性能 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 132020
 

今までのCPUで4コア8スレッドと言えばIntelのCore-i7でした。

しかし、AMDが廉価版のCPU、Ryzen3で4コア8スレッドのCPUを出しました。
何と、価格は15000円程度です。

この価格で価格の高かった少し前のCore-i7以上の処理能力が手に入る事になりました。
最近では、IntelのCore-i3も4コア8スレッドのCPUをRyzen3と同等の価格で販売しています。

AMD逆襲とでも言いましょうか。

もはや、今時PCを作る、買うという事を考慮するならば、この4コア8スレッドのCPU搭載が当たり前の時代になると考えられます。

廉価版と言えばATOMとか色々とありますが、どれも4コア止まりです。
4コアの4スレッドです。

少し前に主流だった2コアの時代は完全に終了です。

今後、古いCore-i3搭載の中古などは今以上に安価になっていくでしょう。

新しいRyzenでは8コア16スレッドとか16コア32スレッド等、非常に高速処理可能なCPUがあり、これから自作を考えている人にはCPUの選択肢が増えていると思います。

ちょっと前までは、SSDで高速化をしていた。
今度は、SSD+高速CPUで不満の無いパソコンになっていくと思われます。

えっ、私ですか?

私がPCを自作するのであれば、Ryzen5の8コア16スレッドあたりが良いと思っています。
価格も手頃ですし、4コア8スレッド以上の速さを味わってみたい。

ドンキなどではノートPCやらタブレットやらが2万円を切る値段で販売されています。
でもスペックはCPUがATOM(4コア)であったりする訳です。

安いからと手を出してしまうと使ってから損をする事間違いありません。

PCに詳しくない人も今後のCPUの主流は4コア8スレッド、メモリ8GB以上となっていく事は頭の中の片隅に居れておきた方が良いでしょう。

結果的にも性能の良いPCを買っておけば、そのPCのライフサイクルは長くなります。
長く使えるとと言う事になり、結果的に安いPCとなる可能性が高い。

皆さん、変な安物PCは無駄ですよ!
購入を考えている方はスペックを見てご検討を・・・。

6月 212014
 

J1900については、やっと色々なメーカー製品が出揃ったというところです。
そして、上位CPUのpentiumを搭載しているボードも発売されています。

ボードを見ると個々特徴があり、自分の使い方に見合ったボードを選択して欲しいと思います。

ASRockはオンボードCPUのボードに対して力を入れているなという感じがします。
と言うのも、J1900だけでも3種類のボードを発売しています。
J1800も2種類販売されていますが、2コアなのであえて、こちらを選択する事は無いかと思います。

◆ASRock Q1900シリーズ

Q1900-ITXQ1900BQ1900M(m)

左:Q1900-ITX・中:Q1900B-ITX・右:Q1900M(micro-ATX)

見ての通り、色、雰囲気はほとんど同じです。
写真を見て、分かる点は、Q1900のmicro-ATX使用のMでは、メモリが標準のDIMM形状であり、PCIe×16も付いています。MはボードがITXよりも大きい分、拡張的に優れています。特にITXという大きさにこだわりが無く、ケースも普通のミニタワーで使いたい、今、余っているATXのケースを使いたい!という人は、あえてITXにしなくても良いのではないでしょうか。

なぜなら、PCIe×16があれば、ビデオカードを追加させる事も出来るし、メモリも汎用型なので使い回しが出来るという点では有利です。セカンドマシンとして使用するなら、拡張性のあるQ1900Mを選ぶのも悪くはありません。

そして、Q1900-ITXとQ1900B-ITXとどこが違うのか?

