teraterm –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 052022
 

だいぶ昔にX40についてブログで紹介しました。

そのX40についての話になります。

持っている人はまだ使ってますか?

私は未だにLinuxを入れて普通に使っています。

PentiumM1.2GHz+mem1GB程度の性能では動画を見たりは出来ませんが、古いワードやエクセルをwineで入れて書類作成用にも重宝しています。

X40の良さは何と言ってもキーボードが打ち易い事です。

タッチもいい。

家にはX200もあって、こちらは普通に何でも使える状況になっています。
でもインストールされているのはLinuxです。

WindowsのPCは自分では1台所有していれば充分なんです。

Linuxの場合には色々なLinuxが存在しているので、「これも使ってみたい」という気持ちになってしまいます。

X40については軽量のLinux-Beanが入っています。

CentOS5⇒CentOS6⇒Linux-Mint⇒ZORIN⇒Kona-Linux⇒Linux-Beanという流れです。

X40のお陰でCentOS6の使い方を覚えたようなものです。

仕事を早く切り上げ、夕方6時頃から夜12時頃まで夢中になってサーバーのセッティングをしていたように思います。

それでも時間が短く感じ、この状態が2か月ほど続きました。

Linuxを覚えるのは、デスクトップPCとしてLinuxを使うのではなく、サーバーを立ててSSHを使いApacheからFTPからメールまで自分でやってみる事です。

おのずとネットワークの知識が身に付きます。

最初は用語が分からなくても、段々と点が線に変わっていきます。

そんな面白さを教えてくれたX40を捨てる訳にもいかない。

使える状態にしておきたくて最も軽量なBeanをインストールしてある状態です。

自分がメインにしているLinuxはCentOS等のRedHat系とubuntuやMINT等のDebian系のLinuxです。

コマンドの違い等多少ありますが、ちょこっと調べればほとんどの事は解決します。

GNOME等のX-windowを使っているとGUI仕様なので中々端末で操作する事はしなくなります。

やはりTeraTerm等でSSHを使ってコマンド操作するのが覚える近道です。

昔はATOM等の省エネタイプのCPUを使っていましたが、ハードのスペックも現在では高くなってきているし、サーバー構築用の4コア以上、メモリ8GB以上のマシンを用意して、最新のLinuxで動かしたいという野望をもっています。

HDDもSSDにした事で沢山余っている。

これをサーバーに全部搭載して完全に家庭内データセンター化にしようと思っています。

個々のPCにはなるべくデータを保管しないようにしていけばセキュリティ面でも良い。

Linuxでプライバーを守る盤石で強力なサーバーにしたいと思う。

X40を使っているとその気にさせてくれる。

2月 142014
 

私の職場の同僚もPCが大好きで、暇が出来ると私とPC談義をします。
彼の場合には、自作派ではないので、DELLのPCをカスタマイズして発注したパソコンを所有しています。私と彼は、ここ1年半程の付き合いになりますが、私がX40を持ち込んで仕事をしたりするところを見てLinuxに興味が湧いたようでした。

しかし実際は私が専門書(初心者向けのLinux本)を貸しても結局はwindowsに逆戻りしてしまいました。

彼曰く、「難しくて全然分からない」という事でした。
私の場合には、その本を見てLinuxをはじめてインストール出来たし、サーバー設定も入口まではその本が導いてくれました。詳細は書かれていませんが、どこのファイルのどこを追加・変更すれば良いのかが分かります。そこまで簡単な本でも人によっては難しく思えてしまうのかも知れません。

でも大事な事は「分からなくてもチャレンジすること」だと思います。

そこを避けているといつまで経っても前には進みません。
分からないながらもインストールしてみる、いじってみるという行為が必要です。
人間はどうしても安心できる物の方へ向いてしまいがちですが、どんな事も最初はチャレンジする気持ちがなければ会得する事も出来ません。

Linuxを最初からwindowsと同様に使いこなそうと思うこと自体が甘いので、インストールして、それから自分で触り徐々に使える範囲が広がってゆくのです。その過程無くして使い切るのは難しいと思います。それもこれもwindowsという使い方が基本として馴染んでしまっているので、違う方法での処理に戸惑ってしまうだけの話です。ですから決して難しいという訳ではありません。

デスクトップとして使う場合とサーバーとして使う場合では扱い方が変わってきます。
サーバーで使用するならX-windowをインストールしないでテキスト表示で操作をした方が無駄にGUIで使用してしまうメモリを使わないで済みます。設定する時にはGUIを使用して、設定が終了したら起動モードを変更してCUIモードにする方法もあります。

ここでXPのパソコンを自宅のファイルサーバーにしようと考えている人も多いと思いますが、最初にインストールをして、SSHの設定を行ってからは、windowsにTeraTermをインストールして、windows側から端末で遠隔操作をすれば楽しいと思います。サーバーで使用するなら、キーボードやマウス、モニターなどの配線を外して本体だけで起動で大丈夫です。置き場所も考慮して、邪魔にならない涼しいところが良いのではないでしょうか。

今までXPで使っていたパソコンなら、一度、本体の蓋を開けて、掃除機で埃を吸い取ったり、排気ファンを静音の物に交換するとかの対処をしておく方が長持ちします。メモリも不足しているなら、中古でも構わないので型番(DDR?DDR2?)を調べて足して欲しいと思います。プリンターも最新の物でなければ、このサーバーに繋げてwindowsから印刷させる事も出来ます。1本のネットワークが繋がっているだけで色々な事が出来るようになるので楽しいと思います。必要なサービスはsambaです。sambaで検索すれば設定方法を詳しく説明しているサイトが沢山あるので、まずは見て設定の流れを簡単に頭に入れておきましょう。

XPの後はCentOSで。