無償 –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 172018
 

私も色々な経営者の方達にお会いしてきました。

私のような半お宅で機械弄りが好きな性格とは真逆な人が多い。
知らない事もいかにも知っているようなそぶりの会話をする。

・・・知らないんなら知ったかぶりしなくてもいいのに・・と思う。

所詮、この人達は自分の技術が口なのである。
だから私のような人間とは種類が違うし、生きているステージ自体が違う。

私が山の生き物ならば、彼らは海の生き物なのかも知れない、そんな感じでしょうか。

そうして色々とシステムの構築を依頼されたりする事になるのですが、物好きな私の性格は、依頼された内容以上の事をしてしまう傾向があるということです。

その傾向とは・・・・

サーバー構築するにしても、今あるサーバーを使いデータのバックアップから新システムの入替までの作業があったとした場合・・・

1.バックアップまでは依頼者側で行う
2.サーバーが真っ新の状態から作業を行う
3.依頼はVPNとsambaの設定

と仮定すると・・・。

1の作業を中々時間通りに実施しない依頼者側に愛想を尽かし、こちらでやってしまう。
3の設定をする際に情報が不明で誰一人分かっている人がいない・・・こちらで調べる。

ルーターのIDやパスワードも分からない。

全てが人任せな会社なんですよね。
情報が何も無ければ設定も出来ない。
事前に準備しておいてくれてもいいんでねぇの。

しかし、ここでイラついても怒ってはいけない。

やっとの思いで必要な情報、資料を集めて作業を始めると色々と気が付く事が多い。

このサーバー、メモリ不足でないの?
HDDも容量少ないからシステム以外にusr領域を増やした方が良くない?

とこんな感じで?と感じる箇所が増えてくる訳です。

担当者に行っても暖簾に腕押し、意味が通じないのか?糠に釘状態。

自分はVPNの設定とsambaの設定をやり終えてはいるが気になってしまう。

「後で困るのはあなた達の会社ではないのか?」と・・・。

知ったかぶりの経営者に直接言う事になるのだが、契約以外の作業なので金にはならない。
しかし、やって欲しいと上から目線で言われるのだ。

とこんな風に「相手の事を思って言った事が自分の無償の作業になって返ってくる」という嫌なブーメラン現象が起きるのです。

だから作業を依頼された事以外は手を振れない。
おかしいと思っていても担当者にやんわり伝える程度で丁度良い。

何でもやり過ぎはいかん!と言う事である。

それは技術者としての価値を下げる事でもあり、余計な心配を抱える事にも繋がっていく。

あくまでも、やんわりと伝えれば良い。

8月 132014
 

忙しくてブログの更新ができませんでした。
職場が変わり、仕事は同じでも地域性がが違うと中身も違うように感じます。
本来の仕事以外でも仕事以上に気を遣わなくてはならない事もあり気苦労も多いように感じます。
転職したとか、転勤したという人は、本当に大変です。

さて、その新しい仕事場での話しになります。
早速、得意分野であるWEB制作を頼まれたのですが、これが結構苦労が多い。

理由としては・・・・・・

1.以前からお願いしていた部外者の人がいる。
2.コンテンツの中身も何も決まっていない。
3.関係者全員がPCやホームページの知識がない。
4.必要な機材が何も無い(通信回線すら無い)

「おいおい、こんな状態で何をどうすれば良いのか?」と考えてしまいました。
作ってくれと依頼をされて、なぜ私がWEB制作に必要な機材、予算などの提案書(説明書)まで作らなければならないのか?普通であれば、先にこういう稟議の流れがあり、進めてゆくものかと思っていましたが、どうやら違うようです。

この何も無い、白紙の状態から、WEB制作をする意味合いや制作後の作業、工程など知識の無い人達を納得させる書類を作成するのは、実際のWEB制作者では無く、その会社・団体の役員や関係者の仕事だと思う訳です。ましては、無償で作るのですから何でもお任せ状態というのがどうなのか?

