E350 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 152014
 

自宅のATOMサーバー(D510)ですが、httpd、Mail(postfix+dovecot)などのサービスで運用をしていますが、ここ半年ほど、メンテナンス無しで動かしてきました。

マシン的には全く問題なく動いているので、あえて修理したりする事は必要ありませんが、自分的にはLinuxサーバーの扱いも慣れてきたという事もあり、初期の役目を果たしてくれたように思っています。

現在は、外向けにHP等を公開している訳でもないので、ここはサーバーとしては、一時停止をして、内向けのサーバーとして活用しようかと思っています。

内向けと言えば、DNSであったり、プロキシであったり、ファイルサーバーであったりするのですが、現時点では、特にこうしよう!という考えがあるという事ではありません。

自宅サーバーの仕様という面では、ATOM-D510、メモリ2GBという内容なので、現在のE350をサーバーにするかどうかの検討もしています。E350は2コア、1.6GHzですが、メモリがDDR3で4GBが2枚、合計8GBを搭載しているので、サーバーにするには最適であるし、同じCentOS-6がインストールされているので、移行もスムーズに出来る。

自分としては・・・
ある一定の期間を再起動しなくても済むメモリを搭載したサーバーにしたい。
その上、D510よりも多少CPUパワーを上げたい、しかも省エネのCPUでなくてはならない。
E350はそんな要望に応えられる最適なMBであると思える。

今までセカンドPCとして使用してきたE350ですが、ここでLGA775のジャンクマザーで作る予定のPCに新しくE6600もしくは、QコアのCPUを搭載したパソコンを年末に向けて作る予定としました。

QコアのCPUは、私の物欲なのですが、LinuxでもQコア、SSDで動作させたい。
今後のLinuxの旗艦となるような仕様にしたいと思っています。

今まで、Linuxのデスクトップは部品の余り物、旧型CPUを使った物で動かしてきましたが、その中の1台は最新のLinuxをそれなりの機器で動かせるようにしておきたいと言う欲求が高くなったという事です。

LGA775のCore2Quadも値段的はだいぶ安くなりました。
狙い目は、9450、9550、9650です。
値段的には9550が一番、お得そうな気がします。
年末年始のやるべき事が増えて、何から先に手を付けるか。
必要な部品はいつ買っておくか。
などなど、「予算」を決めて検討をします。

この時間が一番、楽しいのかも知れません。

12月 082014
 

hp6710b用に購入したSSDですが、Vistaが普通に動くようになったのでもったいなくなり(家の奥さんがメインに使用するので)HDDのままにする事にしました。

起動はHDDなのでそれなりの起動時間はかかりますが、一度起動すると嘘のように動作しています。
HDDへのアクセスも最初だけで、アイドリング時もCPUの使用率も低い。
家の奥さんにはもったいないレベルになりました。

そこで、余ったSSD(128GB)をどうするか。
検討したところ、AMD-E350の現在、CentOS-6.5のパソコンに入れる事にしました。
CentOS-6.5は2TBのHDDにインストールしてありますが、色々なデータ(ファイルサーバーも兼ねている)やOSそのものもカスタマイズしてあるので、それはそのまま残しておきたい。起動時のGrubもいじりたくない。という事で、BIOSのbootで起動変更をさせるようにしました。

このE350は2コアで1.6GHzのCPUです。
現状はDDR3メモリが8GB搭載されていて、Linuxマシンの中でも一番裕福なパソコンです。
SATA3も搭載されているので、SSDの接続には問題ありません。
問題なのはCPUの1.6GHzというところでしょうか。

Grubで設定しないのは、先の事(新しいパソコン)を組み立てる時にSSDをいつでも外せるようにしておきたい、E350で満足な動作が出来ない場合にも対処しての話です。普通の人なら「そんな面倒な事やらなくてもいいじゃん」と思うのかも知れませんが、こういうお試し作業が好きなので仕方ありません。

SSDには、hp6710b用のCentOS-7が入っていますが、これは消してインストし直しをします。SSDなので、書き換え作業は頻繁に行なうのは良くありませんが、検証用SSDとして活躍してもらう事にします。

SSD自体を本体に取り付け、配線作業、起動認識確認まで20分ほどです。
DVDにCentOS-7のメディアを入れてDVD優先起動をさせます。
そして、128GBのSSDにインストール先を指定すればOKです。
途中で、ネットワーク設定(家ではDHCPは使わない)やユーザー追加、rootのパスワードの設定を行ないますが、ユーザー追加とrootのパスワードの設定は、実際にインストールが開始されてから表示されるので、平行して設定をしているような感じです。

hp6710bよりもインストールする時間が長いように思いました。
まぁ、1.6GHZのCPUなので致し方ありません。
全て完了してメディアを抜き、再起動となります。

