独学 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 102014
 

インターネットエクスプローラーの脆弱性問題で大変だったようです。
特に普段、家ではパソコンを触らない、いわゆる機械下手のおやじが会社で巻き起こした大騒動の内容が色々とネットに掲載されていました。私も笑って読んでいたのですが、パソコンを使う以上はある程度、自分也に勉強して欲しいと思うのですが・・・・。

◎ヤフーをIEと間違えてグーグルでIEを起動させていた。
◎どうしたらいいのか分からず、MS社に電話で問合せするも用語が分からない。
◎分からないがどうにかしろ!と意味不明な応答。
◎会社の部下に分かり易く比喩法で説明を受ける。

おやじというよりも、もう痴呆が入っている高齢者のようです。
こういう方は頭の中にある脳みそを使っていないので痴呆になり易いと思うのですが・・。

何しろ、私も部類と言えば、おやじの部類なので、この騒動に関しては、今まで自分也に勉強してきて良かった!と思いました。仕事先で若い人でも意味が分からない人が結構いて、私も比喩法で説明を差し上げた次第です。

私がパソコンを自作し始めたのはwindows95のosr2.1が登場した頃です。
確か、このosr2.1は初めてFAT32のファイルシステムが採用されたwindowsでした。あれから自分のパソコン、会社のパソコン、友人のパソコンと有に100台以上は作っています。一番、自作が多かったのはwindows98、windows2000の頃です。pentiumⅡ、pentiumⅢの時代あたりです。現在でもスロット型のpentiumⅡのCPUやCeleron-300A、pentiumⅢ-800とか家にあります。CPUはあってもマザーがありません。

年齢的には40過ぎてから自作パソコンやwindowsの知識を独学で勉強して、50を過ぎてからLinux(CentOSなど)を勉強し始めたのです。その間、全くパソコンに触れない期間も2.3年ありましたし、AccessやVBなど勉強していた時期もありました。これは家に居て、やる事も無い暇な時間を利用して専門書を買い勉強していた感じです。自作については、その頃販売されていたdos/vマガジンやdos/vパワーレポートなどを読んでいました。自作の場合には一度、組み立てて、配線関係やマスター、スレーブ、CPUのFSB、倍率など設定ができれば全くもって難しくはありません。何台も作る内に色々な故障に対する対応も出来るようになりました。

そんな事で、今回のIE問題で違った意味で証明されてしまったおやじのパソコンスキルですが、咽喉元過ぎればではありませんが、おやじなんて仕事の時間以外は暇なんだから、少しは呆け防止のためにパソコンを勉強すれな良いんですよ。そして孫とかに教えてあげるとか、自治会で近所の高齢者集めてLinux講座を開くとかすれば良い。自作講座だって公民館とかでやれば良いと思いませんか?高齢者だけでなく若い人だって集まると思います。

時代的にも福祉サービスや社会のサービスはネットで申し込むとか、ネットで情報を閲覧するとかになってゆく時代になる訳で、今回のIE騒動と違い、そういう人は社会(福祉)サービス難民になる可能性が高いのです。今のように何でも電話で聞くという行為は今後少なくなっていくでしょう。

その時にじじばばでおろおろしない為にも、ちょっとは勉強しておきましょう。

2月 072014
 

私のパソコンの知識の元は専門書であったり、雑誌であったりネット上の情報です。
Linuxの場合には、専門書の超初心者向けの本から本当の専門分野(SQLとか)に代わってきています。でも、一番の知識の源はネットからの情報です。

自分の知りたい情報がピンポイントで検索出来て、ヒントから実際の処理方法まで親切に書かれています。サーバーを作るのも、セキュリティ設定する事も全て、このような感じでやってきました。

最近だと、ヤフーとかで質問形式で自分の聞きたい事を書き込んで、それを知っている人が回答してくれるという「お悩み相談室」みたいなものもあります。色々、パソコン以外の件で読んだりする時もありますが、答えになっていないような笑える回答もあります。

例えば、こういう症状ですが、何の病気でしょうか?
という質問に「早く医者に行け!」とか書かれているのをみると、そんな回答ならいちいち返答しなくてもいいのに・・と思ったりします。質問者も「すぐに医者に行け!みたいな回答はなしです。」みたいに先に書いている人もいます。正直、あまり親身になって回答していないようにみえます。

