旧車 – ページ 3 –          おやじdemo_CentOSを使う
10月 262020
 

この土日は天気が良くバイク日和でした。

私も土曜日にバリオスのシートカーバーを外して掃除をしました。
カバーは掛けていても湿気で水気がボディに付いています。

前までは大雨が降った後には必ずシートを外して乾かしていたのですが、この前までの週末雨で2.3週間はカバーをしたままだったのです。

磨いていないかった分、アルミの個所がくすんで見えます。

それはエンジンのヘッドであったり、ラジエターカバーであったり、フロントフォークであったりする訳です。

そう考え、先ずはアルミ(金属)磨きです。
今まではピカールを使用していましたが、最近はブルーマジックという商品を愛用しています。

違いはなにか?と言うと・・・・・
磨いた後に金属表面がつるつるとコーティングされているような感がするからです。
保護されている期間が長く思えたからでしょうか。

値段的には1000円程なのでピカールよりも値段は高くなりますが、その分使用する価値はあると思っています。

金属磨きだけではなく、車のヘッドライトの黄ばみ取りにも使用したりしています。

バリオスに限らずアルミで磨くのが面倒なのは車輪なんですよね。
磨くにしてもチェーン等が邪魔なんですよね~

最初は白錆びだらけでどうしょうか?考えてしまいましたが、地道にサンドペーパーで擦り、ピカールで磨いてきました。

後輪のチェーン側だけが作業し難く一部、白錆びが残ってしまっています。
これもどうにかしなくてはいかんと考えています。

そして磨く事、約1時間半。

指先が疲れました。手も真っ黒です。
アルミの部分は磨くと黒くなるんですよね。
使用したタオル(雑巾)も一度で捨ている様な黒さになってしまいます。

旧車は無垢のアルミが多いので、この部分がくすんでしまうと本当にぼろい旧車になってしまうんですね。

Z1やZ2等が綺麗に見えるのは、このアルミやメッキの部品が光って綺麗だからです。
この綺麗を維持するのが大変なんですよ。

乗っている時間以上に磨く時間が必要なんですね。
ちょっと手を抜くと表面が曇ってしまったり錆が出てきます。

白錆びが出てしまったからと言って、他の色に塗装するというのは邪道です。
これは磨くという以前に白錆びを隠す行為です。

私的にはアルミの無垢の部分は光っていた方が古いバイクは美しく見えます。
アルミ部分だけではなく、メッキ部分も同じです。

バリオスは25年前後、Z1、Z2は生産中止から50年近く経過しています。

バリオスは250ccという小さな排気量と販売された台数が多い事で乱暴に乗られてしまっている個体も多く、無くなる時は一気に消滅してしまうのではないかと思っています。

250ccの4気筒は他にもCBR250RRやGSX-R250RやFZRバンディッド、等ありますが、やはり維持が面倒であること、部品の問題などで綺麗な状態で現存している数も少なくなってきている筈。

