LIVA –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 172015
 

2014年もLIVAを含め、小型PCが沢山登場しました。
もっとも小さなPCはスティックUSB型PCでした。

このスティック型PCは2015年にインテルでも発売される予定だそうです。
このPCはwindowsだけではなく、Linuxがインストールされた機種も発売されそうです。
OSが複数選択できる事は我々ユーザーにとってはうれしい事であり、Linuxがインストールされている事によって、価格が安く抑えられるだけではなく、その機器での使用目的も増えるという事になります。

従来のPCが無くなるのか?という意見もありますが、こういう特殊形状のPCはメインPCがってこそ生かされる機器であり、従来型のPCは無くなる事は無いと思われます。

小型PCの利点は、やはり省電力と持ち運びではないでしょうか。
ノートPCを運ぶよりもUSBメモリを持ち運ぶように自分の環境がセットされたPCを起動させる事が可能となり、使い方によっては非常に便利なPCになる可能性があります。

~小型PCの種類~

◎超小型で安価な研究・勉強用・・・ラズベリーPIなど
◎小型でセカンドPC向け・・・・・LIVAなど
◎デスクトップ同様の性能で小型・・NUCなど
◎マルチメディア向け・・・・・・・スティックPC

ヘビーユーザーにしてみると、物足りない性能であるという面がありますが、ネットを見る、動画を見るなどの処理が普通に動作するのであれば全然OKという人もいるでしょう。性能が悪いから使えないという事ではなく、その性能に見合った使い方をすれば良いだけです。

女性で例えれば、器量は悪いが、料理を作るのは上手いとか、性格がいい、とかと同じ。
容姿、スタイル、頭のよさ、料理も上手い、性格も優しいなど全てを持ち合わせた女性は存在しないと考えた方が無難ではありませんか。

多少の欠点があるの方が面白いだろう。
その欠点をいかにカバーして使えるPCにするのか、そこは所有者の考え方次第です。
windowsで普通に使うのか?Linuxを入れて楽しんでみるか。
色々、研究・勉強用に使う素材としても楽しめる。

最近、ラズベリーPIを真似たバナナPIという機器が発売されました。
形状は似ていて、ラズベリーPIを一回り大きくしたような形で、CPUやメモリなどの性能もラズベリーPIを上回っているようです。問題は中華製であるという事、機器のクオリティや情報も何とも言えませんが、使うユーザーが増えてくれば正規な情報も得られるようになると考えます。気になる方は、上海問屋で情報は得られると思います。

しかし、まぁ似ているような商品を良く作りますね。
これは国民性というのか、想像力が無いというのか。
何でも二番煎じはねぇ。

2015年は小型PCが2014年以上に増えると思う。
ただ単に性能面だけではなく、LIVAのようにデザインが素晴らしい機器がもっと増えて欲しいと思う。置いておくだけでも楽しめるオブジェ的な要素も必要ではないか。

TVに繋げられる小型PCは、その内TVに標準搭載されると思う。

時代がTV放送だけではなく、youtubeなど動画を楽しむ時代であるから・・・。

8月 032014
 

小型PCで人気のあったLIVAの第二弾の発売です。

以前からアナウンスがあった、記憶領域であるeMMCが32GBから64GBに変更となった事、そしてケース本体が黒から白になりました。CPUはIntel Bay Trail-M SoC Celeron N2807((1.58GHz/2.16GHz、2コア2スレッド、最終レベルキャッシュ1Gバイト、TDP4.3ワット)、システムメモリはDDR3Lを2GBを搭載しています。最大TDPわずか4.3Wの低消費電力設計により、ACアダプタによる省電力動作を実現しています。

liva_w

◆詳細は発売元のサイトへ ⇔ リンクスインターナショナルのLIVAのHP

◆店頭予想価格 18,980円前後(税込)
◆発売は8月9日から

私的には結構このケースの形が好きなんですが、前に聖櫃(失われたアーク)に似ていたので、そう呼んでいたのですが、色は白というのが?ですね~。この白やアイボリーもそうなんですが、最初はきれいなんですが、日に焼けてくると黄色っぽく変色してくるので、黒の方が良かったと思います。

GARO仕様「金色になれ!」で金色に塗り、聖櫃にするのも良くありませんか。色を塗る場合には、組み立てる前に行なって下さい。作ってからスプレーすると、USBなどの端子に塗料が入り込んで動かなくなります。ここは金色ではなくても、自分の好きな色で仕上げるのが良いと思います。ラッキーカラーで塗ると良いかも知れません。

そしてインストするOSですが、windows8.1が基本となります。ubuntuもインストール出来るようですが、他のcentOSなどは難しいのでLinuxで使用したい人は迷わずubuntuを選択して欲しいと思います。本当に消費電力が少なく、超小型、そしてファンレスという点では自宅サーバーに打って付けなんですが、ubuntu以外のLinuxも早めに対応できるようになると有難い存在となりそうです。それに販売価格も32GBの以前の物と変わっていませんし、お得感もあります。前にも書いたのですが、この価格設定が本当に絶妙で自作で作った場合と比較してもスペック的にも満足できる内容なんですね。

