SSD – ページ 4 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 172014
 

長い間、放置してあったノートパソコン(hp6710b:core2-duo T7100(1.8GHz)memory 2G)を久しぶりに調整することにしました。

このノートですが、中古で購入した時にはwindowsXPでしたが、購入して間もなく、HDDが壊れ、500GBのHDDに換装して、ubuntu、vistaを入れて使用していましたが、このvistaがクソ遅い。

起動するまでの時間や起動後に意味不明なHDDへのアクセス、真っ当に使えるまで時間がかかるパソコンになっていました。このパソコンは普段、家の奥さんが使用するのですが、このところ起動の遅さに嫌気がさしてあまり使用しない状態になっていました。6710bの仕様も中途半端で、CPUを換装したり、メモリを積み替えたりすれば、それなりになるのかと思いますが、どうも気が進まない一品になっています。

そこで、このhp6710bを普通に使えるパソコンにすべき、第一弾としてSSDに換装です。
円安で高くなる前に、一発奮起しました。

OSはscientific-Linux-7か悩んだのですが、CentOS-7にしました。というのも、scientific-LinuxのOSダウンロードサイトが遅いのなんのって、4GBをダウンロードするのに5時間?25%ダウンロードしたところで諦めました。CentOSと比較するとマイナーですが、サーバーの回線速度はどうにかならないもんでしょうか。

買ってきたSSDはcrucial-MX100の128GBです。
価格は7000円程度。(今思うと、もう1個買っておけば良かった)

取り付けは説明不要な程簡単で、本体を裏返して、HDDの入っていると思われる蓋のネジを開けて、マウントごと取り外し、交換すれば良いだけです。マウントには4箇所小さなネジで留まっています。

そして、CentOS-7をDVD-ROMに入れてインストール開始します。
CentOSは6シリーズからSSD対応(trim)になっているので、安心です。

一度、Linuxをインストールされた事がある人であれば全然問題ない、分かり易い画面構成でした。
選択はGnomeデスクトップを選びました。
インストール時間は40分くらいでしょうか。
特にエラーも無く進んでいきます。

そして、再起動、「おぉ~起動が速い!windows-7と同じくらいだ!」
試しに終了させてみると、終了ボタンを押して、2秒後にはシャットダウンします。
あれだけ、遅いパソコンが劇的に変化する、SSDとCentOS入れただけなのに・・・。

今回のGnomeの画面は、今までの画面とちょっと違って、ubuntu、Mintっぽい感じがします。
私的には、6の画面構成って好きだった分、ちょっと違和感があります。
無骨で男っぽい、少し前のOSみたいなデスクトップが嫌いではなかった。
ubuntuの赤い画面が青くなったイメージでしょうか。
この青色が非常にすっきりしない青色なんですね。
暗い青色で中間色が多く、表示がとても緩い感じがする。

現時点では、SSHとファイル共有用のsamba設定程度で、これといった物はありませんが、起動、シャットダウン、ソフト起動と段違いに速くなった分、メインマシンのQ9450のwindows-7と大差無い使い方が出来そうです。

CPUも現在T7100ですが、せめて周波数は2.0GHz以上にしたい。
ステイタスを見ると、何もしていない状態でもCPUが10%程度動いている。
T8300(2.4GHz)の中古も2000円程度なら換えても良いかと思っています。
そして、問題はメモリなんですね。SO-DIMMの2GBを2枚=4GBにしておきたい。
現在2GBで起動すると1GB(キャッシュ含め)が使われている状態です。
CentOS-7は64bitなので、せめて4GBにしてあげないとと思っています。

普通に使う分には、現状でも問題ないレベルですが、ノートパソコンの場合には、CPU換装よりも、先にSSDに換装する事をお奨めしておきたいと思います。それで不満があるなら、CPU交換、メモリ追加ですね。

余ったノート用HDDは入れ物(外付けUSB)だけ購入して、この6710bのデータ専用として使おうかと思っています。500GBもあるので、音楽や動画など入れて一緒に持ち運ぶ事も出来るし、余った部品の有効活用にもなります。

10月 042014
 

ここのブログを見に来られる方は、x40とかhp6710bとか古いノートパソコンのXP終了後の再利用や中古で安かったから購入してしまった人が多いと思います。

Thinkpad-x40については、KingSpecのSSDにScientific-Linuxをインストールした記事やCentOS5を入れた時の記事を書きました。現在もx40は元気に稼働していまして、この記事もx40の遅いHDDの方のパソコンで書いています。遅いのは承知の上、使っているので困ったりすることは全然ありません。現在は故障中のデスクトップ(ASUS P5ーPE E6600)に代わってリビングで活躍しております。

リビングで使用するにあたり、CentOS-5.10からLinux-Mint SinnamonにOSを入れ替えて使っています。デスクトップ専用で使用するならubuntu系の方が使い易いという判断とAcerに入れたMintが思ったよりも使い易かったという事で選択した次第です。1.8の遅い、そして古いHDDですが、未だに使えていて、一度起動してしまえば、それ程ストレスがたまるような事はありません。

