LIVA – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
4月 272014
 

ECSのLIVAですが、超小型で全ての部品が揃った話題のキットです。
超小型パソコンが好きな人にとっては気になる商品ですよね。
価格の18,000円も魅力的なんですが・・・。

今の時期はMini-ITXの最新マザーも各社から続々発売されている状況なので、ここは焦らず検討をしてみたいと思います。

私の気になるITXはJ1900(4コア)とA4-5000(4コア)です。
2コアの製品もありますが、価格差が少ないのであえて2コアを購入する必要は無いと考えています。
単純な比較であればLIVAが2コアなので、このCPUで比較すべきところですが、上記の理由です。

◆価格について
LIVAは全て揃った状態(メモリ2GB、32GBストレージ)で18,000円、一方、Mini-ITXはマザーボード(CPU)だけで11,000円(現在の市場価格)です。ITXをパソコンとして使えるようにするためにはメモリとHDDもしくはSSDのストレージ、そしてケースが必要となります。メモリを4GB(あまりお勧めしませんが)とSSD64GB、ケースをなるべく安価な物で用意しても+18,000円前後が必要です。Mini-ITXは全てを揃えた状態では30,000円弱必要となります。SSDを止めたり、メモリを2GBにしても25,000円は必要ではないでしょうか。同条件のスペックの25,000円で検討しても7,000円を余計にITXは出費する事になります。この差額の7,000円~12,000円が高いのか安いのか。

◆スペックについて
J1900にしろ、A4-5000にしろ4コアなので処理能力は比較にならないと考えます。

◆将来性について
LIVAもMini-ITX(CPU)もオンボードAPUという点では先が無い。
しかし、Mini-ITXはメモリやVGAを少なからずグレードアップさせる事が可能です。
LIVAの場合には外部ストレージ(外付HDDなど)が不可欠かも知れません。

◆面白さ・話題性
こちらはLIVAに軍配が上がります。
金色に塗ってGARO仕様の聖櫃にしても良し、「金色になれ!」ガシャ。

◆おやじの意見
LIVAの価格である18,000円は比較すると絶妙な判断で打ち出している感があります。
そこが悩ましいところです。

置き場所の問題がある人、サーバーとしてちょこんとデスクトップの上に載せて置く事も出来ます。
しかし、この大きさだけで優先されるかというと、そういう訳でもありません。

メインストリームはやはりQuadコアではないでしょうか。
LIVAがQuadコアであれば検討の余地はありません。
それにメモリも4GB、ストレージも最低64GBは欲しい。

そう、考えると、「ちょっと待て!」状態でしょうか。
話題性、色々なLinuxで試したいという人は別としても、ちょっとした進化を待ちたいところです。
ましては、windows8.1でもっさり感のある動作は誰も求めていないと考えます。

4月 252014
 

とても小さなベアボーンパソコンです。
最初から出来上がっているのではなく、自身で部品を組み立てて作るパソコンです。
とりあえず必要な部品は揃っているので、OSを用意すればOKです。
何か箱が仏壇の前にある線香立てみたいです。

liva2◆下の金色の箱はインディ・ジョーンズの聖櫃(失われたアーク)です。金色に塗ると聖櫃になります。ark

ITMedia記事より (2014/3/25記事より一部引用です)

LIVAは、重さ190グラムのコンパクトなボディにWindowsが動作するPCとして必要なハードウェアを一通り搭載したミニPCのキット。幅118ミリ×奥行き70ミリ×高さ56ミリのつや消しブラックの筐体に、IntelのBay Trail-M SoC、2GバイトのDDR3Lメモリー、32Gバイトもしくは64GバイトのeMMCストレージ、ギガビットEthernet、IEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0ポート、USB 2.0ポートなどを備える基板を内蔵する。外部出力にはアナログRGB(D-Sub 15ピン)とHDMI端子を備え、2画面への出力も可能だ。電源はACアダプタを利用し、5V/3Aを給電するタイプで、高出力のモバイルバッテリーなどをつないでも動作するという。あとはOSと入力デバイスを用意するだけでPCとして利用できる。

LIVAは、「Living」と「Viva」(スペイン語のLife)を由来とする造語。PCが小型化することで、気軽に生活に溶けこみ、Living a Better Life(よりよい人生を生きる)につながる、という意味から付けた。

LIVAの組み立てに要する時間は「40秒くらい」だと林氏。無線LAN用のアンテナを自分でケース内部に設置する必要があり、その部分はちょっと手間がかかるので、「そこはちょっと時間がかかるかもしれない」(林氏)というが、とにかく簡単に作れ、サイズがコンパクトで性能が高いLIVA。林氏は「必要なパーツがほぼ全部入ったミニPCはまだない。LIVAはミニPCのべストチョイスだ」と胸を張った。

OSはWindows 8.1のほか、Ubuntu Linuxも利用可能。32GバイトのeMMC搭載モデルの場合、Windows 8.1インストール時の空き容量は11Gバイト程度とのこと。Bay Trail-M搭載ということで、パフォーマンスは気になるところだが、岡山氏によると「我々が検証した限りでは、問題なく利用できる」レベルだという。

[園部修,ITmedia]

◆仕様について

◎対応OS(2014年4月現在):Windows 8.1 64 bit

◎CPU Intel Bay Trail-M SoC プロセッサ内蔵 「Celeron N2806」(1.60GB、2コア/2スレッド)、
●メモリ 2GB DDR3L 内蔵
●ストレージ eMMC 32G 内蔵

◎ディスプレー出力 HDMI端子、D-Sub (VGA)端子
●増設用ソケット:M.2インターフェースソケット
×1(本品はWi-Fi 802.11a/b/g/n + Bluetooth 4.0 コンボカードを装着)

◎ネットワーク ギガビットLANポート×1 、
●USBポート(単独使用、同時使用は計5Wまで) USB 3.0 ポート×1、USB 2.0 ポート×1、
●オーディオ 音声出力とマイクインのコンボジャック ×1

◎サイズ  約118×70×56mm、
●重量 約190g
●パッケージ内容:専用ケース、Wi-Fiアンテナ、マザーボード、Wi-Fi/Bluetoothカード、カード取付ねじ 1本、ACアダプタ、ドライバDVD、取扱説明書、クイックガイド、
●保証 1年 ※お客様でご用意いただくもの:光学ドライブ(USB接続)、OS(Windows8.1 64bit)、ドライバー(+No.0)

◆市場価格:18,000円

本体はバッテリーでも駆動するという事ですが、モニターはバッテリーでは動かないので、何かもうひとつ工夫出来れば面白いと思います。メモリも現在は2GBですが、近いうちに4GBを搭載した仕様も出すとの事です。

Mini-ITXよりも小さなMBというかパソコンがありますが、扱いが規格外的なイメージがある点とそれ以上の進化が出来ないという事がこのようなパソコンにはあります。18,000円という価格だけに、テレビに繋げて見るとか、そういう使い方にも適しているのではないでしょうか。AMAZONでも確認しましたが、現在(4/25)は在庫切れになっています。OSもwindows8.1とubuntuが動作するという事です。

ここで購入されている人はubuntu-serverで動作させたいという人かも知れません。

置き場所に困らず、音も静か、省電力、超小型です。

◆記事追加(2014.05.06)

AMAZONより商品の追加販売がありましたので、参考掲載しておきます。