パソコンに対しての質問も多く、内容的には自分也に悩んだ末の投稿なのかも知れませんが、意外と簡単に質問をしているなという印象を受けます。

私は今でもwindowsの事、Linuxの事で悩んだりするケースがありますが、先ずは自分の頭で考え、今まで買った専門書や雑誌などの情報を調べ、ネットで同じような問題を書き込んでくれている人がいないか調べます。正確な答えが無くても解決する重要なヒントが得られたりします。

私自身が、悩んで頭を使い解決する事が好きなのかも知れません。
しかし、一番重要なのは、自分で調べ、自分で問題点を予測し作業をしてみて解決する、いわゆる人に頼らず独学で出来るところはやるという意識です。

これは趣味のパソコンの事に限らず、仕事でも同じだと思います。
人に頼っている人はいつまで経っても一人前の対応ができません。

悩んだ時間が長ければ、同じような問題が起きても忘れる事はありません。
これが安易に人に聞いたりした知識では、すぐに忘れてしまう揮発性メモリのような知識です。
悩んでも解決しない場合には、私は少し放置します。
放置する事によって、問題点の見方が変わって解決方法が浮かんできたりする場合があります。

技術者の方だとお客さんの現場で設定を直したり、バグの修正をしなくてはならない場面は多いと思いますが、焦れば焦るほど嵌ってしまい、落ち着いて問題点の整理が出来ず、結局直らずという事もあります。

そういう時でも落ち着いて対処できるような、集中力と精神力が必要です。

これからLinuxをインストールしてサーバーに使おう、デスクトップで使おうと思っている方は悩んでも自分なりに問題を解決できるような意識を身に着けて欲しいと思います。

12月 182013
 

仕事でもPCを使いますし、個人的にもサーバー管理やブログを更新したりとソフトからOSから沢山の知識を身に付けなくてはなりません。

私もようやくCentOSやScientific-Linuxが多少扱えるようになった程度で、自分でプログラムを作ったり出来るレベルではなく、サーバー用のソフトの設定やブログの設定をするための知識程度しか無いと自覚しています。なんてたって1年半前にはWordPressだって触った事の無かったおやじですから。それが、毎日分からないながらもCentOSとWordPressに触れている内に多少なりとも見れるブログになった訳です。(まぁ中身の内容には問題があるかも知れませんが、Linux関係のブログで小難しい事を書くよりも楽しい、面白いという事をお伝えする事を目標にしています)

世の中の人の中では、とても沢山の知識を持っていて、パソコンを扱えば機械と対話できるような神的な人もいますよね。私なんぞいくら努力しても、そんな領域まで辿りつけません。絶対に・・・。

でも・・・・・
大事な事は自らが覚えたい、身に付けたいという気持ち
・・・・・・・・
ではないでしょうか。

そういう気持ちがあれば、自分で専門書を調べ、作業してみて、失敗して、ネットで調べ、を繰り返していく内に正解に辿り着くというようなイメージかと思っています。私の場合には、ブックオフで安い専門書を購入してきて、読み、自分で先ずはやってみます。そこで分からない事や出来ない事を今度はネットの先人の方々のサイトに行き調べた上でやってみます。

簡単に出来る設定から、何度やっても出来ない設定とかあります。
でも、そこで逃げちゃいけない。

逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!

nige
エヴァンゲリオンの初号機搭乗員シンジと同じです。

ここでダメだから投げ出してしまうと先がありません。逆に難しいという気持ちだけが残像のように頭に残ってしまい、それから触りたくなくなります。別に出来ない事は直ぐに解決しなくてもいいんです。明日またやれば出来るかも知れない。頭がスッキリしている時になぜ出来ないのか?考えてみて、見方を変えると簡単に出来る事も沢山あります。煮詰まってしまっている時には休息して違う事をするようにしましょう。

身近にLinuxの達人が居れば色々と分からない事は聞けますが、なかなか達人はいません。
私の50年間付き合った人達の中でも1.2名でしょうか。その人の性格を思い出すと、やはり自分で独学で調べ、パソコンに向かい、会話するように勉強するような人でした。何でも人に聞けば良いみたいな考えだと、一時的に会得したように感じるだけで、揮発メモリと同様で、電源OFFにすると、すっかり忘れています。苦労して覚えた事は忘れないという事ですよね。

これから年末にかけてLinuxやろう!、CentOSをインストールしよう!と思っている方は、諦めずに壁にぶつかっても自ら解決するぜ!というような心意気でやって欲しいと思います。

先ずは、一歩踏み出さないと先に進まないですから。