CPU交換 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
9月 252017
 

久しぶりのパソコン改造(CPU交換)でとても楽しめました。

これが一旦始まると物欲が強化されてしうまうんですよね。

「この部品にするともう少し速くなるかな?」
「安いからこの部品に交換してみるか?」

悪い病気が始まってしまいます。
ポチット病が出てしまいます。

悪い事に、部品を買えば、部品が余る、部品が余るとまたそれを活用したくなる。

これが自作パソコンの悪循環の方程式です。

まぁ、安い分、楽しめたと思えばそれで充分なんですが・・・。

オークション等で買ったなぁ、と思っても2.3000円程度、本体の中古ノートパソコンを買っても5.6000円です。合計で1万円もしないで、大の大人が楽しめるんですよ。

改造を終えてインストールするのも楽しい作業ですし、色々なOSを扱える。

パソコン、サーバー、Linux等勉強したいと思う人は中古で習うのが良いと思います。

えっ、Officeを習いたい?

それはマイクロソフトの認定校で学んでください。

Office以前にWindowsの使い方を勉強された方が良いと思う人も沢山いらっしゃいます。

パソコン出来る人=Word,Excelが出来る人 と勘違いしている輩も多い。

こういう人にLinuxがどうのサーバーがどうの、Wordpressがどうのと言ったところで意味が通じません。これを理解させるのは非常に困難な話ですよね。

今は、知識が無くても勉強したい!

そう思う人は、ハードの知識やLinux、サーバーの知識を知るのは良い事でしょう。

パソコンはWord,Excelのためにあるのではない。

9月 222017
 

CPUが昨日届いておりました。
そのCPUは前記事にも書きましたがCore2Duo T7200(2.0GHz/4M)です。
価格はヤフオクで600円程度でした。

事前にこのVersaProの型式に合わせてBIOSのアップグレードがあるかどうか?NECのサイトで確認しましたが、同じ型番のBIOSはありませんでした。

似た機種もしくは、T7200が搭載された同型機種のBIOSに入れ替えるか?という事も考えましたが、これは作動しなかった場合のみ作業する事と判断しました。

 

◆CPU交換作業内容(手順)

1.電源ケーブル・バッテリーを外しておきます。

2.本体を裏返し、メモリの入っている蓋を開ける(ネジは2本だけ)

3.銅色のヒートシンクがネジ4本で留っています。これを外す。

4.ヒートシンクはチップセット側にも伸びていて、こちらも外す(ネジは2本)

5.全てのネジを外すとヒートシンクが2.3cm浮かすことができ、CPUにアクセスが出来ます。

6.CPUマウントのネジを緩め、付いていた古いCPUを外します。

7.そして新しいCPUに付け替えます。

8.以上、逆手順でもとに戻して完成です。

正味、10分かかりませんでした。

超簡単です。

注意点は、CPUを付け替える際にヒートシンクを浮かせながら入れるので、無理やり入れてCPUのピンを曲げないようにする事ぐらいでしょうか。

 

◆怪しい箇所

1.やはり元のBIOSではCore2Duo T7200を認識せずに、Celeron2.0Ghzという表示になっています。

2.しかし、Linux-MINTでは正式にCore2Duo T7200(2.0GHz×2)と認識しており、CPUも2つグラフに 表示されていて、負荷をかけると、おのおの別々の周波数で動作している事を確認しました。

3.上記のBIOSのCPU表示の問題はあるが、動作的にはT7200を認識しているという事かと思います。
◆CPUの温度について

1.元々のCeleron-M 1.6GHzで動かしている時は、平常時で50℃前後、負荷時55~57℃ほどでした。

2.Core2Duoにしてから確認すると、平常時50~55℃、負荷時60~65℃に高くなりました。

3.ノートパソコン自体、CPUの熱の上がり方がデスクトップと違い高い傾向があるので、使いながら 様子を見るしかありませんが、動画を連続視聴していても、高いのは最初だけで、段々とCPU温度 が低下していき、55℃前後で落ち着くので問題はないかと思います。

 

◆CPU交換後のパフォーマンスについて

LinuxーMINTのMATE 64bitを使っていますが、SSD 120GB(SANDISK)の影響が非常に良く、起動はデスクトップのSSD並みに速いです。(スイッチオンから画面起動まで15秒~18秒程度)シャットダウンは1秒で電源が切れます。

Celeronの頃は、ブラウザでも開いてからもっさり感がありましたが、これが改善されて非常にきびきびとした動作となりました。YOUTUBEの動画もコマ落ちやカクカクするところはありません。

前に使用していたHPの6710bよりも速く感じます。

 

