linux – ページ 3 –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 022023
 

久しぶりにIBM-Thinkpad X40の話になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が使用しているX40は未だに現役で、このブログを書いたりして使っています。

軽く持ち運びやすい点とキーボードが打ち易く優秀であるためです。
IBMというメーカー名もレノボとは違って何となくPCという感じがします。

さて、さて、皆さんの中でX40を未だに現役で使っている人はいますか?
X40で無くてもレノボのXシリーズなら使っている人は多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

X40の弱点はHDDにありました。

小さなHDDで読み込み速度が遅いという欠点がありました。

このディスクも新品はもう売っていないでしょうし、SSDもどきの中華製ディスクももう販売はしていないと思います。

という事は、今動いているハードの何かが壊れたら終わりというPCになります。

ただ、HDDについては改造を施して普通サイズのノート用ディスクを付け替える事は可能かも知れません。問題は本体に収まるかどうかですよね。

私がLinuxを勉強し始めた頃、このブログを始めた頃からの付き合いにあるので、おおよそ12.3年、X40を使っている計算になります。12.3年前でも古い機種だったX40をそこからまた12.3年使っているから長生きと言えば長生きなのかな。

CPUもPentium-M 1.2GHzでメモリは確か1.5GBだったような・・・。

LinuxはCentOS-5からKonaLinux、最終形態はLinux-Beanのままになっています。

LinuBeanは古い状態のままですが、何となく消してしまうのはもったいない。
偽物SSDの寿命も考慮してOSは入れ替えない作戦にしています。

家のサーバーへのアクセス(SSH・FTP)では古いLinuxでも問題無く使用出来ますし、ネットワーク構築をしてテスト環境を作るのにも適しています。

最近は古いPCでもそこそこ早いCPU搭載の中古PCが安く出回っているので、何かX40に対して思いが無い限り使っている人は少なくなったのではないかと推測しています。

家にはレノボのX200(Core2DuoP8400+SSD)もあり、これは普通にネットでも使用する事が可能なPCになっています。

X200は形がワイドになっていますが、Xシリーズなのでキーボードは使い易いです。
見た目はやはりX40が美しく感じるのはなぜでしょうか。

あとどの位、起動してくれるのか分かりませんが、これからも大事に使っていきたいと思っています。

11月 142022
 

私が今の会社に来た時にはリコーさんからレンタル(リース)されたWindows-NT-Serverを2台使っていました。

中身はぐちゃぐちゃ状態で管理もメンテナンスも何もしていない状態でした。

それなのに毎月、5万円以上のリースを払っていました。
企業の規模的な事を考慮すると、猫に小判という印象を受けました。

こういう無駄にサーバーをリースさせるのはどうなのか?
社内にSEが居ればいいが、PCに疎い人ばかりです。

長年、放置されていても仕方が無い状態でした。

そのサーバーがリースアップとなり使用を継続するか?停止して機械を戻すかの判断する時期になった時に返却した方が良いと私が提案しました。

あまり皆さんが使って無い上に毎月の費用が高い、サーバーを設置するにしても別に有料の高いリースまで払ってやる必要性を私は感じなかったからです。

保管されているデータを調べると大した事の無いファイルばかり保存されています。
新しいファイルの保存は殆ど無く、写真などの画像ばかり出てきます。

そしてリースを止めて返却後に私が作ったLinuxサーバーを運用し始めました。

それも廃棄処分のPCを修理したものです。

CPUはCeleronでメモリは2GBしかありません。
HDDは壊れていたので、余っていたHDD(350GB)を取付ました。

CPUはCeleronでは可哀そうなので家に余っていたCore2Duo6600(2コア・2.4GHz)を装着しました。メモリも家に余っていた2GBをプラスして合計4GBにしました。

$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 6
model : 15
model name : Intel(R) Core(TM)2 CPU 6600 @ 2.40GHz
stepping : 6
microcode : 208
cpu MHz : 1600.000
cache size : 4096 KB
physical id : 0
siblings : 2
core id : 0
cpu cores : 2
apicid : 0
initial apicid : 0
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 10
wp : yes

$ free
total used free shared buffers cached
Mem: 3911380 2441908 1469472 248 168896 218980
-/+ buffers/cache: 2054032 1857348
Swap: 4046844 25092 4021752

$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mapper/vg_**-lv_root
51475068 12126124 36727504 25% /
tmpfs 1955688 0 1955688 0% /dev/shm
/dev/sda1 487652 31947 430105 7% /boot
/dev/mapper/vg_localsv-lv_home
251436820 36823808 201834108 16% /home

