64 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 032013
 

このブログもWordPressで作っていますが、時々、サイトのメンテというか、細かいところ、気になるところを修正したり、スタイルの一部を替えたりするのにスタイルシートをいじる事になるんですが、CSSをそのままいじってしまうと、スタイルが崩れてしまい見にくくなる場合があります。直にこのCSSファイルを触っていると、ブログを見にきてくれた方々にご迷惑をお掛けすることになります。

CSSファイルを直接触るのは良くないと言うことで、セカンドマシンのE350(CentOS-6.4 x86_64)に急遽、ApacheとPHPのセッティングを施して、このサイトのSQLのデータをバックアップして、疑似テストサイトを作りました。

まぁ、これはLocal-Host設定なので、外部とは繋がっておらず、家庭内LAN環境だけ動作するものです。

httpd設定やPHPのインストール、MySQLの設定など、2.30分で完了です。
後は、WordPressをwgetで入手して、config設定でSQLと連携させれば、ほぼ出来上がりです。
普段はXでデスクトップとして使用していますので、使わない時はhttpd,mysqlなどサービスを停止しておいた方がE350には優しいかも知れません。テスト環境があると色々便利に使えて良いと思います。最近ではubuntuを使っているユーザーさんも多いので、Apacheの設定など、試しにやられてみてはいかがでしょうか。

家庭内のサイトの構築では、必ずhost設定をしておかないと、サイトの表示がおかしくなるので注意が必要です。

端末から、# vi /etc/hosts と打ち、IPアドレスとhost名を書き込んでください。
例えば・・・・

192.168.1.1 gateway (これはルーター)
192.168.1.2 test,hogehoge.net (これがテスト用サーバー)
192.168.1.3 windows7.hogehoge.net(SSHで繋げられる他のPC)※hogehogeは自分の環境に

この件の詳細は家庭内ネットワークでドメイン名を使用するには”を見てください。

ネットワークに詳しくない方は、ルーターが勝手にIPアドレスをパソコンに割り当てている場合(DHCP)があるので、そのDHCPを止めて、手動でIPアドレスを割り当てた方が安心できます。というのもDHCPを使うとIPが自動で割り振られるので、前回繋がったIPと違うIPが割り当てられたりする場合もあるので、host設定する場合にはDHCPは止めて手動で設定しておいた方が良いと思います。詳しくはお持ちのルーター説明書を良く読んで自分の環境に見合った設定をして欲しいと思います。

これで、もしATOMサーバーが逝かれてもE350ですぐに復旧が可能となりました。
なぜか、E350の方がATOMより静かなんだよね〜
E350は消費電力17Wなんで電気代も安いもんです。
AMD-C60とか遅いかも知れませんが、こういう使い方には多分最適なAPUかも知れません。

4月 032013
 

久しぶりの投稿になります。
4月から新しい期になって、新しい環境(職場や配置転換)などで忙しい方が沢山いるかと思いますが、いかがでしょうか。

この4月に、Scientific Linux6.4x86_64が登場しました。
CentOS6.4x86_64が出てから、約1ヶ月の遅れでしょうか。新しくLinuxでdesktopマシンを作ろうか?と思っている方は選択の一つに検討されてみてはいかがでしょうか。

私の場合には、現在使用している、Scientific Linux6.3(desktop)もCentOS6.4(desktop)もx86_64仕様になっています。serverのCentOS6.3もx86_64です。新しくPCを作るのであれば、やはりx86_64になるかと思います。古いマシンにインストールして使用するのであれば、x86_32の方が良いと思います。古いPCだとメモリが2GB以下の場合が多いので、あえて64にしない方が賢明です。未だに64でも一部32のソフトも入っているので、安定度、管理面からすると32で使用するのが一番かと思います。

話は変わりますが・・・・・・・
件名の「LinuxにあってWindowsには無いもの」という事ですが、両方を使用していると、お互い、これがあれば良いのなぁ。という部分があります。もちろん、逆の場合もありますが、このブログがLinux推しのブログなのでLinuxを優先させて話をしていきます。
野球で例えると・・・・
Windows=巨人  Linux=ロッテ という感じでしょうか。

あくまでも、くだらない話として読んでみてください。

1.遠隔操作がテキストモード(SSH)で操作が出来る。
 まずLinuxを使用するのであれば、覚えなくてはならないのが、端末での操作です。
 コマンドで全ての操作が可能になり、マシンの状況も把握できます。Windowsの場合にはGUIで操作しますが、LinuxでもGUIで操作する事もできます。しかし、Windowsではテキストでの操作が出来ません。GUIで使用するとサーバーであれば、メモリを消費します。Linuxの場合には、テキストモードの状態で起動させる事も可能です。

2.本当のマルチユーザーとしてのOS
 Windowsもマルチユーザーですが、本来のマルチユーザーにはなっていません。
 adminとrootの違いもあります。
 Windowsの場合には、OSのバージョンが多過ぎ。homeやらproやらなんだかわからん。アルティメット?格闘技か?
 Windows7-64bitとWindows7-32bitの二つで良いじゃありませんか。

3.デスクトップにCompizが無い
 画面が大きくても、複数の画面を表示させる事が出来ません。
 Compizですと4つの画面を同時に使用する事が可能で、画面効果(揺らす、回転する)もありません。

4.インストール時に不明なドライバー設定が面倒なWindows
Windowsの場合、普通に認識したデバイズであれば問題ありませんが、不明なデバイズが出た時に、何の情報も無く、何をしたら良いのか分からない場合がある。Linuxの場合にはlogで確認し易く、最新の機器で無ければ、問題なくインストールが出来る。

5.WindowsはOfficeが無料で付いていない
Linuxは普通にLible-OfficeかOpen-Officeが付いています。
Windowsは買わないとダメです。
せめて、ExcelとWordくらいは、高い値段でOSを買っているのですから、付いていても良いのではないでしょうか。

こんなところでしょうか。
Linuxは有償のものもありますが、無料の公開されているOSでも普通に使えて、一度、設定をすると起動も速く、安定した環境を作れます。Windowsの場合には、使っていると段々と遅くなっていくのが困ります。

逆にWindowsが無いと困る事もあります。
ソフトによっては、Windowsしか無いもの、Photoshopとか。
Linux版とか登場したら売れると思いますがどうなんでしょうか。
また、ゲームが無いとか。
動画サイトによっては、Linuxは対応していません!とか失礼なサイトもあります。

私の場合には、真剣にLinuxを触りだして、約1年になりますが、ここでようやく、細かな問題を修正したり、サーバーをセットアップする時間が短くなったりと技術的に覚える事が出来てきました。普通にパソコンを使う人であれば、Windowsだけで充分かと思います。ただ、私の場合には、余ったパソコン部品や古いパソコンをWindowsで使用するのもどうかと思い、Linuxを始めましたが、難しい反面、出来た時の満足感はWindowsに無いものを得られたと思っています。50を過ぎたおやじですが、やる気になれば出来ると言う事を皆様にお伝えしたいと思います。

パソコン好きなら、一度はLinuxに足を踏み入れて欲しいと思います。