あとは、あなたの使い方次第です。

スプレーで色を塗る時に下手打って、「あぁ~やっちまった!」という事にならないように、何かで練習してから塗装作業をするようにしてください。私もお財布の中身と相談しながら検討しようと思っております。GARO「金欠になれ!」にならないようにしましょう。

4月 292014
 

4月も残り少なくなりました。
もう5月のゴールデンウィークに入っている人もいるかと思います。

LIVA(聖櫃)に関する記事を続けて書きましたが、気になっている人が沢山で驚いています。
この連休に購入して作りたい!という人が多いのかも知れません。
アマゾンでは商品自体が入荷待ち状態ですが、ドスパラではwindows8.1をインストールしてあるLIVAとベアボーンの2種類が販売されているようなので、「今欲しい!」という人はドスパラのホームページで確認をされてみてはいかがでしょうか。

Dospara ⇒ LIVAのホームページへ

◆LIVA windows8.1   29,980円
◆LIVA OS無し     16,649円

※どちらも限定数なのでご注意を。

このLIVAですが、ubuntuがインストールできると言うことは、多分ですが・・・CentOSは大丈夫かと思います。CentOSが大丈夫であれば、Scientific-Linuxも大丈夫という事になります。そう考えると、ubuntuが平気なら,Debian/GNUも大丈夫です。
INTELのCPUですし、怪しいチップセットを使っている訳では無いので問題はないでしょう。
OSの互換性については、今後、調べて記事にします。
情報があればお寄せ頂けるとありがたいです。

しかし、LIVAの価格を見ると、OSの価格がONされていると本体価格も重たくなりますね。
折角、本体が16,649円でも13,000円ほど高くなってしまいます。
それであれば、ubuntuやCentOSをインストールして使うのが良いでしょう。
USB3.0を使って外付けHDD2TBがその金額で購入出来ます。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、Mini-ITXの使い道としてデスクトップで使いたいという人が大多数かと思います。Linuxを入れて自宅サーバーにする人は数少ないのではないでしょうか。サーバーと言っても、WWWサーバーやメールサーバー等のサービスを設定したサーバーと家の中だけで使用する内側サーバーがありますが、サーバーで使用するならwindowsよりもLinuxの方が費用もかからないし、楽しめると思います。「Linuxは素人では扱えないから無理」とおっしゃる人もいますが、そこは自分でやってみて答えを出したらいかがでしょうか。OSが無料である分、少しは努力も必要です。

そして、デスクトップで使用する人は、windows8.1かwindows-7、ubuntu,CentOSあたりでしょうか。
ディスプレイは横長のワイド画面を使っている人がほとんどではないでしょうか。
そうなると、Mini-ITXのオンボードVGAはとても大切な要素です。
AMDのITXであれば、C70もC60もA4もE350もRadeonが標準装備です。
Linuxを使うにしても、Driverを当てれば確実にワイド画面対応になります。
しかし、INTELの標準VGAでは、ワイド画面に対応出来ない物もあります。
例えば、ubuntu=OK、CentOS=×という事もあります。

動画を見たりする上でも動画支援機能も生きてきますし、別にVGAを買って付けるから要らないという人は除いても、大して値段が変わらないなら、GeFoeceやRadeonHDが最初からオンボードされているMini-ITXを選択して欲しいと思います。

そしてQuadコアのボード。
これも1,000~2,000円しか変わらないのであえて2コア買う事ありません。
サーバーでなるべく電気代を抑えたいとかの理由がある人以外は、こちらを選択すべきです。
メモリもケチらず、ボードに搭載出来る最大のメモリを買って下さい。8GB~16GBです。
Linuxのデスクトップではあれば、あった分、キャッシュとして使用するので8GBでも使い方によっては、キャッシュ+バッファーで7GBを使っている場合があります。特に動画再生を連続して行うとメモリを消費します。動画ソフトを落とすとメモリが開放されるので問題ありませんが、一時的にSWAPする事もあるので、気持ち良く動かすにはメモリをケチってはいけません。

それらを考慮すると、Linuxで使用するなら、やっぱり「A4-5000」のITXマザーが良いですね。
ASUSやGIGABYTEなどの有名どころのメーカーも発売するでしょうから、もう少し待ってみましょうか。 LIVAもメモリ4GB仕様も出てくる訳ですし、QuadコアのAPUは少し我慢です。

「俺は我慢できないぜ!」という人とwindows派の人は「J1900」を選択してください。

◆追記(2014.05.03)
ECS-LIVAのLinux使用についてですが、記事読者の方から情報を頂きました。
現在のところ(2014.05.03)ではCentOS6、Scientific-Linux6には対応出来ない(eMMC 32Gが認識しない)との事です。ubuntuでもデスクトップで使用可能であり、ubuntu-serverでは問題が生じるとの事です。
Linuxでも最新Kernelであれば対応可能ということです。

情報ありがとうございました。