サービス – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 082013
 

色々なネット上の無料サービスは情報の流出やサービスの停止なので非常に危険であると何回も書いてきました。そんなところで最近ではグーグルのサービスが停止される見込みであったりと、その使用者達は署名までして撤回を求める事をしたようですが、停止は決まってしまったようです。

やはり、無料のサービスはあくまでも無料であること。
また、無料のサービスはいつ止まるか分からない。
そして、無料の裏には何があるのか?という事も考えなくてはなりません。

特にクラウドサービスの停止に関しては使用者にすれば深刻かと思います。
スマホ、PCからデータ自分の必要なデータを上げ下げできて、保存でも安心です。
しかし、それは見た目上、安心なだけで、誰かが見ているという点では信用のおけないシステムでもあります。
自分のデータはくだらないデータだから問題ないと思う方もいるかも知れませんが、そのデータによっては、個人的な趣味嗜好、友人関係、家族関係、思想など予測が出来てしまう場合もあります。

自分の大事なデータであれば自分で守る。という事を主に考えて欲しいと思います。

現在のネット上では、そのような無料で使えるSNSやサービスが氾濫していて、メールや電話、個人の情報までもが運営側の意向によっては全て見れる立場にある訳で、こういった情報が国や警察関係、または他国に利用されたらどうなるでしょうか?

そのような大事な点も考慮した上でうまい使い方をしたもらいたいと思います。

特に、日本の企業、国、都道府県の行政機関が、こうのようなサービスを使うのはどう思いますか?
私は、扱っているデータを考えれば使うべきではないと思っています。

ところが、使っている会社の部門というか機関、多いですよね。
そういう人達は、セキュリティ面ではどういう考えがあるのでしょうか?
一度、聞いてみたいです。

「このサービス、無料だし、便利だから使っている。」

こういう人達は、よ~く考えて使わないと後の祭りになりますよ。

8月 112013
 

こんな記事が本日(8月11日)ヤフーのニュースに出ていました。

以下 ヤフーニュースより

早大、「グーグルグループ」で800人分個人情報漏洩 閲覧制限怠る
産経新聞 8月10日(土)17時0分配信

早稲田大学は10日、大学院日本語教育研究科などの助手5人が使用していた米グーグル社のインターネット上の情報共有サービス「グーグルグループ」を通じ、新入生や研究学会員ら約800人分の個人情報が第三者に公開されていたことが分かったと発表した。

 同大広報課によると助手らが閲覧制限の設定を怠り、氏名や学籍番号、メールアドレスなどが掲載された名簿、助手らのメールなどが第三者に閲覧可能となっていた。研究学会員の論文の事前評価や学会費支払い状況も含まれていたという。

 9日午前、外部からの指摘で判明し、制限をかけたという。助手らは4月から利用しており、当初から公開されていたとみられるが、2次被害は確認されていないとしている。

 グーグルグループをめぐっては環境省や国土交通省、復興庁、林野庁でも同様の問題があった。

早稲田大学とあろうところが、この失態とは情けない。
前にも書きましたが、こんな大事な情報を扱うのにグーグル等の無料のサービスをなぜ使うのですかね。
グーグル自体が情報収集しているのは、分かっているはずなのに使う側の人間の問題かと思います。

閲覧制限をかけたから大丈夫というような表現ですが、そこが問題です。
制限をかけた上で、データをすべて抜いてグーグル上は消去し、大学独自のサーバーで運用して欲しいものです。

現在、サーバー構築する費用なんて安いと思いますが・・・・。
それに共有する人の数なんて大学内であれば、たかが知れていると思います。