AMD – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 092014
 

11月に入って急激に寒くなりました。
少し前までは半袖、Tシャツ姿だったのですが・・・外の景色も冬っぽくなってきました。

さて、今回は久しぶりにメールが来たので、その件について書きたいと思います。

内容的には・・・・
「予算は3万円ほどで、ITXのPCを組もうと考えています。色々なITXマザーが出ていますが、おやじさん的には、何を使って組みますか?」という事です。ITXのマザーボードは省エネタイプのCPUがオンボードの物、CPUが別売りの物があります。普通に組み立てるならCPUがオンボードの方が自作初心者には向いています。

先ず考えなければならないのが、価格と性能という事です。
初心者の方であれば、ASRock Q1900ITXをお奨めするところですが、どうやら普通のお奨めという意味では無いとおやじ的に勝手に解釈させてもらいました。ただ、性能面、価格面でのコストパフォーマンスを求める仕様には変わりはありません。

◆おやじのお奨めITXとCPU

今回はCPUがオンボードのITXを選択せず、あえて別売りのCPUを使います。

AMD Athlon 5350 Kabini コア 

  • ソケット: AM1 TDP: 25W
  • CoreClock : 2.05GHz×4
  • TurboCoreClock : – MaxTurboClock : –
  • L2キャッシュ : 2MB L3キャッシュ : –
  • GPU: Radeon™ R3 Series GPUクロック: 600MHz

ASRock AMD Athlon Sempron(Kabiniコア) AM1 Mini-ITX PrinterPort AM1B-ITX

  • Socket AM1(TDP25Wまで)のAMD Aシリーズ、EシリーズAPUに対応。
  • FULL SPIKE PROTECTIONによる強力な回路保護機能を搭載。
  • 湿度に強い高密度ガラス繊維PCB採用。100%導電性高分子コンデンサを使用。
  • SATA 6Gbpsを4ポート搭載。USB 3.0を4ポート搭載。うち2ポートはフロントUSBピンヘッダ。
  • マザーボード規格 Mini-ITX
  • 対応APU Socket AM1AMD AシリーズおよびEシリーズ
  • 対応メモリ DDR3 DIMM 最大16GB

先ずはCPUの性能ですが、4コア、2.05Ghzという面では言う事はありません。
動画再生など含めほとんどの作業をこなせるCPUだと思います。
また、MBですが、ASRock製を選択しました。
USB3.0がフロントでも使用できるし、プリンター用のポートも付いている。

そして合わせた価格です。二つ購入しても11.000円で抑えられます。
CPUをAthlon 5150 (1.6GHz  4コア)に落とせば8.000円前後となります。

J1900やJ2900と比較しても価格、性能面で上回ると思います。

あとはお好きなケースとメモリ、SSDかHDDを購入すれば良いでしょう。
メモリはケチらずに最低でも4GBを2枚、合計8GBをお奨めしておきます。

やっぱり、漢は黙ってAMD。

5月 032014
 

BIOSTARに続き、ASRockより「QC5000-ITX/wifi」が登場しました。
ASRockはITXにも力入れてますね。それに新製品への対応も早い。
マザーの色は漢のブラック仕様です。CPUファンも付いている。

QC5000◆製品特徴について

◎AMD クアッドコアAPU(A4-5000)をオンボード搭載。
◎FULL SPIKE PROTECTIONによる強力な回路保護機能を搭載。
◎湿度に強い高密度ガラス繊維PCB採用。
◎100%導電性高分子コンデンサを使用。
◎SATA 6Gbpsを4ポート搭載。
◎USB 3.0を6ポート搭載。うち2ポートはフロントUSBピンヘッダ。
◎802.11n WiFiを搭載。

AMD A4-5000 APUクアッドコア
動作周波数:1.5GHz L2キャッシュ:2MB TDP:15W 64bit OSサポート
DDR3-1600、1333、1066(MHz)、nonECC 最大32GB
AMD Radeon HD 8330(APUのグラフィック機能に依存)
SATA 6Gbps×4(うち2ポートはAPU、残り2ポートはASMedia ASM1061)