◆違う箇所は・・・・・

①Q1900Bはグラフィックの出力が D-Sub, HDMI の2種類、Q1900-ITXは、D-Sub, DVI-D, HDMI の3種類。
②音声出力が、Bの場合には、5.1 チャンネル HD オーディオに対し、Q1900-ITXは、7.1 チャネル HD Audio
③Q1900Bにはレガイーポート(プリンターポート)が付いている。
④その他、メモリやビデオ出力は同じ。

◆アマゾン市場価格(参考までに・・・並び順は上記と同じです)

◆おやじの意見
基本性能は同じなので、あとは、価格と今持っている部品との兼ね合いでしょうか。
オンボードVGAではちと頼りないと思う人はMを選択すべきかと思うし、全てを新品で揃える(ケースからメモリ、HDDまで)なら価格重視で良いのかも知れません。将来的にLinuxサーバーにしたいという人は、Q1900Mのmicro-ATXはメモリの互換を考慮すると一番ありがたいボードかも知れません。

このBayTrailのCPUについては、CentOSをはじめ、Linuxのインストールが出来ないと言う情報もあります。LinuxがこのCPUやチップセットに適合するのも、それ程時間はかからないと思いますが、筆者の私も、Q1900については今後、夏休みの課題として購入を予定していますので、以後、色々な情報を提供していきたいと考えております。

また、皆様より、Q1900とLinuxについての情報を頂けると有難いです。
情報については、記事に反映していければいいなと思います。

今後とも、よろしくお願い致します。

5月 252014
 

本当に最近のパソコンは小型化、そして省電力、静穏化されてきています。
パソコンの消費電力については、311の震災から気にしている人も多いと思います。電気代だって馬鹿にできない位上がってきていますし、なるべく消費が少ないパソコンを使用するのに越した事はありません。

最近の小型パソコンのヒット作と言えば・・・ECSのLIVAです。
LIVA この小さなパソコンでデザインも面白いです。(私は勝手にアーク(聖櫃)と読んでいます)
価格的にも満足できる金額で、ほぼ全ての部品が揃っている、組立ても簡単です。

はじめて、自分で組み立てる人にも安心してお薦めできます。

そして、Intel推奨のNUC(ネクスト・ユニット・オブ・コンピューティング略)です。
これは小型の箱の中にIntelの規格したMBやらCPUなどがセットされていて、購入者はメモリ、HDDやSSDなどを個々の使いたい仕様にあわせて自分で用意するようなスタイルです。半完成品というかインテルのベアボーンキットと言いましょうか。ATOMからi5、他のメーカーではi7も出ています。バリエーションは豊富にあり、それなりに速いCPUを積んでいるNUCは値段も高いという事です。

◆amazonの市場価格

こんなように2万円弱から5万以上するNUCもあります。
※ASUSとシャトルはNUCではありませんが、小型パソコンとして比較するために掲載しました。

私が一番気になる点は・・・・・・・それはデザインです。

Intelの技術屋さんが機能のみで作ってしまったような箱ではありませんか。
LIVAは可愛い線香立てみたいな形ですが、これは四角い弁当箱のような形です。
四角くするのでも、重箱のような形(漆塗りで金の鶴とか書いてあったりすればお洒落かも知れません)であれば面白い。 正方形の形にしなくても、良いかと思います。

性能については、CPUに依存するので、速いパソコンにしたい場合には高いNUCを買え!という事ですね。
SSDやメモリについては、個々好きなメーカー製品で購入するので問題ありません。
データ領域を作るのであれば、外付けHDDを別途購入しておいた方が良いと思います。
しかし、そうなると小さなNUCが外付けと相まって、小型な割りに置き場所と電源が面倒になりそうな予感。 小さくても配線は大きなパソコンと同じなんですよね~。

自宅でサーバーにされている人もいるでしょうし、Linuxを入れている人もいると思います。
小型で何でも使えて組立ても簡単であれば、今後、このようなパソコンは増えていくでしょう。
良く考えなければならないのが、最初に購入する時に、それなりのCPUを積んだNUCを購入することです。
値段は多少高くても、次の代のOSにも対応できるし、長く使えるからです。

小型パソコンの購入を検討している人は、NUCに限らず、色々なメーカーから出ている小型パソコン、ベボーンキットなども含めて検討してもらえればと思っています。