IBM – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
1月 302014
 

半月前に作業を開始したx40弐号機ですが完成しました。
完成したと言ってもインストールと設定しただけなんですけど。
このx40は友人(通称sakuちゃん)から譲り受けた一品なんですが、キーボードもテカリも無いし、本当に綺麗な本体です。動作させたところ悪い部分は無く、SDスロットも無事にカードを認識しますし、USB、NICの部分もソケット割れもありません。それにpentium-Mの1.3だったところがうれしいです。本体を一度分解してキーボードも外してみましたが、CPUファンなども汚れが少なく、この年代のノートPCにしては珍しい感じがしました。

壱号機が1.2ghzだったので、この0.1ghzの差は以外にも大きいと思いました。
動画再生もHD動画で無ければ、そこそこ動作しますし、画面の起動も遅いディスクですが意外と速いので耐えられるというか普通に使えてしまいます。

◎x40壱号機=Scientific-Linux_5.9 (memory-1.5G)
◎x40弐号機=CentOS-5.10  (memory-1.2G)   となりました。

壱号機にはKingSpecのSSD32GBが付いていますので持ち運び用途に使い、この弐号機は私のデスク横に置いて音楽(MP3とか)聞いたりする用途にでもしようと思っております。x40自体は本体も小さく軽いので、どこにでも移動が簡単というのも利点ですね。

x40no2_2◆CentOSインスト後のHD使用量
x40no2_1◆RhythmboxでMP3を聞く
x40no2_3◆x40本体

弐号機は遅いハードディスクですが、まだ使えていますし、SSDでは無いので気軽に音楽ファイルや色々なファイルをダウンロードしても気になりません。32G程度のSSDだと容量も小さいしファイルを保存したり削除したりする行為って何となく嫌な感じしますが、ディスクなんでイージーに使えそうです。置き場所が私のPCデスクの横机なので、あえて無線LANにしないで有線LANで使用しています。無線LANよりもクリックした時の起動が早いのが良いです。

同じ機種が2台あれば、最悪1台が故障して部品が無くなっても1台は残す事が出来るでしょう。
いつまで使用出来るか分かりませんが大事に使っていきたいと思います。

1月 062014
 

仕事先の友人というか同僚というか、そういう関係の人から依頼を受けました。
x40のような小型のPCでLinuxが欲しいという事です。

その人自体は、普通にwindowsを使いこなすレベルでLinuxとは今まで無縁の関係でした。先日私が仕事用にとx40を持参して使っていたところ、一番興味をもって話を聞きにきていました。年齢的には私より2.3下になりますが、パソコンはお好きなようでLinuxを使ってみたいという気持ちになったみたいで、x40のスタイルや使い勝手の良さにも惚れたようです。

依頼と言っても、それで利益を取るような商売ではありませんし、会社の人なので昼飯一回分程度で作ってあげようと思っています。・・かといって私も私もと何台も依頼されては困るのですが・・・・。Linux布教のための一歩ですね。

問題はx40が手に入るか?という事です。

探せばあるかと思いますが、ボロイ、汚い、改造してあるようなパソコンは気持ち的には選びません。
予算としては、20,000円と伝えました。2012120919130000
◎本体が5000円前後
◎SSDが64GB(runcore)で12,000円前後
◎SDカード2GBで500円
◎マウス(USB)1,000円
◎合計で18500円+消費税です。

SSDについてはKingSpecでも文句は無いと思いますが、Runcoreの物があれば、とりあえずそちらの方が安心ですし、古いHDをUSBに繋げるケースも付属しているのでこちらの方が良いのではという判断です。無ければKingSpecにしますが、その場合には予算が安くあがるので文句は出ないでしょう。

本体はx40,x41あたりにして、CPUは出来たらpentiumM-1.2~1.6Ghzの物が選択できれば良いなと考えています。

OSはCentOS5.10-32bitですね。
私はScientific-Linuxですが、こちらはCentOSにしようと思います。
まるで同じだと真似みたいに思われるかなと。

1.2万で勉強用のLinuxが作れるなら良いと思いませんか?
この正月に一杯飲みに行ったと思えば安いものです。

後は、本人が頑張って使いこなしてくれれば有難いと思います。

12月 012013
 

x40に関してメールで質問頂きました。
まだノーマルで使っている方も居るのをお聞きしてビックリしております。MBL04426_1
IBMとして作ったPCのファンが多いのでしょうね。
でも、ハードディスクに関しては、やっぱり交換するのが一番ではないでしょうか。いつ壊れるか分かりませんし、ちょっとした工夫で速くなるx40ですので。

x40自体はCPUがPentium-M 1.0~1.4ぐらいです。
メモリも普通では512MB。MAXが1.5GBです。
CPUの性能としてはシングルコアで省電力CPUなので、そんなに高性能ではありませんが、このマシンの一番のボトルネックがCPUよりもハードディスクへのアクセス速度だと考えています。それでSSDにする事により、遅いCPUでもそれなりの体感速度が得られるということになります。一時、色々な改造が流行りましたが、これが一番面倒では無く、安心して使える改造かと思っています。

SSDにして使っている人の大多数はXPで使用していると思います。
さすがに、この機種でVistaや7という人はごく僅かではないでしょうか。
インストール出来ない訳ではありませんが、このCPUでははっきり言って辛いところです。2012120919130000

今回、XPの更新終了に伴い、XPがインストールされているx40もどうにかしなくてはなりません。どうにかすると言っても、OSを入れ替えるかどうかだけの話ですが。x40を使っている方であれば、まだまだ使いたいと思っていませんか。そのためにはLinuxしか無いと思います。

私の場合には、最初に中古でx40を購入した時にCentOS-5をインストールして、遅いハードディスクでのパフォーマンスを知っていましたので、その後にSSDでインストールしたXPの速度や動作はあまり納得できるものではありませんでした。プチフリについては、ちょっとした事で置きるので、これといって対処しようがありません。プチフリを防ぐソフトも入れてみましたが効果があるのか無いのか分かりませんでした。

Linuxと言っても、沢山種類が出ています。

一番Windowsに近い感覚では、ubuntuあたりでしょうか。11ubuntuはインストールする際も扱いが簡単で誰でも使えるLinuxになっていると思います。Windowsとのファイル共有や無線LANの設定なども比較的簡単に設定が可能です。
CentOSとScientific-Linuxについては、RedHat系のLinuxです。ubuntuと比較すると同じデスクトップでもこちらの方がLinuxっぽいというところがあります。細かな設定も端末を使ったりする場面も何回かあります。
Vine-Linuxについては、純粋な国産Linuxということで安心して使えるのではないでしょうか。説明などが日本語で書かれているのもわかり易いと思います。

どんなLinuxを使用するかは、使う本人が決めることになりますが、インストールすれば使うソフトは共通しているはずです。最初はお試しかでインストールしてみて、気に入れば使い、お気に召さない場合には、違うのをインストールすれば良いのではないですかね。
基本的にはどれも同じですから。

デスクトップに関しては、gnomeかKDEを選択することになるかと思います。こちらに関しては好き嫌いがあるので、両方入れてログイン時に変更することも出来ますので、こちらもお試しかレベルで良いと思います。

どうせやるなら早くインストールして遊んだ方が良いですよ。
私の場合にはXPを消すとき、結構未練も無くあっさりフォーマットしました。
ダメな物はダメ、良い物は良い、合う物は合うと言うことで。