◆市場価格 14,500円前後

A4ー5000のAPUについては説明するまではありませんが、この製品の特徴はDDR3の標準メモリが搭載出来ること。そしてRadeonHD8330が搭載されていること。そしてWiFiも付いているので無線LANにも対応していることです。

◆おやじの勝手な意見

これでJ1900搭載のITXと検討の余地が出来たのではないでしょうか。市場価格が14,500円前後なのでJ1900よりも3,000円前後値段的には高くなりますがRadeonHD搭載である点とDDR3の標準メモリが搭載出来る事が高いと思うか、安いと思うかの判断となります。CPU単体でJ1900と比較すると周波数はJ1900が上、メモリとVGAはQC5000が上という事になるでしょうか。問題はA4ー5000のAPUが1.5GHzという悩ましい周波数のquadコアなのでパフォーマンスがどうなのかというところです。E350、1.6GHzの2コアを基本に予想すれば、ほぼ同等周波数のQuadコアであれば、そこそこであると思っています。

おまけ的には、家のLAN環境が無線であればお得というところでしょうか。
対応OSですがwindows8.1とwindows-7、64bitにももちろん対応しています。
Linuxについても問題無いと思います。
これからのMini-ITXはQuadコアです。C70のような超省電力という特殊なAPUで組み立てたいという以外は、今後2コア<4コアを選択すべきです。

あなたは、どちらでGoGo!しますか?

4月 232014
 

ここに来てMini-ITX(オンボードCPU)をC70からA4-5000まで掲載しました。
INTELとAMDでスペックは違いますが、少し前のATOMやE350と違い、セカンドマシンにしなくても平気なようなスペックになってきています。コアも2コアから4コアに主流が変わってきていますし、少しずつですが周波数も向上しています。

この周波数については、上がり方が緩やかです。
普通のCPUであれば一気に3GHオーバーですが、オンボードCPU(APU)は現在のところ2GHz前後です。どうして一気に上げないのか?というのが疑問ですが、ここはメインのCPUが売れなくなる事を考慮してスペックを小出しにしていると考えた方が良さそうです。まぁ、速い仕様で作りたいならCPUとMBは別に買ってくれよ!という事です。

AMDに関しては、INTELと違って、このような住み分けをしなくても商売上良いのでは?と私自身思うところがあるのですが、皆さんはどう思われますか?E350を発売した時には、VGAのRadeonHDも含めたAPUという形式をITXという小さなMBで実現し、性能を向上させていくものと思っていましたが、新しくはA4のCPUを持ってきました。何種類ものCPUを作るよりも、その方がAMDにとって良いかも知れません。

さて、今回のMini-ITXでは、比較すると周波数的にはCeleron(J1900:2.0GHz)に軍配が上がります。
デスクトップで使用するにしてもQuadコアは捨て難いですし、サーバーにするにしても処理効果は高い。そして、消費電力も2コアと変わらない状況ならば、Quadコアを選択するのが一番です。

そう考えると選択肢は①A4-5000と②Celeron-J1900になります。
私的にGoGo!したいのはAMDです。(今までGoGo!表示しているのはAMDだけなんです。)
自宅サーバーは現在ATOM-D510(1.66GHz-2コア)ですが、E350を次期サーバーとし、A4-5000をCentOS6.5-64bit-desktopにしようか?という考えでいます。(もちろんATOMが壊れなければあえてサーバーを変更するつもりはありません。)私の場合にはサーバーでも活用も考慮していますが、windowsの代わりのデスクトップ機としてだけの使い道であれば、J1900が良いと思っています。

パソコン自作という観点からすると、メモリ(SO-DIMM)が使い回しにくい。
ノートパソコンの最新版を所有している人なら構いませんが、あるのはx40とhp-6710bではね~。
それにRadeonHDが標準搭載というのもAMDのプラス要素です。
Linuxでも動画再生支援やワイド画面表示に苦労しないで済みます。

そんな事で私的にはA4推し!になるのでしょうか。
元々1万円前後のMBですから、安ければ試しに買って使ってみるのが一番かも知れません。