radeonHD –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 242013
 

◆スペック
●形状:LGA1155●コア数:2●動作クロック:2.6GHz●LLC:2MB●グラフィック機能:HD Graphics・・・これで価格が3.980円。i7の金額で何個分ですか。
使っている方々の評価は分かれています。
●思ったより良く動く
●この値段でのパフォーマンスなら満足
×遅い
とまぁこんな感じの意見があります。
考えようによっては、万人がハイスペックの用途で使用しなくてはならない訳ではありませんし、自作派の方であれば、とりあえず安いCPUで組み立てて、経済的に余裕が出来たら、新しいCPUにグレードをUPさせればいいか。と考えて使っている方もいると思います。コア2ですし、これにH61のチップセットの安いMBで自作すれば、全てで2万円以内の自作も可能と思います。
PCを使う人であれば、複数台あった方が楽しいと考える人、最速PC1台あれば充分と思う人、それぞれでしょうが、セカンドPCとか自宅ファイルサーバーとかの用途にも使えて、ATOMの新品と同等の金額であれば悪くはありません。

下手に中途半端なノート買うよりマシのような気がします。

AMDではFM2のMBでA10 5800K Black Editionが気になります。

◆スペック
●形状:SocketFM2●コア数:4●動作クロック:3.8GHz●ブースト時クロック:4.2GHz●2次キャッシュ(L2):4MB●グラフィック機能:RADEON HD7660D (800MHz)●TDP:100W
何てたって4コアでRadeonHD7660が付いてます。これが12.000円ほど。中古のCore2QuadのQ9650とか10.000円で売っている事を考えると、こちらを選択した方が速くて、画像も良し、3Dもまぁまぁと言うことがありません。MBも3種類のチップセットがありますが、上位のA85Xで11.000円、中間のA75で6.000から9.000円ほどです。

メーカー側も最近は使い勝手を考慮したCPU作りしてきてます。特にAMDについては、Intelと正面からぶつかると勝ち目は無いので、RadeonHDとのセットで安く仕上がるような仕組みで良く考えられていると思っています。Eー350にしろ、FM2にしろ、コストパフォーマンスで考えればIntelとは比較しも勝てるのではないでしょうか。

まぁ所詮、グラフィック内蔵のAPUだろ!と言う人もいるでしょう。
多分、このA10はintelのi5と同等かそれ以上のパフォーマンスがあるのでi5を検討している人であれば、FM2も考えるべきだと思います。

このFM2でAPUオンボードのMBが出ないかなと思っています。

12月 272012
 

こちらのサイトでのアップは久しぶりとなります。
まぁ、アップしない要因はATOMに関係する記事が無いからです。
サーバーも完成してしまったし、ubuntu64-amdもdesktopとしてちゃんと動いているので、目新しい事がが無く、くだらない事を「おやじdemo_CentOSを使う」に書き込んでおりました。

この間、遊び道具として、ThinkPad-X40がCentOS-5.8のGnomeで増やしたりしました。
いまも元気に使用しています。

この年末にきて、中古部品も含め、だいぶATOMのMBやAMD-Fusionが安価になってきました。
Intelの場合には、このサイトでも紹介したCeleronのC847搭載のMBが結構、安く販売されている関係でATOMの方が値崩れを起こしていると思われます。
これからATOMでサーバー作ろう!と思ってる方は、2枚ほど購入しても1万円しないという、とても安上がりで壊れた場合の保険もついているような感じになっています。

「どうせATOMは遅いから・・」とか思っている人でも、この値段なら、コストパフォーマンスと比較しても使えるMBになるのではないでしょうか。

最近ではAMDが、C60を載せたASUSのC60M-1を再販しているようです。
こちらは、E350の前のものとなりますが、省電力+RadeonHDなので、仕事やファイルサーバーなど、自宅サーバーとしても最適なのでしょうか。E350まで要らないよ!という部分では、新品で購入しても6500円ほどです。

パソコンなんで、CPUやグラフィックなど速いものが良いに決まっていますが、使い方や用途によって、選んで欲しいと思っています。この省電力で画像もそこそこの仕様である規格のコンピューターを今後も発展させていって欲しいと思います。

私の要望として、AMD-FusionのEシリーズが、2.4Ghzくらいの動作で省電力だとだいぶ使い方の幅が広がると思っています。

AMDの今後に期待しています。

12月 182012
 

省電力でオールインワンのITXマザーですが、皆さんは、ATOMとFusionのどちらが性能良いのか?どちらを購入しようか?と考えている人もいるかと思います。
私的には、両者どちらも好きなのですが、一長一短がもちろんあります。
共通して言えるのは、価格が安い、省電力であること。

ATOM=Intel
Fusion=AMD です。

言い替えれば・・・

ATOM=Nvidea(GeForce)
Fusion=ATI (RadeonHD)という事にもなるでしょうか。

どちらも本当に中古市場でも価格が似ているので、同じような性能と思っている人が多いかと思いますが、ちよっと違うんですね。

■ATOMの気になる性能
1,ATOMは安いシングルコアのCPU、MBもある。
2,ATOMは上位タイプのMBにはGeForce(ION)がオンボードで載っている。
3,ATOMはSATA2,メモリ4GBまでしか対応していない。USB3.0がない。
4,ファンレスで作る事ができる。

■Fusion(E350/E450)の気になる性能
1,Fusionは全てデュアルコアである。
2,Fusionは全てRadeonHDがオンボードで載っている。
3,FusionはSATA3、メモリ8GB、USB3.0に対応している。
4,ファンがあった方が無難。(無くてもケース内の空気が流れていればOK)
5,RadeonHDには動画再生支援機能が付いている。

※消費電力はFusionの方が少しだけ多い。(誤差レベル)
※価格は新品であれば、メーカーにも依るが、Fusionの方が安いと思われる。
これはあくまでも、ION(GeForce搭載)のATOMと比較した場合。

性能を見ると、ATOMは32bit、Fusionは64bitに適しています。
また、RadeonHDの動画再生支援機能がとても優秀で、HD動画のファイルを再生する際にもとてもきれいに良く動きます。ATOMの場合には、GeForceが載っているMBとしても、この機能が無いのは辛いところです。

そう考えると、ATOMは自宅サーバー向け、FUsionはデスクトップ向けというのが使い方としては最適ではないでしょうか。
サーバーにするとなれば、省電力で静音がやはり大事な要素であるし、サーバー自体に動画再生支援機能は不要ですから、ATOMのデュアルコアで安いMBを購入すれば良いはずです。あえてION(GeForce)を選択する必要性がありません。

私の場合には、ATOMーD510(CentOS6.3×86 64bit)を自宅サーバーに使用、Fusion(E350)をubuntu×86 64bit-AMDをインストールして使用しています。
最新のi5,i7などのクアッドコアでWindowsを使っている人には、もっさり感があるかも知れませんが、ゲームやビデオ編集など、ハードな使い方以外の使用であれば充分こなせると思います。

ATOMサーバーは本当に消費電力が低いのでCPUも低温動作していて、この夏もエアコンの無い部屋に常時稼働させていてもエラーや固まるなどの動作は一切ありませんでした。部屋自体が40度を越えていたと思います。

興味のある方はどうでしょうか。