家では古い、とても古いEPSONのPM670Cというインクジェットプリンターを使用しています。
最近では、印刷しても、字が擦れて見えない、何回もクリーニングしないと普通に印字しないという末期症状を迎えております。

このインク型プリンターですが、良く使う人はインク代のコストが高く付くし、あまり使わない人は調子が悪い(クリーニングしないときれいに印刷されない)など機械的に?と思うところがあります。私の場合にはヘッドを取り外して水洗いをしたりして延命処置を施してみましたが、やはり一時的なもので、時間が経過すると、印字されない、滲んで汚いという状態になっています。

この古いプリンターなんで、接続もUSBやネットワークではなく、パラレル接続しかありません。
今のマザーボードでパラレルが付いているボードなんて少ないし、現在では家のサーバーであるATOMに繋げてCUPSを使い各PCから印刷出来るような設定にしてあります。CUPSだとブラウザでプリンターの様子や状態が見れるのでとても便利な仕組みだと思います。

そろそろプリンターの交換時期か。
そう思い、色々調べてみました。
一番、欲しいのはレーザープリンターです。
印字もきれいだし、速い、滲まない、欲しいテキストが直ぐに印刷できる。
メーカーで言うと、Canon、EPSON、NEC、Brotherでしょうか。
事務所で使用するのではないので、A4で、小型のプリンターが最適です。

そんな事でAMAZONで価格調査してみました。
あまぞ~ん ちぇ~っく!!

A4のモノクロレーザーで7400円からあります。
インクジェットのインクを各色購入しても3.4000円かかりますよね。
大体、2回分のインク代金で本体が購入できる事になります。

そして、NECのMultiWriter 5600C PR-L5600C なんてカラーレーザーですよ。
それで9480円???
トナー代は高いかも知れませんが、その分印刷出来る枚数が違います。
それに、あまり使用しなくても壊れにくい、目詰まりしないという事です。

写真など印刷される事が多い人はカラーレザーで、テキストなど印刷が多い人はモノクロレーザーがよろしいのではないでしょうか。「お持ち帰りぃ~」しなくても重たい本体は配送してもらった方が楽チンです。これがあれば、今まで蓄積してあるサーバ設定のファイルが印刷できて、一冊のファイルに綴じる事ができる。

そう考えると早く欲しい。

インクジェットの調子の悪い方、コスト削減したい方、一発、どうですか。

私はNECを狙っております。

11月 212013
 

「全事務職員がLinuxデスクトップを使用している町役場」は実在する
(2006.5.10日経BP社記事)より一部引用です。

二宮町は栃木県にある人口約1万7000人の町。二宮尊徳ゆかりの町名と「いちご産出量日本一」で知られる。同町は、町役場の事務用パソコンのすべ て、約140台をLinuxに入れ替えるという前代未聞の挑戦を行っている。OSをLinuxにするだけでなく、オープンソースの OpenOffice.orgやFirefox、Thunderbirdでワープロ、Web、メールによる業務を行う。記者の知る限り、日本で例のない試 みだ。

同町が役場をあげてLinuxに移行することになったのは、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施した「自治体におけるオープンソース・ソフト ウエア活用に向けての導入実証」に参加したからだ。この事業は、オープンソース・ソフトウエアを自治体のデスクトップ機で使用する実現性と課題を明らかに するための実験である。同町は2月にLinuxへの移行を開始した。

この実験には二宮町のほか、北海道札幌市、沖縄県浦添市、大分県津久見市が参加している。しかし他の自治体は規模が大きいこともあるが一部部署への導入にとどまる。役場全体でLinuxデスクトップに移行するのは二宮町だけだ。 正確には、税務や住基ネットなどの端末として使用しているパソコンは既存のWindowsマシンを継続して使用するが、そのほかの事務用デスクトップ・パソコンは町長のものも含め、すべてLinuxに取り替える。

今の時代、Windowsが主流の事務処理の業務でオープンソースのLinuxをメインに行政が使ってるなんてすごいです。すごいというよりも、Linuxを導入しようと決めた方々の心意気というものを感じさせてくれる内容です。

バブルが弾けてからというもの経済的に落ち込み、どこの地域も税収が少なくなってきています。
昨日もちょこっと書きましたが、Windowsを使うコスト面では経費として多大なものがあると思います。
WindowsのOSとoffice、アンチウイルスソフトなどです。
それを全て無償のOSに切り替え、ソフトもopen-Office.orgを使用する。それも町長までです。

本当にこの判断って、とてつもない事かと皆さんも感じていると思います。

記事の中では、導入に関して、研修はたったの1日、以後のサポートは役所内にサポートセンターを置き、ソフトの扱いなどの手助けをする程度だったようです。職員の方々も多分、一度も触った事も無いOSでビックリしたかと思いますが、「老朽化したパソコンや古いソフトを買い換えるお金を、住民サービスに回せるのなら」という気持ちで取り組んだ事は非常に意味の有る事だと思います。

Linuxであればヴァージョンを選ぶ事によって、古いPCでも動作させる事が可能ですし、一番重要である、情報の漏洩という点においても役所の職員の方々が使う道具としても最適ではないですか。それに使っている内にLinuxを覚えてしまう。

記事の結論は・・・「結局は慣れの問題」

禁窓すればLinuxを使えるようになるのです。(禁窓とはWindowsを使わない略)
そのためにも、一家に1台Linuxマシンを作り、禁窓を2.3ヶ月すれば、普通に使えるという事になります。

そうです、「ペンギンさん、こんにちは!、窓さん、さようなら!」という合言葉となります。

大人の方々は無理としても、子供たちには両刀使いで触らせればすぐに覚えるし、Linuxが触れれば、Windowsは何も勉強しなくても普通に触れるのではないでしょうか?車で例えると、窓=オートマ ペンギン=ギア付き でしょう。やっぱ、楽しちゃいかんよ。特に若いうちは・・・。

そんな事で、みんなで禁窓重点キャンペーン!