このx40弐号機はPemtium-M 1.3GHz、memory 1.28GBという仕様です。

x40_2Mintが起動すると消費メモリは650MBで、その中キにはキャッシュとバッファーも含まれています。そしてFireFoxを起動すると850MBから950MBまで一気に消費します。少し使うとメモリは1GBを超えてしますが、キャッシュが700MBを割り当てているので、実質の仕様量は300MB程度でしょうか。SWAP領域は1GBをインストール時に割り当てておきました。色々なサイトを見たり使っている時間が長くなると、このSWAP領域で300MB程度使用している事もありますが、これはOSメモリ領域で使っていない部分をSWAP領域に移行させている現象なので、実際にメモリ不足によるSWAPではないので、急激に遅くなるという現象は一切ありません。

Linuxをインストールしたら、端末を常時起動させてメモリの消費状態を知っておく事も大事な事です。(端末で、#topと打つと状態が表示されます。戻る時にはCTr+Cキーで#の状態に戻ることが出来ます。)

説明が長くなりましたが、古いノートパソコンはその個体に与えられた条件(CPUやメモリなど)でいかに頭を使い、使い易いパソコンにするのかは、扱う人のセンスです。そこが面白く楽しい作業なのです。

今更、XPで遊んでも仕方がない。
Linuxを色々試してみて、自分に見合ったLinuxを使うのが一番です。
中古の安いノートパソコンは1万円以下で購入できます。
どこにでも持ち運べて遊べるx40のようなノートパソコンもいいし、デスクトップのようなノートでセカンドマシンにしても良し、無理のない予算で遊べて、技術も身に付く優れもの。

安価なノートパソコンでLinuxへGoGo!しましょう。

8月 162014
 

最近は本当にSSDもHDDも大容量の物になってきています。
値段もHDDなんて4TBが2万円を切っている値段だったりします。
前のHDDの価格って何だったのでしょうか。

SSDも大容量化が進んでいますが、HDDと比較すると割高です。
安いSSDは120GBで8,000円前後というところでしょうか。
逆に500GBとかの大容量のSSDも悪くはないと思いますが、使い方としてはどうなんでしょう。

普通の使い方としては・・・・・

1.OSなどのシステム領域をSSDにして、データ領域はHDDにする。
2.ノートPCなどはシステム領域をSSDにして、データはSDカード等に保存する。
3.ゲーム等で使用する場合には、ゲームのデータ領域を専用のSSDにしてシステムと分ける。

本来であれば1の使い方で事が足ります。

SSDはなるべく使用する領域について上書きされないような設定が必要であり、windows7や8、CentOSでは6以上がSSDの設定が可能になっています。このような設定が出来ない古いOSでは、なるべく日付などやキャッシュなどで上書き、保存をしないような仕組みを自分でやらなければなりません。まぁやったところで気休め的な要素の方が大きいと思います。しかし、やらないよりはまし。

SSDでシステムもデータ保存もされている人は、安いHDDを購入してデータ領域だけでもHDDに保存されるように設定すれば、SSDも長持ちするのではないでしょうか。windowsの場合には、マイドキやダウンロード、ビデオ、画像などのホルダー領域を新しいHDDに設定する(各ホルダーのプロパティからパスの設定で切り替える事ができます)。Linuxの場合には、home領域をHDDに設定すれば良いと思います。

そう考えると大金を使ってまで大容量のSSDって必要なのか?って事です。
あれば便利なのは分かっていますが、私のような貧乏人は、いかにコストを掛けずに使える仕組みを作るか?という事に重点を置いているので、値段の高い部品を購入してまでやろうとは思っていませんし、あったとしても、きっと今と同じ使い方をすると思う。

OSを入れる領域とその倍ほどの空き領域があれば充分ではないかと。
そうなるとwindows7だと30GBいかないレベルですから、倍の64GBあればシステム領域的には充分だと考えられます。それに今一番安く購入出来るHDDをデータ領域で取り付ければ安上がりです。ましては、Core2など古いPCなどのグレードアップには、速く、安く、大容量で一番良いものだと思います。

この64GBや120GBのSSDがもっと安くなればいい。
64GBなんて3,000円から4,000円で販売すればもっと沢山古いPCやノートをグレードアップできる。ノートPCなんてSSD化するだけでも速くなる。x40のような特殊なSSDは別としてもSATAのHDDなら生き返ります。

将来的にはHDDが無くなり、SSD化されるのでしょうが、現在は安い大容量のHDDとSSDの組み合わせが一番の選択ではないでしょうか。

私のLinux-PCも安いSSDにしたい。
CPUを交換するよりも効果は高いと思います。

そう考えると、そこそこの容量のSSD(64~120GB)を安く提供して欲しい。