この仕組みを知らないおやじ連中(自分よりも10から20歳上)に納得して貰うという事自体が大変な訳です。

ましては、役員の一人から「知り合いにWEB制作を依頼してしまった人がいるので、協議しながら進めて欲しい。」という余計な注文まであります。一番の問題はここなんですね。知り合いでちょっとした知識があるが、どこまで使えるのか?打ち合わせをしながら相手の出方次第で、役割分担を変更しなくてはなりません。この知識が無い役員の「パソコンを知っている人」というのが問題なんです。大体、ホームページを作った経緯があるとか、デザインを習っていたとか周りの人は言いますが、WEBの制作環境も時代によって全然変わってきているし、最近ではほとんどが、このwordpressのようにCMSを使ったHPが多い。

デザインよりも、PHPやCSSの知識があった方が良い。
知っている人であれば、頼りになりるが、全く使えない地雷のような人でもある可能性が高い。
それでも立場的には何かしらの作業をやってもらわなければならない。

結局は、見知らぬ人と人間関係が出来るまで、相手のスキルが見えないという問題。
自分から、「私はこういう事が出来ます。こういう事は出来ません。」というようなシステム会社の面接のような事をお互いにしなければならないのか?お互いが探りあいの状態で仕事をしているのもどうなんでしょうか。

ちょっとしたHPならば、一人で作った方が工程が短くて済む。
デザイン的にも一人の思想で作れるので統一される。

こういう問題は有償でも無償でも存在しますが、無償で作るのであれば、制作者の作る環境を一番考慮すべきではないでしょうか?有償であれば、それも仕事、我慢するしかありませんが、それにしても制作環境の良し悪しは、その会社の役員・管理者のスキルがある、無いに関わってくる要素が非常に大きい。

何でも「後は、頼んだぜ!」という表現は困るだけである。

皆さんはどう思われますか?

12月 152013
 

メールを頂きました。内容は、私があまりWindowsの投稿等あまり書かないし、Linuxの話が多いのでWindows嫌い派ですか?という事なんですが。

私的には「Windowsは嫌いではありませんが好きでもありません」

何しろ、Linuxという無償でソフトやOSが提供されていて、私の仕事や遊びで使う一通りの事がLinuxで出来るようになっているので、あえてお金を出してまでWindowsを購入しようと思わないだけです。

WindowsのOSは世界標準?なので、扱い易さやインストールのし易さ等優れていると思います。そこはお金を出して購入(インストールされている)しているのですから、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。「俺はゲームが出来ないと困るからWindowsじゃないとダメ」という人は、それはそれで良いと思っています。

私の場合は、1年半前にATOMサーバーを組み立てて、Linux(CentOS-6.3)をインストールをしてから、毎日のようにLinuxを触ってきました。最初はWindowsから遠隔操作をして設定していましたが、出来上がって後に、Linuxのデスクトップも使ってみようと思い、ubuntuやScientific-Linuxなどインストールして使いました。最初はやはりWindowsを使う頻度は高かったのですが、MP3で音楽を聞いたり、動画が再生出来るようになったりすると、段々と扱い易くなってきて、現在は、x40にはScientific-Linux5.9を入れ、E350にはCentOS6.4-64bitを入れ、古いMBのCore2Duo-E6600にはScientific-Linux-6.4-64bitがインストールされています。(この他にはpuppy-linuxがあります)

こんなに色々なLinuxが増えるとは思っていませんでしたが、面白いと思った時には、WindowsがインストールされていたパソコンにLinuxを入れていました。最初に扱ったLinuxがRedHat-Linuxだったので、CentOSやScientific-Linuxは自分としては扱い易く、ubuntuはDebian系なので設定とかやりにくいという面もあります。全てのデスクトップはgnomeを使っています。

私はLinuxを50歳過ぎてから勉強を始めましたが、今までWindowsだけ使っていたのとは違い、サーバーの設定やLinux関係のセキュリティ等興味が沸いてきて、休日は何も無ければ一日、パソコンに向かってサーバーの設定やら試しています。オヤジの趣味としては悪くないと思うし、今後、時間が空いたら何をしようか?とか考えています。高齢者の無趣味が一番良くない事だと思いますし、そんなにお金がかかる趣味でもありませんからね。

このブログを読んでくれている方々はパソコン好きな若い人も多いかと思いますが、早くLinuxを勉強しておいた方が先々楽しいパソコン・サーバー生活がおくれると思うし、仕事でも役立つところがあるはずです。それに無償でOSは手に入れられて、サーバー用のソフトも無償ですから勉強しない手は無いと思っています。

現在はXPのサポート終了も近くなってきているので、ここはファイト一発!Linuxをインストールして、この年末年始の休みの間にサーバーを作るとか、使い易いデスクトップのLinuxマシンを作るとか良いのではないでしょうか。