SSD – ページ 3 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 302015
 

Mini-ITXのマザボを使って安くPCを作りたい。

そう考えている人は多いかも知れません。
やっぱ中古PCよりも自分で作って動かしてみたい。
そう考える人もいるでしょう。

ほとんどの方がメインPCを持っている、またはLinuxを使ってみたいが入れるPCが無いので小さなPCを作りたい、そういう人が趣味の一環として連休に組み立てて遊びたいと考えているのではないでしょうか。

中古PCは探すのが大変、買っても直ぐに壊れそう。
やはり新品の部品で組んでみたい。
そういう人向けに今日は記事を書きたいと思います。

普通であれば、Q1900やQ2900のMini-ITXを推すのですが、デスクトップPCとして使うならば、やはりオンボードVGAもRadeonやGeforceが付いている方が画面も美しいし、3Dもグリグリまではいかないがそれなりには動く。そんなGUI(windows・Linux)向けに選びました。

1.MB AsRock AM1B-ITX    ¥3,627
2.CPU AMD Athlon 5350 Kabini  ¥6,674
3.mem PC3-12800(DDR3-1600) 4GB ¥5,332
4.case JMAX-FXシリーズ JX-FX100B ¥6,030
5.DVD-ROM ASUS DVDスーパーマルチ DRW-24D3ST ¥2,998
6.SSD CFD CSSD-S6T128NHG6Q ¥8,530

合計¥23,588(税込み¥25,475)

4コアでRadeon付き、そして周波数は2.05GHz、MBとCPUを足しても1万円ちょい。
Q1900でも12,000円前後する事を考えれば、こちらの方がメリットは多い。
SSDやメモリについては、個人の好きな容量を選んでもらえばよろしいかと思います。
今回はメモリは2G+2G=4GB、SSDは128GBとしました。
DVDは載せないでインストール時だけ繋げて、インストール後はHDDに入れ替えるという方法もあります。
SSDならばtempファイルやダウンロードするホルダーなどはHDDに指定した方が良いかも知れません。
この仕様で25,000前後(amazon調べ)で組み立てられればコスパ的にも良いと思います。

ケースは、電源付き150Wで私が使っているATOMサーバーと同様の物です。
電源の音も静かですし、毎日、休まず運用していますが、3年間故障なしで耐久性も良い。
後はOSを何にするかは貴方次第でしょうか。
2.05GHzの4コアであれば、CentOS-7も充分に動作するでしょう。
winodws8.1dspをとりあえず買って夏に出るwinodws-10で無償アップグレードも良し!

投資は25,000円ほどなので、キャバクラなら2時間程度。
パチンコならGAROでSTスルーで2時間半で無くなる金額です。
銀狼のZEROなら出ない事だってあるでしょう。
ギャンブル、飲みを止めれば安いものです。

今度はAthlonでGo!Go!してみなさい。

12月 082014
 

hp6710b用に購入したSSDですが、Vistaが普通に動くようになったのでもったいなくなり(家の奥さんがメインに使用するので)HDDのままにする事にしました。

起動はHDDなのでそれなりの起動時間はかかりますが、一度起動すると嘘のように動作しています。
HDDへのアクセスも最初だけで、アイドリング時もCPUの使用率も低い。
家の奥さんにはもったいないレベルになりました。

そこで、余ったSSD(128GB)をどうするか。
検討したところ、AMD-E350の現在、CentOS-6.5のパソコンに入れる事にしました。
CentOS-6.5は2TBのHDDにインストールしてありますが、色々なデータ(ファイルサーバーも兼ねている)やOSそのものもカスタマイズしてあるので、それはそのまま残しておきたい。起動時のGrubもいじりたくない。という事で、BIOSのbootで起動変更をさせるようにしました。

このE350は2コアで1.6GHzのCPUです。
現状はDDR3メモリが8GB搭載されていて、Linuxマシンの中でも一番裕福なパソコンです。
SATA3も搭載されているので、SSDの接続には問題ありません。
問題なのはCPUの1.6GHzというところでしょうか。

Grubで設定しないのは、先の事(新しいパソコン)を組み立てる時にSSDをいつでも外せるようにしておきたい、E350で満足な動作が出来ない場合にも対処しての話です。普通の人なら「そんな面倒な事やらなくてもいいじゃん」と思うのかも知れませんが、こういうお試し作業が好きなので仕方ありません。

SSDには、hp6710b用のCentOS-7が入っていますが、これは消してインストし直しをします。SSDなので、書き換え作業は頻繁に行なうのは良くありませんが、検証用SSDとして活躍してもらう事にします。

SSD自体を本体に取り付け、配線作業、起動認識確認まで20分ほどです。
DVDにCentOS-7のメディアを入れてDVD優先起動をさせます。
そして、128GBのSSDにインストール先を指定すればOKです。
途中で、ネットワーク設定(家ではDHCPは使わない)やユーザー追加、rootのパスワードの設定を行ないますが、ユーザー追加とrootのパスワードの設定は、実際にインストールが開始されてから表示されるので、平行して設定をしているような感じです。

hp6710bよりもインストールする時間が長いように思いました。
まぁ、1.6GHZのCPUなので致し方ありません。
全て完了してメディアを抜き、再起動となります。

起動は、hp6710bの2.4GHzの方が速いです。(当たり前ですが)
起動最中のブラックアウトしている時間が思ったよりも長く感じます。
そしてログイン画面が出て、設定したパスワードを入力すると一気に起動します。(これは速い)

