windows8.1 –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 112014
 

windows7やwindows8.1のDSP版について、質問が何件かありましたのでご案内したいと思います。

一時入手困難であったwindowsのDSP版ですが購入出来なくてXPからアップデート出来なかった人も沢山いらっしゃるようです。そして何を買ったらいいのか?DSP版の意味が分からない。という人向けに簡単に説明します。

DSP版とは主に自作者用という意味合いでしょうか。パッケージ版には32.64bitのOSが二通り同梱されていますが、DSP版はどちらかを選択しなくてはなりません。その分、パッケージ版より価格が抑えられています。DSP版は当初メモリやPCIカードを同時に購入する形で販売されているのが普通でしたが、このセット販売は中止となり単体で購入する事が可能になりました。DSP版は個人の自作者向けという製品なので、「分からないからMSに問い合わせをして聞いてみよう!」というようなサービスは付属していません。自作する人なんだからそれぐらい自分で考えて対処してくださいね。という事です。

◆HOMEとPro、32.64bitの選択について

◎現在のパソコンのメモリが4GB以下であれば32bit版をお奨めします。
◎メモリ増設を検討している人は64bit版を選択してください。
◎HOMEとPro版がありますが、家で使用のみならHOMEでもOKです。仕事で会社のLANへ接続する事がある場合やXPモードを使用したい人はProを選んでください。ドメイン名でLANを繋げる場合にはPro版にしてください。

◆windows7 DSP

◆windows8.1 DSP

悩むのがCore2duoやCore2quadでDDR2のメモリを使用されている方だと思います。
DDR2メモリは搭載されるメモリが少ないので、32bit版で充分かも知れません。
ただし、4GBを積んでいると、windowsが認識するのは3.2GB程度になりますから、残りの750MBはOS管理外となり、使用されていない事になります。この場合にはram-diskで使用するか、64bit版を選択して生かすか、どちらかになりますが、これはCPUも考慮して、2コアならE8000シリーズ以上または4コアであれば64bitを選択しても良いのではないでしょうか。

DSP版でも安いOSが販売されています。いわゆるメーカーのOEM版です。
ライセンス問題がどうなのよ?とか、ちゃんと認証されるのか?という心配な面があります。
おやじの意見としては、このOEM版が問題ではなくて、販売元の信頼性の方が大事かと思います。
例えば認証が失敗しても、販売元が違うIDを提供して認証されれば結果的にはOKなのです。
こういう対応が出来ない、しない販売元が危険であるという事です。
一概に良い悪いという判断は出来ませんが、正式に認証されて使えているのも事実です。

あくまでも、これは個人の考え方であるので、株と同様に個人責任において納得して使用される人、上級者向けという事にさせて頂きます。

5月 032014
 

BIOSTARに続き、ASRockより「QC5000-ITX/wifi」が登場しました。
ASRockはITXにも力入れてますね。それに新製品への対応も早い。
マザーの色は漢のブラック仕様です。CPUファンも付いている。

QC5000◆製品特徴について

◎AMD クアッドコアAPU(A4-5000)をオンボード搭載。
◎FULL SPIKE PROTECTIONによる強力な回路保護機能を搭載。
◎湿度に強い高密度ガラス繊維PCB採用。
◎100%導電性高分子コンデンサを使用。
◎SATA 6Gbpsを4ポート搭載。
◎USB 3.0を6ポート搭載。うち2ポートはフロントUSBピンヘッダ。
◎802.11n WiFiを搭載。

AMD A4-5000 APUクアッドコア
動作周波数:1.5GHz L2キャッシュ:2MB TDP:15W 64bit OSサポート
DDR3-1600、1333、1066(MHz)、nonECC 最大32GB
AMD Radeon HD 8330(APUのグラフィック機能に依存)
SATA 6Gbps×4(うち2ポートはAPU、残り2ポートはASMedia ASM1061)

◆市場価格 14,500円前後

A4ー5000のAPUについては説明するまではありませんが、この製品の特徴はDDR3の標準メモリが搭載出来ること。そしてRadeonHD8330が搭載されていること。そしてWiFiも付いているので無線LANにも対応していることです。

◆おやじの勝手な意見

これでJ1900搭載のITXと検討の余地が出来たのではないでしょうか。市場価格が14,500円前後なのでJ1900よりも3,000円前後値段的には高くなりますがRadeonHD搭載である点とDDR3の標準メモリが搭載出来る事が高いと思うか、安いと思うかの判断となります。CPU単体でJ1900と比較すると周波数はJ1900が上、メモリとVGAはQC5000が上という事になるでしょうか。問題はA4ー5000のAPUが1.5GHzという悩ましい周波数のquadコアなのでパフォーマンスがどうなのかというところです。E350、1.6GHzの2コアを基本に予想すれば、ほぼ同等周波数のQuadコアであれば、そこそこであると思っています。

おまけ的には、家のLAN環境が無線であればお得というところでしょうか。
対応OSですがwindows8.1とwindows-7、64bitにももちろん対応しています。
Linuxについても問題無いと思います。
これからのMini-ITXはQuadコアです。C70のような超省電力という特殊なAPUで組み立てたいという以外は、今後2コア<4コアを選択すべきです。

あなたは、どちらでGoGo!しますか?

5月 012014
 

久しぶりにこのブログを読んでくれている方からメールを頂きました。ありがとうございます。

メールの内容ですが・・・・
現在ATOMの古いマザーでXPを動かしているそうです。(ネットが使えないで困っているそう)
このマザーボードはASUSのファンレスでメモリがSo-DIMMタイプの物で、この機会に新しいITXのマザーボードを交換して、windows8.1を入れたいということです。ケース(キューブ型)とメモリ(So-DIMM)、DVD-ROMはそのまま使用したいという希望です。HDDは長く使用したそうなので2TBのSATAに交換したいそうです。

以上が条件であれば、もうJ1900のITXしかありません。
・・・間違ってJ1800を買わないようにしてください。コアが半分になってしまいます。
メモリも丁度、So-DIMMでバッチリじゃないですか。
HDDも交換するのは正解ですね。作って直ぐにエラー表示では気分的によろしくありません。
本体をSSDにして、今あるHDDをデータとして使用する方法もありますが、キューブ型ケースの空きベイがあるかどうか。無いならインストール後にDVD-ROMを外して付けるという手もあります。外付けUSBケース買うのもありますが、面倒ですよね。費用は概算でMBが12,000円+HDが8,000円=20,000円というところでしょうか。

以下は市場参考に見てください。

価格を見ると、ASRockの方がなぜか安い。
それはASRockだから・・・?そんな事はないですよね。
しかし、同じCPU搭載なら安い方がお得ですよ。
現在は連休中なので、欲しいマザーボードを早く見つけて、インストールして楽しむのが一番です。パソコンの自作は組立てやインストール、自分なりの設定をするのが楽しいし、結局、くだらない場所に遊びに行って散財するよりも安いと思います。

余ったASUSのITXはCentOSでも入れてあげたらいかがですか?
そのまま放置も可哀想ですし、中古屋さんに下取りしてもらって、J1900マザーの足しにするという手もあります。そのままにするよりは良いと思います。

出来上がったら、感想を頂けると有難いです。