再利用 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 132013
 

RHEL 5.10互換の「CentOS 5.10」リリース(http://sourceforge.jp/magazine)
2013年10月21日14:30 の記事より引用

CentOS開発チームは10月19日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と互換性を持つフリーのLinuxディストリビューションCentOSのバージョン5系最新版「CentOS 5.10」をリリースした。「RHEL 5.10」と互換性があり、MySQL 5.5などRHEL 5.10の新機能が利用できる。

CentOSはRHELとの完全なバイナリ互換を目指すディストリビューション。公開されているRHELのソースコードをベースに、商用パッケージや商標を除去してフリー化したもの。対応アーキテクチャはi386およびx86_64。

CentOS 5.10は、CentOS 5系の最新版となる。10月1日のRHEL 5.10から3週間弱でのリリースとなり、MySQL 5.5およびMySQL 5.1がサポートされるなどのRHEL 5.10の新機能が加わっている。MySQL 5.5は2010年末にGAがリリースされており、InnoDBの統合、準同期レプリケーションなど多数の特徴を持つ。なお、MySQL 5.1を含んだ理由は5.5アップグレードに必要となるため。セキュリティアップデートは5.5系で行われるため、運用環境では5.1を利用しないよう警告している。

このほかの新機能としては、gcc-librariesが加わった。libatomicとlibitmで構成され、一部のアトミック操作などで利用できるという。またpython-dateutilとpython-lxmlも含まれ、Hewlett-PackardのHP cciss RAIDドライバは最新のものにアップデートされている。このほか、Firefoxなど多数のパッケージがアップデートされている。

一方、CentOS 5.8で導入したvirt-whoパッケージは削除した。virt-whoは仮想ゲスト情報をサブスクリプションマネージャーに報告する機能だが、CentOSはアップデートを受け取るサブスクリプション機構を持たず、virt-whoは利用されていないため、と理由を説明している。

CentOSはプロジェクトのWebサイトより入手できる。RHEL 5.10互換ディストリビューションとしては、米Oracleが10月8日に「Oracle Linux 5.10」をリリース済み。Scientific Linuxからはまだリリースされていない。

なお、CentOSの最新版は3月9日にリリースされたCentOS 6.4なっている。

CentOS
http://www.centos.org/

Scientific-Linuxも同様の内容でのリリースとなります。
x40でLinux検討されている方は、intel系のドライバーが新しくなったようなので、良いかも知れませんよ。(システムツール:IntelビデオBIOS(800系および900系)アップデートプログラム 915resolution)これをインストール良いのではないでしょうか。

11月 062013
 

さて、今回は子犬壱号機に伴う私の意見です。

子犬壱号機のPuppy-LinuxはGNU-Debian(ubuntu)の流れをもつLinuxです。
でも扱い方は特殊というか、今までのLinuxとは一味も二味も違います。
そこがまた、新しい発見があったりする一番楽しいところでもあります。

最初はCD起動とメモリ起動などでお試しインストールをしようと思い始めましたが、とても魅力的な画面やアイコンなどを見て真剣に使ってみようと思い始めハードディスクを増設し、フルインストールをしたということです。軽いOSは他にもmint等ありますが、ちょっと違った切り口というかおもちゃ箱のような楽しさがこのPuppy-Linuxはあります。これだけのアプリが入っていて本体の容量も少なく、メモリも512MBあればサクサクと動きます。256MBでも大丈夫かと思いますが、512MBあると安心して色々なソフトが動かしてもSWAPしないで動作します。

他の使い方としては、容量が小さいので、使っているUSBメモリやSDカード等にインストールして起動させる事も可能です。古いパソコンだとハードディスクが壊れて、そのままになっていたりする事もあるかと思いますが、USBメモリやSDカードにインストールして使うことも可能です。特にハードディスクが壊れているノートパソコン旧型には向いているOSだと思います。

ただ、注意して頂きたいのは、Puppy-Linuxをインストールしたからといって、現在主流のWindowsと同等の性能、もしくは扱いを望むのは無理ということです。インターネットを閲覧したりは同じでも、ユーチューブで動画を閲覧したり等CPUの性能を必要とする動作には適していません。もともとは何世代前の古いCPUを使っている訳で、Puppy-Linuxをインストールしたからといって、そのCPUが速くなる訳ではありません。どこまで出来て、どどのような作業が可能なのかは、自分で試して欲しいと思います。

このサイトを見て頂いている方々は、それなりにパソコンが好きで、自分で設定したり、自作したりをする事が好きな人達だと思いますので、古い部品、古いデスクトップ、ノートパソコンを持ちの方は試して欲しいと思っています。

私の考えは、パソコンに最新の部品で速さを求める事よりも、ちょっと前の部品やパソコンを使って、いかに今の時代のパソコンと同等な扱いが出来るパソコンになるかという事を追求しています。今の部品を購入し、最新のCPUを使えば速さも綺麗さも手に入れる事は簡単です。それよりも、手間暇がかかるけれど、ちょっとOSを入れ替えたり、設定を替えたりする事によって使い易くなる、そんな作業をするのが好きです。
その延長線上にあるのが、CentOSであったり、Puppy-Linux、ubuntu等のLinuxなんです。

古いパソコン(部品)だけど、愛着がある、捨てるには忍びない、どうにか復活させてあげたい、というような感覚なんですね。物にも感情があるかも知れません。それなりに使ってあげる事によって喜んでくれると思います。

