LGA775 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 092015
 

私の家ではLGA775が主流で動いていいます。
古いCPU、古いMB、古いケース、いわゆる3古(3full)状態です。

これに、SSDの組合せでうまく帳尻が合っている。

SSDが使えるようになって、古いノートパソコンや古いMBなんかは再利用できるようになってとりあえず延命できているのではないでしょうか。無ければX40なんて全滅状態でしょうね。

そんなLGA775ですが・・・・
お探しになっている人が多いようで、当ブログにも沢山の方がLGA775についての過去記事を読んでくれたりしています。

特に新品で買えるLGA775についての話は、もう新品で買えるMBが無い状態なので、本当に欲しい人は頻繁に中古ショップに顔を出して、お買い得な中古品を見つけたり、中古ショップのネットやオークションで探すしか方法はありません。

古くても4コアで動かす事のできるLGA775なので、オークションでは未だに高い金額でふっかけている輩もいるし、ジャンク品と同様な物もあります。冒険心がある人ならば良いのですが、堅実な人はショップでコンデンサーの状態、付属品の状態を見た上で購入すべきかと思います。

CPUを交換するなら、Core2Quad Q9650かQ9550、最低でもQ9450です。
今更、2コアの中古にしなくてもと思います。

このQuadコアであれば、Linuxを動かすのも容易であるし、逆、今一番Linuxで安定して動かす事の出来るレガシーCPUなのかも知れません。

問題はDDR2のメモリです。
今のDDR3やDDR4と比較すると圧倒的に容量が少ない。
特にMicroATXなど、メモリスロットが2個しか無いMBは、2GBのメモリは必需品です。
中途半端な1GBのメモリなんて買ってはいけません。
後で投げ捨てるようになります。

そんなLGA775ですがQuadコア+SSDで結構いけてるPCになります。
なるべくオンボードのVGAを使わないでGeforceかRadeonくらい付けてあげましょう。
ゲームをするしないよりも、発色や文字の滲み、など全然違います。
GeforceであればGTシリーズで充分。
中古で買えば3000円くらいでしょうか。
GTXであれば言う事ありません。

SSDは256GBがだいぶ安くなってきたのでこちらを選択すべきかと思います。
データ用にHDDもセカンダリに取付しておけばGOODでしょう。

これならwindows10も満足のいける動作で使えるのではないでしょうか。
なるべく安く部品を揃え、使いたい人には最適なシステムです。

ただし、中古品で探すしかない。
そして、自分で組立て、インストールする。
安い分、自分の手作業として行う作業が増える。

これから自作やってみたい人にも安上がりで満足できるものだと思います。

3月 132015
 

私は、いまだにLGA775のMBをメインに使っています。
LGA775は、Core2duoとCore2quadのCPUが使用できる事もあり、私以外でも沢山の方が使っているのではないでしょうか。

このLGA775ですが、Core2duoであればE8000シリーズ、Core2quadであればQ9400以降であれば、現在のCPUと比較してもそれ程劣っている事も無さそうに思えます。

私の場合には、最新のマザボやCPUをあまり買う気がしない。
値段的な事はさておき、今まで気になっていた旧型CPUやMBを試してみたい
という衝動にかられます。

子どもの頃に買えなかったおもちゃが大人になって買えるみたいな感じです。
中古で買った旧型CPUやMBはLinuxで動かしているので、コストパフォーマンスは高い。
多少古くても出来が良い製品はやはり素晴らしい。

しかし、LGA775の問題点はメモリーですね。

DDR-2とDDR-3では価格も容量も違う。

DDR-2メモリは最大で一枚2GBがほとんどであり、普通に搭載されているメモリであれば512MBが2枚で合計1GBとか1GBのメモリが2枚で2GBというのが主流でしょう。

一部、Pentium-4でもDDR-2メモリを使用する機種がありましたが、512MBのメモリが1枚しか付いていないVAIOもありました。この頃のOSは、WindowsXP時代でしたが、512MBではロクな仕事をしてくれませんし、スワップしまくりで困ったPCでした。

それにしてもデュアルチャンネルで使用するメモリスロットに1枚だけ512MBが差してあるのが標準であるとするならスペックを自ら低下させているようなものじゃないですか。
こういう見せ掛けの価格に引き付けられてしまってはいけない。