◆おやじの評価

NECのVersaProのCeleron-M搭載のパソコンを使っている人は、交換すべきですね。

理由は処理が速くなるだけではなく、CPU交換が簡単で誰にでもできそうである事、そしてCPUの価格がヤフオク等で購入できれば、1000円未満で仕入れる事が出来ること。

そして、SSDとメモリをフル実装すれば、普通に使えるパソコンに変貌するはずです。

Linuxの勉強用に最適なマシンではないですかね。

それに中古で購入しても、このNECのVersaProってビジネス用で安価で販売されている。
最初からCore2Duo搭載の中古とCeleron-M搭載の中古とよく比較して選んで欲しいと思います。

一言文句があるとすれば、パソコン本体の質感が低いという事ぐらいでしょうか。
これはビジネスモデルだから仕方ないところですかね。その分、中古でも安い筈かと・・・。

Linuxのインストールについては、今回はMINTのMATEを選びましたが、全然問題なくインストール出来た事もお伝えしておきます。

4月 072016
 

今年になってから中古パソコンも売っている主力商品が変わってきたように思います。
中古と言えば、何世代前のPC(リース品であれば5年前とか)が多いのですが、スペック的には第1.2世代あたりのi3やi5あたりが買い易い値段になってきたようです。

物によってはノートパソコンでも2万円未満で購入できる。
あえて安くなっているCore2を選択しなくても良い感じでしょうか。

これも新品のパソコンが安い価格で販売されている影響は大きいと思っています。
ドスパラでは新品のノートパソコンが3万円以下(OSはwindows10)で売られています。

私のようなジャンク品とか捨て値で売られているノートパソコンとか、1万円前後で買える商品を選んで購入し、改造するのが趣味の人にとっては、中古パソコンが安くなってくるのは良い事です。

ただ、趣味ではなく、使う事だけを考えれば、新品を購入するべきだと思います。

中古で2万円のPCでもOSのwindows7がインストールされている。

これDSP版を新品で買うと15000円以上しますよね。
という事は中古本体の価格は5000円かよ!という事になりますよね。

自作用のwindowsであるDSP版はやはり値段が高いと思いませんか?
中古のパソコンにインストールしたいという希望であれば、中古ショップが提供しているような安いwindows7を購入できるようにしてもらいたいと思います。

windowsが安く買えるなら、もっと普及しますよね。
無理やり、Linuxインストールする人は少なくなる可能性はありますが、windowsのシェアは今以上に増えると思うし、売り上げもある程度見込めるのではないでしょうか。

OSの話はともかくとして、今の買い時は第1.2世代あたりのi3やi5、i7でしょう。
i3とi5が大して変わらない値段であれば、i5を選ぶべきですよね。

皆さん、ご承知のとおり、i3は2コア+HTです。いわば仮想4コアです。
一方、i5はリアル4コア(core2quadとおなじような)です。
i7はリアル4コアにHTが付いている。(仮想8コア)
intelさんも本当にCPUの住み分け考えましたよね。

ノートパソコンはあまり部品交換がし易い機種ではないので最初に付いているCPUって大事です。
デスクトップであれば、チップセットやその規格に見合ったCPU交換は容易にできる。

改造が好きな人は無理やりCPU交換して「世界にひとつだけのPC」by Swapというのも良いですし、安く購入して使えるPCに改造する楽しさも同時に味わえる。難点と言えば、くだらない部品や壊れているパソコンなどが家に溜まっていくことでしょうか。いつかは使えるという事で保存していますが、保存しているだけで一生使われない部品もあると思います。

スマホ選ぶ時はiphoneとか直ぐに買うのに、パソコン買うときは2.3万の商品でも躊躇する。
本来性能の良いパソコンの方が大事な物のように思えますが、買う時の精神的な構造は逆になっている。

価格については、色々なショップの価格を見る事が大事なんですが、個々の部品の単価も知っておくと、その部品全体でいくらになるという事が分かり、個人で高いのか安いのか判断基準になると思います。例えばCPUがi3であれば単体で同じ商品が8000円で売っているとか。メモリが2GBDDR3が2000円で売っているとかです。

後は、物の傷み具合などで検討する事でしょうか。
よく店の人に相談する人いますが、店の人は中古車販売も同じですが悪い事はあまり言わないですよね。参考程度に聞いて、自分の目を信頼していくことが大事ではないでしょうか。

この世界、何でも人に相談するようではダメです。
自力で覚え、自力で調べる事を身に付けましょう。

広告宣伝でLinuxを何週間でマスターして、ネットワーク技術者へ転職とか書いてありますが、これは嘘です。何週間で奥の深いLinuxの全てを覚える事は無理です。何週間で教える事は教えるが、後は自分で勉強して努力して会得してくださいね。という事です。

何でも積み重ねが大事です。

その第一歩が中古パソコンでLinuxだと思います。