scientificlinux – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 152013
 

メールを頂きました。内容は、私があまりWindowsの投稿等あまり書かないし、Linuxの話が多いのでWindows嫌い派ですか?という事なんですが。

私的には「Windowsは嫌いではありませんが好きでもありません」

何しろ、Linuxという無償でソフトやOSが提供されていて、私の仕事や遊びで使う一通りの事がLinuxで出来るようになっているので、あえてお金を出してまでWindowsを購入しようと思わないだけです。

WindowsのOSは世界標準?なので、扱い易さやインストールのし易さ等優れていると思います。そこはお金を出して購入(インストールされている)しているのですから、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。「俺はゲームが出来ないと困るからWindowsじゃないとダメ」という人は、それはそれで良いと思っています。

私の場合は、1年半前にATOMサーバーを組み立てて、Linux(CentOS-6.3)をインストールをしてから、毎日のようにLinuxを触ってきました。最初はWindowsから遠隔操作をして設定していましたが、出来上がって後に、Linuxのデスクトップも使ってみようと思い、ubuntuやScientific-Linuxなどインストールして使いました。最初はやはりWindowsを使う頻度は高かったのですが、MP3で音楽を聞いたり、動画が再生出来るようになったりすると、段々と扱い易くなってきて、現在は、x40にはScientific-Linux5.9を入れ、E350にはCentOS6.4-64bitを入れ、古いMBのCore2Duo-E6600にはScientific-Linux-6.4-64bitがインストールされています。(この他にはpuppy-linuxがあります)

こんなに色々なLinuxが増えるとは思っていませんでしたが、面白いと思った時には、WindowsがインストールされていたパソコンにLinuxを入れていました。最初に扱ったLinuxがRedHat-Linuxだったので、CentOSやScientific-Linuxは自分としては扱い易く、ubuntuはDebian系なので設定とかやりにくいという面もあります。全てのデスクトップはgnomeを使っています。

私はLinuxを50歳過ぎてから勉強を始めましたが、今までWindowsだけ使っていたのとは違い、サーバーの設定やLinux関係のセキュリティ等興味が沸いてきて、休日は何も無ければ一日、パソコンに向かってサーバーの設定やら試しています。オヤジの趣味としては悪くないと思うし、今後、時間が空いたら何をしようか?とか考えています。高齢者の無趣味が一番良くない事だと思いますし、そんなにお金がかかる趣味でもありませんからね。

このブログを読んでくれている方々はパソコン好きな若い人も多いかと思いますが、早くLinuxを勉強しておいた方が先々楽しいパソコン・サーバー生活がおくれると思うし、仕事でも役立つところがあるはずです。それに無償でOSは手に入れられて、サーバー用のソフトも無償ですから勉強しない手は無いと思っています。

現在はXPのサポート終了も近くなってきているので、ここはファイト一発!Linuxをインストールして、この年末年始の休みの間にサーバーを作るとか、使い易いデスクトップのLinuxマシンを作るとか良いのではないでしょうか。

11月 132013
 

RHEL 5.10互換の「CentOS 5.10」リリース(http://sourceforge.jp/magazine)
2013年10月21日14:30 の記事より引用

CentOS開発チームは10月19日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と互換性を持つフリーのLinuxディストリビューションCentOSのバージョン5系最新版「CentOS 5.10」をリリースした。「RHEL 5.10」と互換性があり、MySQL 5.5などRHEL 5.10の新機能が利用できる。

CentOSはRHELとの完全なバイナリ互換を目指すディストリビューション。公開されているRHELのソースコードをベースに、商用パッケージや商標を除去してフリー化したもの。対応アーキテクチャはi386およびx86_64。

CentOS 5.10は、CentOS 5系の最新版となる。10月1日のRHEL 5.10から3週間弱でのリリースとなり、MySQL 5.5およびMySQL 5.1がサポートされるなどのRHEL 5.10の新機能が加わっている。MySQL 5.5は2010年末にGAがリリースされており、InnoDBの統合、準同期レプリケーションなど多数の特徴を持つ。なお、MySQL 5.1を含んだ理由は5.5アップグレードに必要となるため。セキュリティアップデートは5.5系で行われるため、運用環境では5.1を利用しないよう警告している。

このほかの新機能としては、gcc-librariesが加わった。libatomicとlibitmで構成され、一部のアトミック操作などで利用できるという。またpython-dateutilとpython-lxmlも含まれ、Hewlett-PackardのHP cciss RAIDドライバは最新のものにアップデートされている。このほか、Firefoxなど多数のパッケージがアップデートされている。

一方、CentOS 5.8で導入したvirt-whoパッケージは削除した。virt-whoは仮想ゲスト情報をサブスクリプションマネージャーに報告する機能だが、CentOSはアップデートを受け取るサブスクリプション機構を持たず、virt-whoは利用されていないため、と理由を説明している。

CentOSはプロジェクトのWebサイトより入手できる。RHEL 5.10互換ディストリビューションとしては、米Oracleが10月8日に「Oracle Linux 5.10」をリリース済み。Scientific Linuxからはまだリリースされていない。

なお、CentOSの最新版は3月9日にリリースされたCentOS 6.4なっている。

CentOS
http://www.centos.org/

Scientific-Linuxも同様の内容でのリリースとなります。
x40でLinux検討されている方は、intel系のドライバーが新しくなったようなので、良いかも知れませんよ。(システムツール:IntelビデオBIOS(800系および900系)アップデートプログラム 915resolution)これをインストール良いのではないでしょうか。

10月 292013
 

前述の投稿でLinuxをお勧めした次第なんですが、メールにてこのような質問がありました。

「Linuxをインストールして覚えたいのですが、古いPCが1台(WinXP)しかありません。どうしたらいいでしょうか?」

う~ん、これは問題ですな。
何しろ虎の子のパソコンが1台しかない、それに金も無い、私は金が無いがPCはある。

私はこう答えたのだ。

「私にメールをしてまで覚えたい気持ちがあるなら、行くしかない。金が無くても時間があるなら、躊躇しないでXPを削除して、CentOSへGoGo!」

しかし、これが逆に良い効果を生むかも知れん。

それは、なぜか?

XPを捨て、linuxにしたら、linuxを触るしかない、それしかパソコンを動作させる方法はない。インストールが出来なければ、メールもインターネットも見ることが出来ない。プリンターがあってもただあるだけ。問題は最初に上手くインストールできるかどうかだけだ。出来ないとネットで人に聞くことも調べる事も出来ない、日本海溝に沈んだ潜水艦と同じだ。

これが上手くいけば、必死に覚えるようになる。という事は必然的に覚えてしまう。

いわゆる、背水の陣、恐怖のショック療法だ。

躊躇っているみんな、恐怖のショック療法を実行すべし・・・・
悩んでいる時間は無駄な時間だ。そんな時間があるならインストール用のDVDを作るべし。
あとは、DVDを入れてポチっとすれば、天国行き超特急間違いなし。
「こんな俺でもやる時はやるんだぜ!」と後から言って欲しい。