カワサキからZX25Rが発売されましたが、旧車の250cc4気筒モデルもZ1やZ2のように綺麗な状態で後世に残して欲しいと思っております。

そうそう、タイヤの空気圧も見なければ・・・・

5月 182020
 

緊急事態宣言中もバイク道楽やってます。
どこか遠くに行く訳でもなく、メンテから近所を走行しています。

2時間ほど、バイクに乗っているだけで気分転換になるんですね。
約2時間程走行すると、ゆっくり走っても大体60~70Kmほど走れます。

そして走行場所として走る道路や場所が大体決まっています。

私の場合には、神奈川県の宮ケ瀬から津久井方面です。
なるべく信号が無く連続走行する事のできる道路を選んでいます。

走行する意味合いは「気分転換」もありますが、「維持走行」です。

バリオスA型なのでもう30年前の旧車に入るバイクです。

日頃メンテナンスをしながら今の調子の良さを維持するために週末に走行するのです。

「ガソリンもったいない」と思う人もいるかも知れません。
ただ、60Km走行しても消費するガソリンは3リッター程度です。
ガソリン代で言うと500円未満です。

週末の道楽としてかかる費用としてはお安いのではないでしょうか。

車も同じですがバイクも乗らなくてもオイルは傷みます。
オイルが酸化してしまうんですね。

そしてバッテリーです。
乗らなければ放電しているだけで充電していません。
だから走行してダイナモで充電する。

一番の目的はキャブレターの保護です。

乗らなければキャブ内のガソリンが劣化する。
劣化すればエンジンが始動しにくくなる。
一定期間以上エンジンを始動しなければ、フロートが固着する。
それ以上になれば、ジェット類が詰まってします。

長期間走行しないで保管する場合には、キャブのドレンからガソリンを抜いておき、ガソリンタンクは満タンにしてフューエル1を投入しておく事でしょうか。

冬で乗らないときにもエンジンを始動しておくのがやはり一番かと思います。

現在のバイクはFIの方式が多いので、キャブレター型のバイクに乗っている人は本当に注意が必要です。

それと比較してFLのアドレス110は全然気にしなくても直ぐにエンジンがかかる。
実用的なバイクです。

この面倒さが嫌になったら旧車に乗るのを諦める時であると思います。

とりあえず維持走行をして調子を整えておきましょう。

3月 162020
 

14日の土曜日は雨が降っておりバイク乗れませんでした。
翌日の15日(日)は天気は良く(気温は低かった)少し乗る事が出来ました。

バリオスのエンジンを掛けるのは1か月半ぐらいです。
3週間以上エンジンを掛けないと、必ずチョークを引かなければ始動しません。

バリオスに乗ってからエンジンの始動方法は時間が経過するとともに理解できるようになってきました。

問題はキャブレターに残存しているガソリンが劣化しているのが要因です。
キャブのドレンから劣化したガソリンを一度抜けばチョークは不要だと思います。

しかし、作業が面倒なのでチョークを引き、そのままエンジンを始動します。

これで始動しない場合には劣化ガソリンは抜く必要性が出てきてしまいます。

愛車のバリオスも1992年製品です。
現在は2020年ですから、28年前の旧車です。

エンジンを始動するにも儀式的な要素が必要な年式になってきてしまっています。

一度、始動すれば2.3000回転を2.3分維持すればアイドリングは安定します。
マフラーからも白い水蒸気が出て来て良い混合状態になっているのが分かります。

さて、問題なのは乗る人間です。

この時期花粉症が酷く、鼻水とくしゃみが止まらなくなる。
鼻炎用の薬を飲んでも鼻水が出始めると止まらない。

フルフェイスのヘルメットの中でくしゃみの連続も非常に困る。
ヘルメットを被るので鼻もかめない状態になってしまう。
マスクをしながらヘルメットを被る事も出来ず・・・。

特に風の強い日は花粉も沢山飛んでいて鼻がピリピリするので直ぐに分かる。

暖機運転後、家から5Kmほど走行したところで、くしゃみが出ました。
鼻がつーんとして鼻水が出そうな気配がしてきます。

「これじゃ、100Kmも走るのは無理だな」と判断し、そこでUターンです。
走行距離はたったの20Kmです。

しかし、この距離でもキャブの中のガソリンは入れ替わっているので安心。
3週間以内の始動であればチョークなしで始動するはずです。

バイクの調子を保つには、やはり毎週始動してあげるのが一番です。
2.3日続けて乗ると非常に調子良く感じます。

最近のバイクはインジェクションになっているので、そこまで気を使わなくても始動する。

旧車でいう儀式は不要になったということ。

気楽に気を使わないで乗れるという点では良い事です。
でも、旧車に乗りたいと思った人は、旧車はこんな大変なんだよ。という事を伝えたい。

大変だけど、そこがまた良いところでもあります。

今回はバイクよりも先に自分のメンテナンスをしっかりしなくてはならない。
早く花粉の飛散が収束して欲しいと願うばかりです。

マスクも無い事だし・・・・・・