メーカー製品やBTOでパソコンを購入する場合には、メモリはケチらない方が良い。
特に自作派では無い人は最初にある程度メモリを乗せておくべきです。

MBもATXフルボードであれば、メモリスロットも4箇所あり、2GBのメモリを4枚揃えれば8GBという容量になります。困ったのは、Micro-ATXやMIni-ITXの場合です。

メモリスロットは2つしかない。
そこに入れられるメモリのMAXは2GBが2枚で4GBだ。
1GB2枚では少し心許ない。

32bitのOSを使うにしても4GBは積んでおきたいところです。

LGA775でもGigabyteからG41comboというDDR-3メモリとDDR-2メモリが排他で使用できるLGA775のMBもありました。同時にDDR-2とDDR-3は使えませんが、こういう仕組みだと非常に便利です。DDR-3であれば4GBを2枚で合計8GBまで使えるので、Linuxの64bitでもそこそこではないですか。

LGA775のMBを検討している人はなるべくフルボードのMBを選んでメモリ搭載を多く出来るようにした方が長く愛用できるのかも知れません。

もちろんCPUはCore2quad9450以上で・・・・。

1月 252015
 

Scientific-Linux7をインストールしてから半月ほど経過しました。毎日のように起動をして、少しずつver6との違いを認識しつつ、自分の使い易い環境を作ってきました。

◆インストールしたPC環境

1.CPU  Core2Duo E8400 3GHz
2.mem  DDR2 UMA 2GB 2枚=4GB
3.M B  GIGABYTE GA-G41M-ES2L
4.HDD WD1TB

私のLinuxパソコンの中でもスペック的には高い物です。
他のLinuxPCはCore2のE6600とかAMD E350などですから、E8400と4GBのメモリは環境的にはCentOS7と同様にこのVer7を使う最低条件ではないかと思っています。

インストール自体は出来ても、動作が重たい、もっさり動く、というような動きではVer7を選択する意味がありませんし、出来ればCore2Quadで使用するのが一番良いのではないでしょうか。メモリは2GBでも大丈夫かと思いますが、64bitのOSなので、最低でも4GBは欲しいところです。
monitor7上の図は、起動直後のアイドリング状態でのCPUとメモリの状態です。
メモリは630MB使用しています。monitor22枚目の図はGoogle Chromeを起動させた状態です。
メモリは720MBとなっています。
何枚かホームページを複数起動すると、その分、メモリは消費されます。
FireFoxよりもChromeの方がメモリの消費は若干少ないように思います。

使い勝手ですが、gnomeデスクトップはubuntu系のOSに似てきたような感じです。またインストールする時もver6と違いGeforceやRadeonのVGAも自動的にドライバーが割り当てられるなど、面倒な作業が少くなってきているなと感じられました。デスクトップの表示としては、結構、スッキリしている印象です。

私のPC環境での問題点は、電源をOFFにした後、2秒後に再度、電源が入るという現象があります。再起動しているという感じではなく、一度電源が全て落ちてから再度電源が入るような症状です。メモリを替えたり、起動内容をチェックしてみましが、この症状は変わりません。後は電源の問題かと考えますが、今のところ、使っている電源で使用している時に不安定になったりする症状が無いので、あえて交換するつもりはありません。

Ver7の良いところは、起動、シャットダウンが速い点です。
HDDで使用していますが、SSDであれば結構良い速さになると思います。
SSDにするかしないかは、使い方次第ですが、セカンドマシンとして色々とダウンロードをしたりガシャガシャ使う人はHDDの方が良いのではないでしょうか。私の場合にはリビングに置くPCとして何でも作業するマシンとしているので、SSDは必要ではないという事です。

気になる点は、やはりver6とのサービスの違い、コマンドの違いです。
サーバーではないので、サービスの設定はしませんが、停止、起動などの今までのコマンドとの相違やiptableがfirewaldになっていたりと、再度覚えないといけない面があります。ただ、これは慣れなので何回も同じ作業を繰り返す事によって指先で覚えることができると考えています。

現在、追加したソフトはブラウザのChromeと画像のGIMPぐらいです。
これから、音楽再生、動画再生の設定をする予定です。

今まで、インストール後の設定が面倒だからubuntuやMINTを選択してきた人も、Ver7になって間口が広がったのではないでしょうか。情報的にはまだまだ少ないという印象がありますが、先ずは自分でインストールして使ってみる事が大事です。

CentOSだけではなく、Scientific-Linuxも選択肢にどうでしょうか。