これから来年4月あたりまでに、XPの終了による中古品や捨てられるパソコンが増えると思います。
自身でお持ちならば、新しいパソコンを購入するにせよ、無駄に捨てないで再利用して欲しいと思います。

11月 042013
 

Windows2000のインストールが終わり、さて、Puppy-linuxをインストールしてみるかという感じで早速始めてしまいました。Puppy-Linuxは、パピーリナックス日本語版でダウンロードも出来、詳しい経緯から説明まで書かれています。他にもPuppy-Linux インストールで検索をすると、親切丁寧に色々なやり方、設定方法まで記されているサイトもあるので皆さんにも見て欲しいと思います。

私がダウンロードをしたのは、Lupu-528JPという日本語版のものです。
これをISO形式でCDに焼いて、先程、Windows2000をインストールしたPCに入れてCD優先で起動をすると、Puppy-Linuxが起動をはじめ、CDからbootするのか?memoryに常駐させて使用するのか等ブートローダーのような画面が表示されます。私は試しにmemoryを選び起動させました。途中で画面の解像度、ネットワークの接続設定などの画面が表示されます。その設定を保存するかどうか聞いてきますが、暫定起動なのでNoにしました。ここでOKとすると、Cドライブ(Windowsのディスクエリア)にPuppy-Linuxの個人設定のファイルが作成され、次回起動の時に、そのファイルを読み込むような流れになっています。

起動したところ、速い、きれい、可愛い、起動する時に「ワン、ワン」と犬の鳴き声がします。
使っていて、これはCDやメモリからのbootではもったいないと考え、またまたハードを再構築する事を始めました。

追加するのはハードディスクです。
何しろ、古いディスクは沢山余っているので、変にWin2000のNTFSを分割するよりも、きれいな形でフルインストールをしようと思いました。倉庫(ダンボール)を漁ると直ぐに出てきました。80GB(Maxtor 7200 ATAPI)、これで充分ということで、直ぐにPC本体の蓋を開けて、CD-ROM側のセカンダリーにmasterとして接続、CDはslaveとしました。こんなのは誰でも直ぐに出来ます。ATAPIのケーブルもソケットが2つある物にしないと2台が繋がりませんので、こちらも変更しました。

インストールは、とりあえずメモリ常駐型で起動をして、X画面が起動したら、左下にある「メニュー」から「システム」を選択し、「GParted パーテションの管理」を起動させます。そこで先程取り付けた80GBのHDを選択して、「基本パーティション(Puppy本体などソフトが入る場所)」と「Linux SWAP領域(搭載メモリと同じくらい)」と「Windowsと共有させるための領域(fat32でフォーマット)」の3種類の領域を作ります。私の場合には80GBもあったので、Puppy本体に7GB、SWAPに600MB、残りをWin共有にしました。このfat32でフォーマットされた領域はWindows2000を起動すると、ちゃんとドライブとして認識し、マイコンピューターにも表示がされます。その後に、「メニュー」から「セットアップ」を選択して、次に「Puppyユニバーサルインストーラ」を起動させます。これはPuppy本体をどこの領域にインストールさせるか決めます。私の場合には基本パーティションの7GBの領域にFULL形式でインストールをしました。CDからHDにPuppyをインストールします。これが完了したら、ブートローダーを設定します。場所は「メニュー」、「システム」、「Grubブートローダ設定」です。これは、ブトローダーのGrubをどこにインストールするのか?また表示させる内容はこれでいいか?という事を聞いてきます。Windows2000はちゃんとWindowsで表示されています。場所をWindows2000の領域にブートローダーを設定するを選び、自動的に設定してくれます。終わると再起動でとりあえず完了です。

ちょっとはしょって書いていますので分からない方は「Puppy-Linux インストール」で検索をして、分かり易いサイトを見つけて欲しいと思います。私の場合には、色々先に読ませていただき、後は直感で進めていきましたが、結構まっとうに出来たので、大丈夫かと思います。初心者の方は、パーティション作成に悩むかも知れませんので、サイトを検索したり、本家パピーリナックス日本語版をよく読んでから進めて欲しいと思います。

pup6◆ブートローダー画面pup1◆起動中画面

まだXの画面で、どこがどうなのかさっぱり分かりませんが、WindowsとKDEを足して2で割ったような構成です。でも大した容量ではないのに、沢山のソフトが入っています。家計簿とか、テキストエディター、音楽ソフトももちろん入っていますし、SSHだって使う事ができます。後からFireFoxやOpenOfficeなど追加も可能です。
何といっても非常に軽いです。E350のCentOSより軽く感じる動作です。しかもメモリは512MBしかない、VGAで12MB使用しているので実質500MBでこの動作ですから、Pentium3やその頃のCeleronをお持ちの方は是非お勧めします。

pup2◆Xの画面pup5◆SSH(端末)
pup4◆画面上右クリックでどこでもメニューpup3◆左下にあるメニューボタン

というような感じです。イメージが沸いてくれると良いのですが・・・・
この後に、Windows2000から起動をしてみて、fat32の領域がWindowsでも見れるか確認しました。

pup7
ちゃんとドライブが認識されて、WindowsとPuppy-Linuxで共有するドライブとなりました。
古い部品で組み立てたつもりなんですが、何か楽しい1台になってしまいました。
今後は少しずつPuppyに触れて使い易く出来たらと思っています。
あなたの家族に子犬一匹いかがですか?