6710b –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 052014
 

このブログにはhp6710bに関してCPU交換や高速化するための方法を探しにきている人が沢山いらっしゃいます。私自身もCore2のT7100搭載している6710bを所有していますが、メモリを2GBにした程度でこれといった改造をしている訳ではありません。

x40と比較するとCPUがCore2だけあって、それ程遅いという感じではありません。
XPとubuntuのデュアルブートになっていますが、ubuntu(gnome)の方がやはり速いように思います。
XPの場合にはもう終焉を迎えるOSですので、このOSのまま高速化しても将来がありませんから、この6710bをどうするか?という意味で今回はお話をしようかと思っています。

600x600-2013042300015

◆速くするための工夫-第1期改造◆
①メモリをできるだけ搭載する(これは当たり前、特に次期OSを64bit化するのであれば尚更)
②HDをSSDに交換する(ノートパソコンの場合にはこれで劇的に高速になります)

第1期の改造は難しくありません。裏蓋を開けてディスクを入れ替えるだけです。
これで満足できないようであれば第2期改造をするしかありません。
しかし、この改造にはリスクも伴う事も忘れないでください。
キーボートを外したり大きな外科手術になります。

◆速くするための工夫-第2期改造◆
①CPUを交換する(FSBは800Mhz)T7800(2.6Ghz)までが安心できる範囲ではないでしょうか。
 ◎先ずこちらでCPU型番を調べて下さい⇔ http://ja.wikipedia.org/wiki/Intel_Core_2

6710bは使用していて熱が結構排出されるので、CPUを交換した場合には、ファン周辺もきれいに掃除をするか、新しいファンに変更をする事をお勧めします。一度分解をして、二重手間にならないようにという事です。CMOSの電池も交換すればもっと良いと思います。

XPで使用されている人は、今後windows7やLinuxをインストールしようか考えていると思いますが、第2期のCPU交換をする前にOSを入れた上で満足する速度が得られたかどうか確認してからの方が良いと思います。Linuxの場合にはメモリの量とSSD化で満足できる内容になると思っているからです。windowsに拘っている人も先ずはメモリとSSDを選択して欲しいと思います。

そして、CentOSやScientific-Linuxを選択するのであれば、必ずver6を選んで下さい。
kernelがSSDのtrim設定に、以下のヴァージョンであると対応していません。

比較するのであれば、x40(pentium-M1.2Ghz)にScientific-Linux5.8をインストして使っていますが、プチフリはありませんし、安定した速さで動作します。このCPUでこれだけ安定しているのであれば、Core2搭載の6710bは第1期までの改造で充分と思われます。CPUを別途ヤフオク等で購入しても経費がかかるだけですし、余ったCPUも無駄になります。その分を考慮して、メモリとSSDにお金を回す方が賢明ではないでしょうか。

11月 112013
 

このPCは私が最初にサーバーを遠隔操作用に中古で18000円で購入した物です。
購入した時に、メモリは2GB入っていたので、交換した部品はハードディスクだけです。
確か80GBかだったかと思いますが、直ぐにエラーが出たので新品で500GBのディスクに交換してしまいました。その500GBにXPとubuntu-12.04 LTSをインストールしました。ubuntuはgnome-desktopにしてあります。

外観は、それなりっていう感じです。
x40と比較すると、バカデカイ。戦車でいうとタイガーⅠ型っていうところですか。
まぁ、DVD-ROMも付いているし画面も1280x800ですから、仕方ないところでしょうか。
どっしり感があって、持ち運ぶというパソコンではありません。
でも、デスクトップとして使用できるマシンであることは確かです。

hp1 ■本体hp2 ■grub boot画面hp3 ■XP起動画面

500GBのハードディスクのうち100GBをubuntuに割り当てています。
ubuntuは64bitでは無く普通の32bitを使っています。ハードディスクの交換は非常に楽で、本体裏側にある蓋をドライバーで開けてディスク本体を交換するだけです。古いハードディスクの方は、SSDとか500GB以上の物と交換するのが、一番のアップグレードかと思います。メモリは2GBあれば本当に充分です。少ない方は付け足す方が良いかも知れません。CPUの交換を考えている方は、FSBが800Mhzの物を選ぶ事になるかと思います。ノートなんであまり発熱するような仕様は避けた方がよろしいかと。現在のT7100(1.8Ghz)でも排気口から熱い風が出ているので寿命を短くする改造にもなってしまう恐れがあります。

hp6 ■XPの画面hp4 ■ubuntuの画面hp5 ■無線用USB

このPCは主に家内がネット見たりをするパソコンで使用しているので、改造をしようかという気持ちがありましたが、壊す訳にもいかず、購入時のままになっています。このCPU(Core2duo-T7100)が非常に中途半端というか、遅くも無いし、速くも無いし、改造する気持ちを萎えさせる仕様なんですね。これがcore-soloとかだと「よし、やるか!」となるのでしょうが、全てが程々に動くので、私の奥さんには丁度良い塩梅なんです。

使い難いのが、マウス用のパッドですかね。
使い易いという方もいるかも知れませんが、私は使い難いです。動かすのは良いのですが、クリックがやりにくい。ロールさせると、急に画面が下のほうまで一気に動いてしまったりと。

このXPもubuntuもメルコのUSB型無線を使用しています。1000円しない値段だったような・・・。XPは勿論の事、ubuntuでも差したら普通に使えました。こういったところはubuntuの良いところですね。今のところCentOS6シリーズでは、無線を試してませんが、CentOS5、Scientific-linux5シリーズではどうなのかな?と思います。

XPの更新が終了したら、どうするか?検討しています。
このPCであればWindows7でも大丈夫なのかなと考えております。

4月 252013
 

もう少しで5月の連休に入りますが、時間を無題せず、どうやって過ごそうか考えていました。desktopのマシンはXPもLinuxもCPU交換とメモリ増設という作業も一段落しているし、X40に至っては、王様仕様(Kingspec32GB-SSD)に変更してメモリもフル実装ですので、触りようがありません。

600x600-2013042300015

そこで残っているのが、hpのcompaq-6710bというノートPCです。
この6710bは、Core2Duo-T7100(1.8ghz mem-2G SATA-500GB)という概要で今まではハードディスクを60GBから500GBに交換して、XPとubuntuのデュアルブート仕様になっています。ざっくりですが、ハードディスクはXPが400GB、ubuntuが100GBという容量の振り分けをしています。

spec_photo

SSDにするか?
CPU交換とするか?
現在検討をしています。

ネットで調べたところ、CPUはMBにハンダでくっついている物ではなく、Soket-Pという、取り外しが出来るソケット形式であること。また、6710b自体に上位機種として、T7400(FSB800 2.4Ghz)などあるので、交換も可能なようです。細かく調べると、Core2のノート用CPUは35Wの電気消費をしていて、上位のCPUに交換しても35Wの物であれば熱に対しても現在のファンなどで対処が出来そうです。

冒険するとしたら、Core2第二世代のT9400(FSB1066 L2-4M)のCPUに交換するということになるでしょうか。これは、中古CPUの価格などによっても変わってくるので、現在はこれと行って決めていません。ついでにキーボードも外す事になるので、メモリもDDR22GBX2枚=4GBにしようかとも思っています。

予算ですか?予算は10,000円です。

結果的に速くなれば、windows7マシンにしても良いし、ついでにSSDにしても良いと思えるPCになると嬉しいのですが・・・。