バリオスのアイドリング調整について –          おやじdemo_CentOSを使う
6月 052019
 

久しぶりにバリオスの話を書きます。

このところ新しい部品を付けたりしていないので書く事も無かったのですが、キャブレターの調整だけ行いました。

それは何でか?

調整したのは、バイクが正立の時とスタンドを出して傾斜している状態だとアイドリングの回転数が変わってしまうからです。不思議な事に正立状態に戻すとアイドリングも元に戻ります。

不思議な現象に思いますが、キャブのバランスが崩れてくると症状が現れます。

バランスが崩れると言っても深刻な状況ではなく、回転数が2.300上がる程度のもので、エンストをしたり始動がし難くなるという事ではありません。

ただ、乗っていて、スタンドを出して停車させると回転数が上がってしまうのも気になってしまうので、調整する事にしました。

この症状はバリオスだけではないと思います。

調整はパイロットスクリューです。

キャブレターを外さなくても出来る調整ですが、小さなドライバーが必要です。
専用のドライバーセットが売っていますが、3.4000円するんですよね。

でも、買っておいた方が非常に調整がし易いです。

4気筒なので一つずつ調整をしていきます。
必ずバイクは正立状態にして前後の傾斜無い場所で作業する事が必要です。

忘れてはいけないのは、必ず暖気後に作業してください。

バリオスの場合には10分前後ではエンジン全体が完全に暖まっていません。
最低でも20分程走行するのが良いと思います。

家のバイク置場が傾斜していたりする場合は、どこか家の無い平坦な場所に行き調整する事が良いのではないでしょうか。

パイロットスクリューの調整方法は一度全閉してから規定数を戻すというやり方になりますが、これはあくまでも基本形の話です。

その周辺からエンジンのアイドリングが高くなるところで止めます。
それを4つ順々にやっていく訳です。

そして走ってみて、低速、高速、などどうか判断をします。
高回転まで力強くスムーズに回転が上がっていくか、低速でかぶらないか?等々自分の乗って感覚で調整をします。

調整を終えて、スタンドを出して停車させてみると、アイドリングは1500回転でピタッと安定しています。

やったね!

どうやら気温や湿度、気圧の関係で少しずつずれていくのかも知れません。
スクリューはネジなので振動とかで緩んでくるというのも考えられます。

後は、少し走行して見て、燃費がどうかで判断をする事にします。

このパイロットスクリュー調整は決して難しい作業ではないので、こまめに自分で調子を合わせるようにした方が良いと思います。

古いバリオス・バリオスⅡで異常にアイドリングが高い車体も多く見受けられます。

調整用のねじ回しを買って、車体に搭載しておくと便利ですよ。

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