D510 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
6月 112014
 

梅雨に入ってしまい、毎日憂鬱な天気になっています。
この湿った空気というか、汗をかいた後のベトっとした感じが何ともよろしくありません。
電車通勤の方は、メガネが急に曇ってしまったり嫌ですよね。
メガネにもワイパーや熱線でも取り付けて欲しいくらいです。

現在、家のサーバーはATOM-D510(1.6GHz)2コアを使用しています。
ここ2.3年毎日電源を入れ放し状態なので、普通のデスクトップであれば10年以上使用している状態なのではと思っています。これだけ小さなボード(mini-ITX)で壊れないのも省電力である事が重要であるという事を証明していると思います。現在も特に不具合がある訳ではありません。

その他、ハードディスクもSATA500GBを同じ期間使用していますが、特にエラーも出ていません。唯一、エラーというか相性というか分かりませんが、UMAのメモリ2GB(2枚)を取付けると調子が悪くなったくらいです。現在はメモリは安物バルク品1GB×2枚=2GBで運用しています。

中古で購入した(5000円程度)ボードで3年間利用出来たのはとても有難いと思っていますし、このATOMのお陰でCentOSサーバーの知識が広がったのは事実です。今までwindowsの自作マシンにはビデオカードやらCPUやらとお金を掛けてきましたが、こういった知識の蓄積には至っておらず、ただ単に自作の部品が増えた程度です。逆に中古部品で作ったATOMサーバーが、たかが15,000円程度の投資でこれだけの知識と面白さを教えてくれたという事は、今まで何だったんだろう!とこれから先を考えるヒントにもなっています。

このブログを見に来てくれる方はCentOS、ubuntuなどのLinuxや自作PCのパーツ関係に興味がある人達だと思います。(docomoやLINEの悪口も書いていますが、理不尽な営業スタイルや社会的に問題の多いソフトやSNSについても自分の思った事は今後も書いていこうと考えています。)そういう人達にもっとLinuxで楽しめる内容を提供していきたいと思います。

このATOMサーバーについては、httpdやmailなどダイナミックDNSを使用した自宅サーバーとして活用してきて、そろそろハード的に交換時期を迎えたように考えていました。というのもハードディスクも中古で使用しているので、今後httpdで使用するにも不安があり、1TBや2TBのディスクも7.8000円で購入できる事もあり、mini-ITXのマザボもQコアにしたいという思いが強くなってきていました。メモリも自分としては最低でも4GB、あわよくば8GBを積んでおきたい。

現時点では、ASRockのJ1900かA4-5000かどちらにするか悩んでいます。
価格的にはJ1900、興味があるのはA4-5000というところです。
どちらもQコアですので、現在のATOM-D510よりも処理速度は速くなるし、新しいディスクを取付ければ、また、これから先5年間は動いてくれると思います。現在のATOMはケースもそのままにして、家のファイルサーバーにするかSquidでプロキシーサーバー(windows等含めここをgatewayにする)にするかと思っています。危ないサイトやウイルス等も多いのでプロキシでclamavと二重の検疫をするのも悪く無いでしょう。

後はいつやるか?・・・今でしょう!にはなりません。

Linuxのインストールとサービスの設定など考えると2.3日は欲しいところです。
そうすると、7月、8月の夏休みを利用した計画となります。
夏休みにどこにも出掛けず家でサーバー構築なんて最高でしょう。

ついでに、自宅内ネットワークのギガネット化もしようと思います。
ハブなども購入しなくてはなりませんが、折角、ネットワークカード(NIC)がギガイーサであるのに、ハブが10/100base/tでは、家の中の転送速度が速くなりません。いつかは換えなくてはならない物なので、ここは早めに作業をしておこうと思います。10/100のハブを使われている方、沢山いらっしゃると思いますが、マザーボードがギガイーサで複数のパソコンを繋げているのであれば、ハブを交換すれば、それなりの恩恵はあると思います。

あぁ~!早く来ないか夏休み。

11月 172013
 

CentOS-5.10が出たので、息子のATOMーD525に早速インストールしてみました。
息子のATOMはLinuxの勉強用に本人が部品代を出資して作ったマシンです。
HD500GB・memory2GBです。

今まではモニターにも繋げておらず、もっぱらサーバーで起動してCUIモードでやらせてました。
今回は新しく5.10が出たのでダウンロードしてインストールをさせてみます。

DVDは2枚作らなければならないのですが、2枚目はほとんどインストールが終了したところで、ちょこっと使うだけでした。インストール方法を今回はdesktop(gnome)としました。インストール時間は1時間ほどです。後は再起動して個々の設定をしますが、起動途中で不用なサービスの待ち時間がえらく長かったように感じました。これは多分、ネットワークの設定を後回しにした関係でネットを探していたのかと思います。一度、とりあえず起動させて、不用なサービスを止めて、ネットワークの設定をすれば起動は断然速くなります。

息子のパソコンはXP(Pentium4-3.2G/mem2GB)とこのATOM(ASUSーD525)の2台です。XPが中心で使っていてATOMはLinux勉強用としていたので、端末でXPからSSHで操作をしていました。でも鯖にするつもりは無かったので、扱い方が分かれば、普段使えるdesktopにしておいた方が使い勝手としては良いはずです。

そこで、今回はgnome-desktopとしてCentOS5.10 x86 64をインストールしました。私がCentOS6.4 x86 64をdesktopとして使用しているので、5シリーズ最新のOSということにしました。

接続するモニターはメルコの22インチのワイド画面です。解像度は1680×1050が推奨されています。XPではRadeon-HDなのでこの解像度で表示されていますが、今回はATOMなんで表示出来るかが問題でした。今までの経緯からするとVGAのドライバーが標準搭載のvesaになるので、最高解像度が1280×1024になってしまいます。そこで今回intelの915resolutionを試してみようと思いました。この915resolutionはBIOSからVGAの情報を取得してxorg.confに表示させる解像度を渡す役割となるソフトですが、ATOMはチップセットが810や950とか965とかではないので、まぁやるだけやってみるかという感じです。

一通り初期設定が終わった後に開始しました。

1.レポジトリにDagを設定する (ここからでもdownroadできます)
2.yumを使いダウンロードする # yum install 915resolution
3.インストールできたら、# 915resolution -l を実行して状態をみる
・・・この先はまだあるのですが・・・・・

# 915resolution -l を実行した時点で解像度表示がされるのですが、されませんでした。
ということはATOMのBIOSを拾えていないということになります。
もしかしてBIOSのVerを上げればどうにかなるのかも知れませんが、今回は息子のPCという事もありここで諦めました。結論としてはATOM関係のVGAはいまのところワイド画面には対応できないということです。E350とかIONであればもともとGeForceやRadeonHDなので問題はありませんが、オンボードのintelではアウトです。

仕方なく、画面は1280×1024でXP(1680×1050)と自動的に切り替わるようにしておきました。
息子本人が画面が綺麗だし、充分・充分と納得してくれたのが幸いでした。
最後に動画ソフトVLCやMP3用のcodec(gstreamerなど)を入れて私の仕事は完了しました。
その後、sambaやSSHの設定は本人にするようにさせました。

やはり現時点ではATOMは鯖(CUI)用ですね。
desktopであればE350の方が完全に適していると感じたこの休みでした。
他のintelチップセットご使用中の方はお試しにどうでしょうか?