sensors –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 282015
 

このところ自宅サーバーの話題が少ないですが、それはサーバーが普通に動作しているのでやる事が無いという事なんです。普通に安定して動作しているので、あえていじりたくないという感じです。

しかし、悩み事がひとつ。
排気用静穏ファンを付けていてもうるさく感じる点です。
ファンがうるさく感じるのはCPUファン(小型で回転が速い)のせいかも知れませんが、これを止める訳にはいかず、ファンを外してヒートシンクを付けるか?という事も検討しています。

CPUはオンボードのATOM510、ケースはキューブ型Mini-ITXです。

1年365日稼動していても、落ちる事は無く、10日~15日に一度再起動をかける程度です。
電気代も家の奥さんが文句を言って来ないレベルなので、大した事はないでしょう。

さて、このサーバーを静かにさせるためにはどうするか?

この時期なので、排気用静穏ファンを止めても大丈夫かなと考えていますが、これから春~夏となった場合は、いくらATOMでも心配ですよね。何よりも室温が高くなりますからね。

ファンは大きくなればなるほど、低速回転で音も静かになります。
逆に小さければ小さいほど、高回転でうるさくなります。
CPUやビデオカードに付いている小型ファンは耐久性も悪いように思います。

ケースの裏側のファン取り付け部分をぶった切って、大きなファンを取り付けられるようにするか?という手もあります。しかし、裏側はIOパネルがあるので、限度がある。ケース自体は電源150Wが付きで5000円程の安物ですので、鉄板は薄く切り易い。

しかし、その前に運用として、排気ファンを停止させて、CPUの温度をモニターすべきだな。
元々温度的には低いCPUなので大差なければ停止させる事にしよう。
ぶった切り案は、その後に考える事にしよう。
何でも外科手術すれば解決する訳ではありません。

自宅サーバーを作る時にはあまり気にしない音の問題ですが、長期間稼動させると見えてくる問題。省電力同様に音の問題も考えて作る事が必要である。特にメーカー製のパソコンをサーバーにしようと考えている人、実際に使っている人は、ファン交換、最悪はどんがら(ケース)交換しなければ解決できない問題となる。

高速な小型ファンが付いている機器は避ける。
静穏ファンの大きな物を使う。
そして省電力である。

CPUパワーを犠牲にしても、静かなサーバーがいい。

最近、本当にそう思う。

8月 112013
 

毎日、暑い日が続いていますが、みなさんのPCの調子はいかがでしょうか。
普通のPCならば、使う時だけ電源を入れて、使い終わったら電源を切りますから調子的には熱暴走しているかしていないか、使っていながら確認できると思います。

しかし、サーバーの場合には人知れず動いているので、熱暴走なんてされたもんならサーバーとしての意味がありませんし、サーバーにアクセスした時の不安定さと重さに耐えられなくなると思います。

家のサーバーですが、稼働させて約1年3ヶ月過ぎました。

ATOMはGIGABYTE D510です。

atom

暑い夏の時期は2回目となります。
サーバーを置いてある部屋は寝室にある私の机の下の棚にあります。
寝室は夜中寝る時にはエアコンを付けますが、昼間はエアコンも付けず、窓を少し開けてある程度のとても暑い部屋です。室温的には40℃近くあるのでは?と思います。
この中でATOMサーバーは毎日、健気に動いてくれています。

少し前まではCPU熱で困っていた経緯(AMD K6・pentium3・pentium4など)があり、サーバーを作った当初はとても心配していました。昨年も同様にエアコンなしで動いてくれてました。

サービスは、mail、FTP、httpd、SSH、SQLを動かしています。

熱さ情報を端末で確認すると・・・・・

# sensors (I’m sensorsというソフトを追加して入れてある)

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +48.0°C (high = +80.0°C, crit = +100.0°C)
Core 1: +45.0°C (high = +80.0°C, crit = +100.0°C)

it8720-isa-0290
Adapter: ISA adapter
in0: +1.09 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in1: +1.86 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in2: +3.38 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in3: +2.96 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in4: +3.07 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in5: +4.08 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V) ALARM
in6: +4.08 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V) ALARM
in7: +2.18 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
Vbat: +3.26 V
fan1: 5443 RPM (min = 0 RPM)
fan2: 675000 RPM (min = 0 RPM)
temp1: -55.0°C (low = +127.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermistor
temp2: +54.0°C (low = +127.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermal diode
temp3: +54.0°C (low = +127.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermal diode
cpu0_vid: +1.750 V

というように、そんなに熱くなっていません。

ちなみにcore2-duoのE6600というと・・・・

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0:      +58.0°C  (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)
Core 1:      +57.0°C  (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)

やっぱり10℃以上ATOMより温度が高いです。
部屋は27℃でエアコンを付けている部屋でこれですからね。

これからサーバーを作ろうと思っている人も心配しないでも大丈夫です。
一人暮らしの締め切った部屋でもATOMなら正常に稼働します。
低電圧のCPUならほぼ平気なのではと思います。
AMDーC60なんかならそんなに熱もたないと思います。

ノートパソコンをサーバーにしている人もいますが、ノートPC自体がそんなに長く稼働させる(連続使用)事を考慮して作られている訳ではないので、この暑さでは難しいと思います。・・・使えないという事では無く、機器が壊れ易くなるという事です。念のため。

サーバーはメモリが多く積んであり、CPUも速いものと思いがちですが、速さではなく、こんな暑い日にもエアコン無しの部屋で安定動作するというのも、ATOMのもうひとつの特技ではないでしょうか。