とりあえず、opensshの設定、ファイル共有のsambaの設定など行なっておきます。
細かな調整は、windows-7からTera-Termを使って遠隔操作をします。
デスクトップ画面の表示、ブラウザ(FireFox,Chrome)もそれなりの速さで起動しますが、スクロール時にカクカクというか波を打ったよなスクロールになってしまうような感じです。E350ではこの程度で仕方ありませんが、普通のテキストベースのサイトでは全然問題ありません。

私なりの結論・・・・
E350であれば、SSDにするのもCentOS-6シリーズの方が良いと思われます。
HDDで起動させていましたが、起動後は変わらない感覚です。
ブラウザもそれほどカクカク波打つ感覚もありませんでした。
CentOS-7は2コアであれば2.4GHz以上のCPUが欲しいところです。
やはり最新のLinuxはそれなりのハードが必要ということです。
これは、あくまでもSSDのwindowd-7(q9450)と比較しての話なので、省エネCPUのE350と比較すること自体がかわいそうなところですが、普通に使用するという面では全く問題はありません。

これからは4コアが主流になる。と以前書きましたが、やはり4コアの処理能力は高い。
アイドリング状態に戻る時間も速い。
いつでも仕事が出来る状態になっているという事です。

E350、E450所有の方でSSD化を検討している人にはCentOS6シリーズを推奨しておきます。

11月 272014
 

作業はとっくに終了していたのですが、アップする時間がありませんでした。
hp6710bで待っていた人は申し訳ありませんでした。

では、再度、分解方法を写真付きでご案内いたします。
最初に電源のコンセントとバッテリーを安全のため外しておくようにします。

hp1先ずは本体を裏返して3箇所の赤丸のネジを緩めてください。
真ん中のネジはメモリが入っている蓋になっていますが、これを外します。
他の2箇所は緩めるだけで、ネジは取り外せないようになっています。
hp2 真ん中の蓋を開けると、メモリが右側にあります。(空いているスロットは無線LAN用)
今回はメモリ増設ではないので、触らずそのままにします。
そして、赤丸のネジを緩めます。これがキーボードを外すための最後のネジです。
緩め終わったら本体を元の位置に戻します。
hp3そして、赤丸の4箇所のノッチを手前にします。
これでキーボードは外す事が可能となります。
キーボードは奥側のdeleteキーのあたりからマイナスドライバーを差し込んで持ち上げてください。
手前に差込があり抜けるように外せます。
hp4これがキーボードを外した状態です。
キーボードにはフイルムのような帯の配線が付いているので無理に引っ張らないでください。
写真のメモリスロットの少し奥にあるソケットで黒いプラスティックの留めを持ち上げて外すようにします。 次に、CPUを外す際に邪魔なメモリも一度外しておきます。
次にファンを取り外さなくてはなりませんが、ファンは2つのネジで留まっていて、奥のねじが丁度、電源スイッチの下あたりにあるため、電源スイッチの付いているプラスティックのバーも外さなくてはなりません。(これが一番厄介でした。)
hp5写真のマイナスドライバーの先に穴があり、差し込んでひねるとプラスチックが持ち上がります。
真ん中あたりを手で持って外してゆくと外し易いと思います。
これはネジ1本も留まっていません。
hp6真ん中が浮いたところで、モニターを倒します。
赤丸の付いているヒンジ部分が、この状態にしないと外れません。
少し、力が必要ですが、無理をしないように外してください。
hp7 この写真が電源スイッチの付いたプラスティックバーを手前に裏返した写真です。
このバーにも配線が付いているので無理に引っ張らないようにしてください。
hp8そして、写真のファンの赤丸の2箇所のネジを緩めファンを外します。
ネジを緩めてもファンが隙間にうまくはまっているので、他の部品と干渉しないように外してください。
外れたら、とりあえず横に逃がしておきます。
その次にオレンジで囲ったCPUの冷却装置のネジを緩めて外します。
これも奥にヒートシンクが伸びており、浮かせて手前にこじって外すような形になります。
hp9これが外した冷却装置(ヒートシンク)の現状です。
ファンからの空気が排気できないような埃が溜まっています。
排気周辺の熱い風が弱弱しく出ている場合には、このような状況になっていると考えられます。
きれに掃除機で吸い取り、エアーで吹いておく必要があります。
hp8そして、写真は戻りますが、ヒートシンクが外れたら、ピンク色のネジを緩めるとCPUが外れます。
ピンを曲げないように取り外し、新しいCPU(T8300)にヒートシンク密着用のシリコンを薄く平坦に塗ります。
これで作業は完了です。

後は、逆モードで元に戻してください。
めったに開ける場所ではないので、掃除できる部分はきれいにしておいてください。

hp10そして、感動のBIOS画面です。
ちゃんとCore2duo T8300 2.4GHzと認識しています。(メモリも4GBになった)
時間的には30分程度で完成すると思います。

T7100(1.8GHz)からT8300になって、どこがどう速くなったのか?という点については、現時点では何とも言えませんが、先ずは起動後のアイドリング時CPUの負荷が違います。そして、ブラウザを開く時のまったり感が無くなり、シャキっと起動するようになりました。これはメモリも2GBから4GBにした事も影響しているし、SSDにした事による読み込みの速さも勿論、影響していると思います。

さて、今回の念願だったhp6710bの改造については、金掛け過ぎでねぇの?というご意見もありますが、自分の使い慣れたPCの延命という点では、納得していますし、新しいPCとの比較という点では、個人個人、思うこともあるはずです。私自身も、これがhp6710bの最終形と思い作業をしました。この処理能力ならば、windows-7を入れても充分に速いと思います。総費用は前記事に書きましたが、SSDとメモリ(中古)とCPU(中古)で15,000円ほどでした。