このLinux-Samba-Serverを稼働させて7年が経過しました。
途中で停電や引っ越し以外は電源は入れ放し状態です。
7年間の内、停止した日は7日あるか無いかでしょう。

それでも1度も壊れたり、不通になったりした事はありません。
古いCPUですが、ファイルの転送等に関しても全然問題ありません。

メンテとしては、私が年に1度くらい、埃を取る程度、時々SSHで機器の状況などを調べる程度です。

外装(ケース)はDELLのブック型です。
捨てられる物が生き返って頑張って毎日仕事してくれています。

ファイルを保存、httpdで社内掲示板を動かす程度であれば充分です。

しかし、DELLのマザーボードは結構強靭です。
埃まみれになっていても壊れませんし、サーバーに向いているかも知れません。

DELLの古いPCなら中古で安く買えますよね。

家でファイル保存用に強靭なマザーボードのDELL製品も悪く無いと思います。

このサーバーの運用面については次回また書きたいと思います。

6月 072022
 

皆さんはLinuxのデスクトップを使っていますか?

私は4台PCを使用して中で、3台がLinuxのPCです。

現在は全てのPCがノートPCでデスクトップPCは休眠中です。
動かせば動く状態ですが、引っ越しをしてから配線を引くのが面倒で全てWiFiの接続形式になっています。

一時はATOMのサーバーを常時稼働させていましたが、現在は引っ越しを2回してから、外してそのままの状態になってしまっています。

一時はサーバーが無いとつまらないなと感じていましたが、家の嫁さんの「夜中もうるさい!」という不評があって稼働を止めていました。

いくらATOMとは言え、常時何もしないで電源だけON状態ならば文句を言われても仕方ないという事で稼働を止めたという事です。

現在はノートPCにして自分が必要な時に電源を入れ、仮のサーバーにして色々と試してみるようなスタイルになっています。

作業が終われば電源も落としてしまいます。

今までLinuxは沢山のパソコンにインストールしてきました。

古いPCでもwindowsと比較して、そこそこキビキビ動くというのがLinuxの良いところですが、新しいLinuxになってくると古いPCではきびしい事もあります。

自分のPCのスペックを見ながらLinuxの種類を選ぶ必要性が出てきます。

デスクトップで使うか?
サーバーのようにコマンドで遠隔操作するか?

使い方によってスペックも変わってきます。

SSHを使ってwindowsPCから操作するのであれば、私自身の考えではATOMでも充分でした。

但し、htttpd等のサービスを沢山動かすようなサーバーであれば、ATOMでは少しかったるい気がしないでもない。

ただ、スペックを高くすれば、その分燃費が悪くなる(電気代が高くなる)

家で個人で勉強用であればGUIを使わないという条件が付きますがATOMや古いCore2Duoでも充分かと思っています。

サーバー型で使わない、普通にwindowsのようにデスクトップPCで使いたいという人はある程度スペックを考慮しなくてはなりません。

使用するPCは中古で買った物や前に使っていた古いパソコンかと思います。

比較対象となるのは、windows10のデスクトップになります。

起動時間やブラウザーの立ち上がり、動画の再生などです。

Core2Duoの時代ではメモリはDDR2になります。
メモリ1枚で1Gか2GBが主流です。

メモリスロットが2基あれば、1Gを2枚=2GB、2Gを2枚=4GBというメモリ環境です。

現在私が使ているLinuxのノートPCはCore2Duoが2台、pentium-Mが1台です。
Ciore2のメモリは2台とも4GB、pentium-Mは1GB程度です。

決して高いスペックではありません。

HDDについては、Core2の2台はSSDに変更してあります。

LinuxはLXLE18とMint20、古いpentium-MはLinux-BEANをインストールしてあります。

どちらかというと小型軽量のLinuxを選んで使っている事になります。
Core2DuoのCPUはどちらも2Ghz以上の物です。

動画を見ても、ブラウザーでネットを見ても充分に耐えうる動きかと思っています。
BEANのPCは動画は見れる状態ではありません。

私的な結論ですが・・・・

Linuxのデスクトップを使える最低条件のスペックとは・・・

・Core2Duoの2GHz以上のCPUを搭載していること
・メモリは出来るだけ多く積む(小型軽量OSであれば2GBでも動く)
・SSDにすればwindows10と変わらない
・それ以下のCPUの場合にはCUIで使用する

SSDも容量が大きくなければだいぶ価格も安くなっているいるので、古いHDDを使うよりも安心できるし速いと思います。

この程度のスペックであれば1万円以下でも充分見つける事が可能でしょう。

Linuxをインストールして楽しんでみる、ITの勉強用としても最適です。

安い投資で技術が身に付きます。

windowsばかり使わないでLinuxも動かしてみてはいかがですか。