codec –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 302015
 

今朝の雪にはびっくりしました。
焦って、家を出て、仕事先でも雪かきをしました。
通勤、通学、皆さん大丈夫だったでしょうか。

さて、今月も残すところ1日になってしまいました。2015年の12分の1が終わってしまう。年度末も近くなってくると来期の予算や事業計画など社内の書類作りも大変なのではないでしょうか。

前置きが長くなりました。

本題の「LinuxでマルティメディアするならMINTを選ぶ」という表題にしたのは、前記事において音楽の話題について書き残しました。最近はBabyMetalなど良く聞いていますが、パソコンを使う人にとってみると、音楽や映像などマルティメディアで使用する人が多いのではないでしょうか。

windowsは勿論ですが、Linuxの場合も同様です。

私はLinuxのCentOSとScientific LinuxとLinux-MINTをサーバーとデスクトップ、ノートPCに入れて使い分けています。サーバーにはマルチメディア機能は不要ですが、古いノートPCにせよ、音楽再生(MP3)ができるように、どのPCもプレイヤーと音楽ファイルはある程度入れてあります。

動画再生の場合には、VLCやSM-Playerなども使っています。

サーバー用途以外でLinuxを使う人は、先ず、これらのソフトは最低限必要不可欠であり、無いと困るものであるはずです。とても古いPCであれば、メールとネットが使えるだけで充分という人もいるかも知れません。ただ、XPのPC再利用というところでは、差程、古くはない。HDDの容量もそこそこあるば、XPに取って代わるOSを検討するではないかと思っています。

私の好きなCentOSやScientific-Linuxは、向き不向きから言うと、「マルチメディアには不向きである」という事になるでしょうか。これは、最初にOSをインストールして使用する際にwindowsと比較対象をしての話です。デフォルトで使用するにしても、CentOSなどはMP3の再生が出来ない、動画再生も出来ない状態でインストールされているからです。

少し慣れれば、インストールのやり方、Codecの追加方法、など理解できるはずですが、最初から使えないと、その時点で???となってしまう。

初心者に優しくないOSになってしまっています。
これは、最新のCentOS7でも同様で変わっていません。

しかし、ubuntuやMINTなどのDebian系のLinuxは、この使い易さに重点が置かれているので、インストールした直後でもMP3再生から動画再生、VLCメディアプレイヤーまでインストールされています。

「俺は、Linuxでサーバーを運用しようと考えていない、金を出してまでOSは買いたくない、しかし、Linux初心者でも普通に使えそうなLinuxが欲しい」と思っている人にはubuntuやMINTは非常に適しているLinuxであるのではないかと思っています。

コマンド(端末)を使用しなくても普通に使えるOSになっている。
デスクトップも美しいし、ソフトも充実している。
Linuxの入り口にあるのは、ubuntuやMINTではないでしょうか。

逆に、「俺は悩みながら自分で設定していく方が好きだ!」という私のような変わり者の人には、CentOSやScientific Linuxをお薦めします。こちらはコマンドを使って操作してゆくのが基本形ですが、何度も同じコマンドを繰り返し使うことによって、コマンドの文法やコマンド自体を覚える事ができる上、ルートにあるフォルダーの意味、ファイルの場所なども必然的に覚える事ができるでしょう。

浅く使うだけか、深く覚えるために使うのか。

自分と良く打ち合わせをして選択をしてもらえればと思います。
複数台のPC所有されている人は色々なLinuxを試してみて、自分に見合ったLinuxを探して欲しいと思います。

2月 032014
 

私宛にメールが届きました。
CentOSをインストールして動画を見ようとVLCメディアプレイヤーをインストールをしたが、音飛びとノイズが入るとの事でどうしたら良いのか?という事なんですが・・・。

実は私も以前、Scentific-Linux.6.4でVLCの雑音と音飛びに悩まされていました。
それは普通に聞けるようなレベルではありませんでした。その時には、あまり深く考えずにインストールをし直したりしましたが、結局は変わらずに、マザーボードのPCIに余っていたサウンドカードを付けて対処したところノイズや音飛びも無くなりました。

原因として考えられるのがマザーボードにオンボードされているサウンドとVLCの相性が悪い、電源周りのノイズを拾ってしまうのではないかという事です。これはLinuxだけの問題では無くて、windowsXPでも経験があります。

家にあるAMD-E350にもVLCを入れていますが問題ありません。
x40にも入れていますが問題ありません。
hp6710bにも入れていますが問題ありません。
唯一問題だったのが、自作PCのASUSのMB(P5-VM)でありました。

