64bit –          おやじdemo_CentOSを使う
9月 172017
 

台風が近付いて来て、折角の3連休も台無しです。
土曜日関東地方ではまだ天気が保つと思われていましたが、雨降ってました。

今後、台風が日本海側に避けてくれると良いのですが・・・・。
こんな雨の日はパソコン弄りをするのが一番です。

さて、久しぶりの中古ノートパソコンについて書きたいと思います。

そのノートパソコンの名称は、”NEC VersaPro”です。
私のあまり好きくないNECの製品です。
黒いプラスティックで出来ている筐体が安っぽく見える。

スペックはCeleronーM 1.6GHzでメモリが1GBです。
VGAにATIのRadeonが付いています。
画面は横長の今どきのような風貌ですが、Celeron_mなんですよ。

う〜ん、どうするか?

ただ見た感じ、キーボードも本体も使われていたという形跡があまり感じないノートなんですよね。
キーボードもテカリが殆ど無い、モニターも色焼けしていない。HDDも普通に生きている。
裏蓋を開けて中を覗いて見ましたが、案の定、汚れていませんでした。

中古車で言えば、10年前製造で走行距離が1万キロみたいな車と同じですか。
でも、中古車となると、安いグレードは廃車するしかない。

これが、Core2とかなら気合が入るのですが、Celeなんでどうするか悩んでしまう。

とりあえず基本OSのWindowsXPを入れ直して起動してみました。
これはスペックの速度を計るためのもの。

XPだからかも知れませんが、速度的には使えないレベルではない。
X40よりも速度的には速く感じます。(X40はPentiumーm 1.2Ghzですからね)

このようなあまり使われていないパソコンって何か悲哀を感じてしまいますよね。折角、発売当時はそれなりのスペックで販売されていたのに、その時期に満足にオーナーに使われないで、そのまま高齢化してしまった。そして時代が変わってしまった。

婚期を逃した女性のようなものです。
不憫なものです。

まぁ、時間はあるので、この幸の薄いノートパソコンを復活させるための作業をすることに決めました。
あえて、何か必要な部品を買い集めてという事はしません。
今、家にある余り部品で復活させる。

用意した部品は以下の通り。

1. SUNDISK SSD 128GB
2, メモリ DDR2 2GBと1GBの合計3GB
3, OSはLinuxーmint MATE 64bit
4,  電源が無かったのでX40の電源を使う (大丈夫だった)

これで今日は午後から改造及びインストール作業を開始します。
結果はまた後ほど報告いたします。

4月 152014
 

久しぶりにこのブログを読んで頂いている方から質問のメールが来ました。

Q.「XPの後にLinuxをインストールしようと考えていますが、Linuxはバージョンが沢山あるのでどれを選択して良いのか分かりません。パソコンはCPUがpentium4の2.4ghz、メモリが2GB、HDDが120GBです。使い方はデスクトップで使用したいと思っています。メモリは1GBでしたが中古で購入して2GBにしました。」

という事なんですが・・・・。

では私のおすすめのCentOSで説明をしたいと思います。
現在のCentOSは5シリーズと6シリーズがあります。(BMWではない)
そして、両者には32bitと64bitがおのおのあります。
CPUを基本に考えると、CentOS-5をおすすめします。
そして、メモリ搭載量を考慮すると、32bitが良いと思います。

windowsからLinuxにする場合には、どうしても最新のバージョンをインストールしたいという気持ちになるかと思いますが、CPUによってはインストールできない物もあります。例えばX40はCentOS-5しかインストール出来ません。6をインストールしようとしても途中で停止してしまいます。6であれば2コア以上のCPUでないと満足な動作を望めませんし、普通に使う分であれば、5も6もそんなに変わる物でもありません。2コアのCPUでも周波数が低いATOMやCore2duoの4000シリーズ等は5を選択した方が6より動作が軽いし、メモリの消費も抑えられています。

CentOS-6にする場合の判断基準です。(あくまでも私の個人的な意見です)
CPU・・・Core2duo E4600より上。以下はcentOS-5にすべきです。
メモリ・・2GB以下 もちろん32bitを選択するべき。
例えばpentium4などはメモリが搭載されていても2GB、普通は1GB程度のパソコンが多いと思います。
無理に重たい方のOSを選択する必要もありません。
その後の使いやすさ、操作性を考慮するべきで、pentium4,pentium-m,celeron,等は5にして下さい。