起動は、hp6710bの2.4GHzの方が速いです。(当たり前ですが)
起動最中のブラックアウトしている時間が思ったよりも長く感じます。
そしてログイン画面が出て、設定したパスワードを入力すると一気に起動します。(これは速い)

とりあえず、opensshの設定、ファイル共有のsambaの設定など行なっておきます。
細かな調整は、windows-7からTera-Termを使って遠隔操作をします。
デスクトップ画面の表示、ブラウザ(FireFox,Chrome)もそれなりの速さで起動しますが、スクロール時にカクカクというか波を打ったよなスクロールになってしまうような感じです。E350ではこの程度で仕方ありませんが、普通のテキストベースのサイトでは全然問題ありません。

私なりの結論・・・・
E350であれば、SSDにするのもCentOS-6シリーズの方が良いと思われます。
HDDで起動させていましたが、起動後は変わらない感覚です。
ブラウザもそれほどカクカク波打つ感覚もありませんでした。
CentOS-7は2コアであれば2.4GHz以上のCPUが欲しいところです。
やはり最新のLinuxはそれなりのハードが必要ということです。
これは、あくまでもSSDのwindowd-7(q9450)と比較しての話なので、省エネCPUのE350と比較すること自体がかわいそうなところですが、普通に使用するという面では全く問題はありません。

これからは4コアが主流になる。と以前書きましたが、やはり4コアの処理能力は高い。
アイドリング状態に戻る時間も速い。
いつでも仕事が出来る状態になっているという事です。

E350、E450所有の方でSSD化を検討している人にはCentOS6シリーズを推奨しておきます。

4月 232014
 

ここに来てMini-ITX(オンボードCPU)をC70からA4-5000まで掲載しました。
INTELとAMDでスペックは違いますが、少し前のATOMやE350と違い、セカンドマシンにしなくても平気なようなスペックになってきています。コアも2コアから4コアに主流が変わってきていますし、少しずつですが周波数も向上しています。

この周波数については、上がり方が緩やかです。
普通のCPUであれば一気に3GHオーバーですが、オンボードCPU(APU)は現在のところ2GHz前後です。どうして一気に上げないのか?というのが疑問ですが、ここはメインのCPUが売れなくなる事を考慮してスペックを小出しにしていると考えた方が良さそうです。まぁ、速い仕様で作りたいならCPUとMBは別に買ってくれよ!という事です。

AMDに関しては、INTELと違って、このような住み分けをしなくても商売上良いのでは?と私自身思うところがあるのですが、皆さんはどう思われますか?E350を発売した時には、VGAのRadeonHDも含めたAPUという形式をITXという小さなMBで実現し、性能を向上させていくものと思っていましたが、新しくはA4のCPUを持ってきました。何種類ものCPUを作るよりも、その方がAMDにとって良いかも知れません。

さて、今回のMini-ITXでは、比較すると周波数的にはCeleron(J1900:2.0GHz)に軍配が上がります。
デスクトップで使用するにしてもQuadコアは捨て難いですし、サーバーにするにしても処理効果は高い。そして、消費電力も2コアと変わらない状況ならば、Quadコアを選択するのが一番です。

そう考えると選択肢は①A4-5000と②Celeron-J1900になります。
私的にGoGo!したいのはAMDです。(今までGoGo!表示しているのはAMDだけなんです。)
自宅サーバーは現在ATOM-D510(1.66GHz-2コア)ですが、E350を次期サーバーとし、A4-5000をCentOS6.5-64bit-desktopにしようか?という考えでいます。(もちろんATOMが壊れなければあえてサーバーを変更するつもりはありません。)私の場合にはサーバーでも活用も考慮していますが、windowsの代わりのデスクトップ機としてだけの使い道であれば、J1900が良いと思っています。

パソコン自作という観点からすると、メモリ(SO-DIMM)が使い回しにくい。
ノートパソコンの最新版を所有している人なら構いませんが、あるのはx40とhp-6710bではね~。
それにRadeonHDが標準搭載というのもAMDのプラス要素です。
Linuxでも動画再生支援やワイド画面表示に苦労しないで済みます。

そんな事で私的にはA4推し!になるのでしょうか。
元々1万円前後のMBですから、安ければ試しに買って使ってみるのが一番かも知れません。