対処方法としては、別のプレイヤー(CentOSならばSM-PlayerとかTotem)インストールしてみるとかでしょうか。物理的な対処であれば、私と同様にサウンドカード(PCI用)を取り付けるという手段もあります。サウンドカード自体はそんなに高額でもありませんし、古いMBであれば中古パーツで探せば、500円でもあるのではないでしょうか。個々にPCの構成パーツとか検証しないと正確な答えが出来ませんが、ソフトの設定とかの問題ではないのは確かなので、上記2点の解決方法で検討されるのが良いと思います。

PCIのサウンドカードですが、欲しい方居たらメールくだされば、まだ1.2枚ありますので差し上げます。
「俺は音楽が趣味だから音質の良いカードでないと駄目だ!」
という方はサウンドブラスターとかONKYOの良いカードを購入してください。

元々、オンボードで付いている物なんて、安物ですから、またサウンドカードを付け足した方が音質的にも良くなると思います。取り付けたら、電源を入れて起動させれば、ちょっと前のサウンドカードであればLinuxが自動的に認識してドライバーも入ります。簡単です。後はデスクトップのサウンド設定でカードがきちんと認識しているか確認して、出力先をそのカードで合わせれば出来上がりです。

その2のRythmBoxでMP3を聞くのにはどうしたらいいのか?

これは、MP3を再生するcodecが入っていないだけです。
このMP3用のコーデックだけyumを使ってインストールすれば大丈夫です。
私の場合には、gstreamerを使っています。
このgstreamerには色々なcodecが入っているので、一度に入れてしまう方が楽です。

端末から・・・・
# yum install -y gstreamer*
と入れればgstreamer関係のcodecから色々な物がインストールされると思います。
CDからMP3への音楽取り込みツールや動画totemなど再生するcodecも入りますから面倒無しです。

CentOSにしろScientific-Linuxにしろ、windowsと同様に動かすためには、このような作業が必要になりますが、出来上がった時に要した時間に比例して愛着が沸くと思います。使う人の思いが入っていますからね。

 

10月 282013
 

x40にインストしてから、細かな調整をしました。
細かな調整というのは、Linuxらしいというか表示に関してと音楽や動画を見るソフトやcodecを入れたりという作業です。

私の場合には、過去何回もやってますので、自分の好みというか、必要な部分が分かっていますので、割りと時間を掛けずに作業が終わります。

○作業内容

1.FireFoxにFlashPlayerのプラグインを入れる
2.文字などシステム的に滲んで見にくい部分を修正するためにフォントの指定を変更
3.動画を見れるようにVLCをインストールする
4.RhythmBoxでMP3を聞くためにcodecを入れる(最初は聞けない)

以上の4点ですが、多分、皆さんもそうかと思います。

何しろネット見るにしろ、デスクトップの表示にしろ、字が滲んで汚く見えるんです。
そこが一番嫌なところなんですが、フォントを追加、指定して入れ替えるだけでとても綺麗な表示になります。フォントについては、個人的に好みがあると思いますが、私はゴシックが好きです。特にM◯ゴシックです。あまり奨められる行為では無いので敢えて書きませんが、自分のhomeに.fontsというフォルダー(隠しフォルダー)を作り、中に入れるだけです。するとシステム的にもopen-officeなどでもフォントが表示されるようになります。

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VLCメディアプレイヤーを書くまでもないと思いますが、とりあえずこれを入れておけば動画の再生には困る事はありません。ただし、x40で動画を見るっていうのは難しいところでもありますが、まぁ、見れないよりましという事で。これはレポジトリを追加します。rpmforgeかと思いますので、repo追加させてからyum install -y VLC としてください。

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RhythmBoxは最初から入っている音楽プレイヤーですが、何故か最初からMP3が聞けません。意味なしプレイヤーにしておくのも嫌なので、MP3のcodecを追加してインストールをします。gstreamerというcodecを入れますが、聞きたい人はとりあえず、コンソールで yum install insall gstreamer-plugins-ugly gstreamer-plugins-bad と入れてインストしてください。
これで再生が可能になると思います。SSDを入れていると、容量もそんなに多くないので、私はSDカード(2GB)にMP3でアルバム毎にフォルダーを作り、そこから呼び出すようにして聞いています。SDカードスロットですが、2GBまでなら認識しています。4GBとかアウトでした。XPの場合には8GBも平気だったのですが、まぁこれは仕方ないと思ってます。

使っていて、XPはふっとした瞬間にプチフリとかの症状が出て困りましたが、SL5.9は今のところ大丈夫です。KingSpecのSSDでプチフリで困っている方には、お薦めできると思っています。
madwifiで無線LANでも動作していますし、XPより速いし、なんてったって現役で使えるレベルになりました。
会社のセロリンのXPよりずーっと速いし美しいです。

x40お持ちの方、XP辞めて、CentOS-5かScientific-Linux-5はどうですか?

x40に限らず、XPマシンの再利用としても良いと思います。