以上の事は、兄弟OSのScientific-Linuxでも同様です。
Core2duo-E6600にScientific-6.4_64bitのデスクトップ(gnome)を使用していますがメモリが2GBではきついです。何も動作させなくても2GBの内、1.3GBを消費しています。(勿論、キャッシュやバッファーもありますが)そこにFireFoxを起動させると一気に1.6GB以上になってしまいます。複数のホームページを開いた状態にすると、SWAPしているケースもあります。E6600でもメモリが4GB以下の場合は32bitにするべきだったと反省をしています。

次回、再インストールする際には、迷わずScientific-Linux-5を選択します。

メモリが少ない場合には、必ず不要なサービスは停止させるようにしましょう。
無駄にリソースを消費しては、元々少ないメモリが大変な事になります。

初めてLinuxをインストールする人は、何回か間違えたりして再インストールしたりする事があるかと思いますが、繰り返している内に段々と意味やコツが分かってくると思います。インストールする時には、インストールタイプをデスクトップにしないとX-windowが起動しないので注意してください。サーバーにするのであれば、webサーバーを選択すれば良いと思います。ただし、サーバーを選択してしまうと黒い画面の認証で止まります。いくら待ってもx-windowは起動しませんので注意してください。IDとパスワードでログインして、Xが使えるように端末で操作設定をするか、再インストールするしか方法はありません。

最初からwindowsのように扱えると思わずに、悩みながら設定して欲しいと思います。

4月 102014
 

昨日でとうとうXPの最終アップデートがあり終了となりました。
長い間、色々お世話になりました。
と言っても無くなる訳ではありません。
家の片隅でゆっくり余生を過ごしてもらいたいと思います。

さてさて、中古のデスクトップ機の市場がXP終了で売り切れ続出になってますね。
それも、windows-7がインストールされたPCは安いですし、お得になってます。
CPUやメモリ、MB、ケース等を単体で買い集め、作るのが自作PCですが、それよりも安く仕上がりそうです。問題はOSであるwindows7の価格であり、これを考えると中古で購入するのが一番安上がりで簡単だと思います。

ms-Registered-Refurb_cL

「Microsoft Registered Refurbisher プログラムとは・・・・」
Microsoftの認定を受けた販売業者が、OSの入っていない中古のパソコンに、 新たに、新品のWindowsOS(中古再生用)をインストールして販売するサービスです。OSは当然、Microsoftの日本語版正規品となってます。

dsp版を購入すると、windows-7であれば、32.64bitどちらも10,000円以上します。
このMicrosoft Registered Refurbisherプログラムだと、5,000円~6,000円前後で中古再生販売業者がインストール、設定しています。 きれいな中古品であれば、全然OKですよね。

そこで狙い目中古品は・・先ずあまり高い商品は中古の意味が無いので外します。
予算は2万円以下としました

①Core2Quad-9550もしくはQ9450搭載のPC
②Core2Duo-E8600もしくはE8500、E8400搭載のPC

中古市場だと、DELLや富士通、NECなどのメーカー製品が多いので、ケースは同じような色、形をしていても、中身が違う事があるので注意してください。逆にそこが狙い目でもあります。メモリが2G欲しいところです。

まぁ、探せばどちらも2万円以下であるはずです。
Q9450であれば+SSD搭載で、私のマシン同様バリバリ動きます。
間違っても、安いからといってCeleronは買わないようにしてください。(理由は言わない)

売り切れ続出で、あえて玉数が少ないこのタイミングでは良いパソコンも選択出来ないので、ここは焦らずに、じっくり選択してもらった方が良いと思います。WindowsXPの後釜というだけでは無く、CentOSやubuntu、他のLinuxで使いたいというのであれば、OSは不要なので、もっと安く仕上がる筈です。

QコアでCentOS-6.5 64bitなんて良い感じしない?
サーバーでもgnomeでもシャキシャキ動作しそうです。問題はDDR2のメモリだね。最低でも4GBは欲しい。・・まぁそこは予算と相談して決めてください。