CentOS6 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 302016
 

職場のサーバーのリース契約が切れて、延長をしないで返還する事に決めたのが2月頃です。
何回かリース会社と電話のやり取りがあり、5月中に返却する事になっていました。

その事をすっかり忘れてました!(T_T)

もう大変というか、暫定処理するしかありません。

一番大事な事は、返却するサーバーに入っているデータをバックアップすること。
そして、サーバーの中にあるファイルを削除する事です。

後はどうにかなるぜ。

データ量的には300GBあれば充分こと足りそうです。

1日、2日でサーバーを作り、データ移動等の作業はPC部品やサーバーとなる本体があれば出来ない工程ではありませんが、急だったので「その物」自体が無い。

考えている時間も無い。

家の予備サーバーを車で運びセッテイングする事にしました。

CentOS6 64bit 2TBのサーバーです。

こういう不測の事態に備えて予備サーバーを作っておくものですね。
職場に持って来たらもう余裕です。

職場のネットワークに合わせてIPアドレスを設定し、hostnameも職場のドメイン名に合わせる。
sambaは設定済なので、host名と許可IPアドレス、shareするホルダーの作成程度です。

時間は30分あれば誰でも出来る作業です。

何度も何度も自宅でサーバー構築(Linux)したお蔭で、移設作業も慣れてものだと感じました。
初心者の方も、1台サーバーを構築して、忘れないためにも何度か同様な作業をして、頭の中に忘れないよう海馬に記憶させる事が必要です。

雀百まで踊り忘れず。

焦っている時や気持ちが高ぶっている時など普段は普通に出来る事が出来なくなってしまう事がありますが、そういう場合には、一旦作業を止めて深呼吸して冷静になるように心掛ける事が大事です。

SEの方など客先で修理する時も早く修理してしまうおうと気が焦って、本来すぐ問題点が気が付くのに焦り過ぎて単純ミスをしでかしてしまう。

そうならないように自然体で作業できるよう心を落ち着かせましょう。

職場のサーバーの設定よりもデータバックアップの時間の方が長い。
この待っている間はどうにかならんものか。

データ移動している時間はサーバーの細かな設定もなぜかやる気がしないだよなぁ。
もしかしてサーバーが止まってしまったら困る。
そんな下らない事を思いながらデータ移動完了まで待ってました。

お昼から作業を始めて、データのバックアップが完了したのが夕方の5時ちょっと前です。

サーバーに移したデータ量と返却するサーバーのデータ量を照合して同じであればOKです。

そして今度は返却サーバーにあるデータを削除するだけだ。

しかし、待てよ。
普通に削除していたら時間がかかる。

もう使わないサーバーだからformatしてしまった方が安全じゃん。
windowsサーバーなので、ファイルシステムが違うlinuxでformatしてしまえばいい。

DVDのディスクを入れて再起動してformatしてしまいました。
windows serverは消えて無くなりました。

サーバーを構築するのは時間がかかるが、0に戻すのは超簡単なところが何とも・・。

設置して8日経過しましたが、全くもって調子が良い。

サーバーはこのまま使う事にして新しいマザー買ってもらおうかな。

急な対応にも素早い設定と処理で皆さんに驚かれ、結果オーライとなりました。

まぁ、おやじでも踏ん張れば出来るんだよ。

2月 252016
 

久しぶりにCentOSサーバーの不調(samba)の記事を書きました。

普段、調子の良い時は何も感じる事がありませんが、サーバーの不調はいつ起きるか分かりません。
SSH等で遠隔で見れば良いと思っていても、中々SSHを動かせない時もある。

そんな時にはやはりサーバーの履歴を送ってくれるlogwatchって有効ですね。

今回のサーバー不調でlogwatchを導入しました。
前日までの内容(log)をメールにしてくれて送ってくれます。

インストールは簡単です!

# yum -y install logwatch と打てば良い。

ファイル関係は、/usr/share/logwatch/にあります。

変更する箇所はほとんどありませんから、このまま起動でOKです。
SSHで見たい場合には、# logwatch –printとコマンドを打ち込むと表示されます。

そして、cronを使って毎日1回メールを送ってもらう事にします。
# vi /etc/cron.daily/0logwatch

logwatchについては以上なのですが、今回この設定をして気が付いたのは、当サーバーにはメールサーバーの設定がありませんでした。

httpdとFTP、そしてsambaだけ動作させていたローカルサーバーだったので設定していませんでした。仕方無く?postfix&dovecotを設定してroot宛のメールは私個人宛に送るようにしました。

これは2日程の作業(仕事の合間を見て設定)で完了しました。
内部だけのメールサーバーなので、簡単と言えば簡単です。
極端な話、メールの受信だけ(logwatch)出来れば良いので・・・・。

何だかんだで、段々とサーバーらしくなってきてしまった。
本当はひっそりと余生を過ごすはずだったのに・・・。

最初は、ファイルの共有オンリーからグループウエアの追加となり、そしてメール、普段あまりサーバーを使わないのももったいないので、squid+clamavで社内のプロキシー設定までしてしまいました。

うぅ~余計な事をしてしまったか。

でもこんな事をやっている内に、仕事先のDellの安物PC(vostro200)ですが、愛着わいてきますね~。

CPUがpentium-dualcoreの2.0Ghzだったのを、家で余っていたcore2duo E6600(2.4GHz)に格上げしてあげました。普通に認識してsensorsで温度状態も確認できています。

# sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +40.0°C (crit = +120.0°C)
coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +43.0°C (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)
Core 1: +42.0°C (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)

温度的には40℃~45℃くらいでしょうか。

そして以下が現在のサーバー内容です。

◆Dellvostro200マシン サービス一覧
CPU C2D-E6600 メモリ4GB HDD-500GB SATA

・httpd(グループウエア・webmin・swat・wordpress)
・samba(ファイル共有)
・CUPS(リコーのコピー機をプリンターに設定)
・postfix&dovecot(メールサーバー)
・squid+clamav(プロキシーサーバー・ウイルスチェック)
・ftpd(vsFTP・ファイル転送)
・SQL(mySQL・postgraceSQL)

これでBINDを設定すればスーパーサーバーになりますよね。
段々と他のPC1台をスレーブサーバーにしたくなってきました。

今更ジローなんですが、これだけのサービスを動かすのであればHDDを1TB以上の物にしておけば良かったと反省しています。最初は個人的なファイルサーバーだったのが、なぜか普通のファイルサーバーになってしまったのが要因です。

これでまたHDDを換装するなんて、面倒な事はしたくない。
だけど残りが250GBを切っている状態です。
良くを言えば、メモリも8GB欲しい。

サービスを増やせば増やしたなりにメモリの追加やHDDの容量の問題が出てきますので、最初にサーバー作る時に先々の事を考えてパーツを構成すべきです。

最悪はDVD-ROMを外して、この空きスペースに新しい追加HDDを入れて、マウントし/home2とかの名称にして、このドライブにsamba用のshareホルダーを移設しようかと考えています。

まぁ、今ある物を有意義に使うという点ではOKなのではと思います。
作って8ヶ月の稼働ですが1日も電源がOFFになった事が無い状態です。
OFFにしたのはCPUを交換した時だけです。

今まで使われていなかった古いDellのPC(名前もvostro)ですが、今はフル稼働。
本人もビックリしているだろうな。

2月 252016
 

この時期は期末近くになっている関係で仕事がとても忙しい状態です。
毎日、色々な書類の作成などこなしています。

仕事先で使っているCentOS6のSambaサーバー(ファイル共有)ですが、このところ私のPC(windows7)からアクセスをするとフォルダーを表示しないという現象が出ていました。

不思議な事にマイコンピューターの中にあるネットワークドライブで割り当てているところからは表示がきちんとされている状態で、ネットワークのサーバーアイコンからは開かない状態でした。

/var/log/messagesでログを確認してみると・・・・・

rpc_server/rpc_ncacn_np.c:158(make_internal_rpc_pipe_p) open_rpc_pipe_p: copy_serverinfo failed というエラーが沢山出ていました。

うーん、rpc_serverがどうのと書かれています。

これは、CentOS6のSambaが悪いのか?私のPCであるwindows7が悪いのか?分かりませんが、他のwindowsマシンからはネットワークのサーバーアイコンを表示するとちゃんとフォルダーが表示されます。という事は私のwindowsがおかしいのか?

一通り、windowsのサービス確認をしてみますが、停止しているものも含めおかしい箇所は無さそうです。一体原因は何なのか?

少し前までは見れていた。
ある時期から見れなくなった。これしか情報はありません。

CentOSのupdateもしていますが、samba関係のファイルのupdateは無かったように思います。

上記のエラーである、rpc_server/rpc_ncacn_np.c:158(make_internal_rpc_pipe_p) open_rpc_pipe_p: copy_serverinfo failedは、私のwindows7からネットワークのアイコンをクリックして表示しない間、エラーログが増えています。

windows7のエラー表示は「rpcサーバーがビシー状態です・・・」というエラー表示で終わる。

仕方無いので、一度CentOSのsambaを削除して再設定してみる事にしました。
yumを使って削除をして、再インストールを試みました。

結論から言うとダメでした。
同じ症状は変わりません。

このsambaですが、samba3です。
ネットでこのエラー表示が何なのか?調べましたが正確に何をどうしたらいいのか?書かれているサイトはありませんでした。英語のサイトは沢山出てきましたが、日本語サイトでは説明されているところはありません。

英語サイトを読んでいると、同じような症状の人がどうしたらいいのか?質問しているサイトがあり、返答している人がバージョンを新しくするのが解決方法であると書かれていました。

sambaの最新はsamba4となります。

とりあえずyumでsamba4がインストール出来るか?確認すると表示されたので出来るようです。
yumでsamba3関係のファイルを削除してみます。
そのままsamba4をインストールしようとすると依存関係でupdate出来ないファイルが出てきます。

sambaだけ消してもダメなのでyum remove samba-common-*で関係するファイルも削除しました。

そして、yum install samba4 でインストールが出来ました。
このsamba3とsamba4の違いって何なんでしょう。

調べてみると、Active Directoryに対応しているという点でしょうか。
・・・別段Active Directoryにしなくても良いのですが・・・。

共有設定をやり直してみると・・・

ネットワークのサーバーアイコンからフォルダーが開くようになりました。
もちろん、ログにエラー表示もありません。

2週間ほど悩んでいましたが、最初からsamba4にすれば良かった。
しかし、samba3のエラーの元は何だったのか。

そこが知りたいが分からない。

samba3で同じエラーを解決した人がいましたら原因を教えて欲しいと思います。