E350 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 052013
 

会社の人が最近、自作パソコン話を私が良くするので釣られてE350のパソコンを1台作りました。
作ると言っても、途中まで出来上がっているベアボーンキットなんですけどね。ZOTACの。

それもE350だからメモリとSSD(HD)を挿すだけで完成なんですが、この作業をするのに、なんだかんだで1週間以上やってました。皆さんは何で?と思うでしょうが、本人は初めてなもんだから何を購入すれば良いのか真剣に検討する訳です。

CentOSとかubuntuとかインストールすれば格好良いのですが、結局落ち着いた先はWindows-7ざんす。別段Windows-7がいけない訳ではありませんが、家にはもう一台、i5のWindows-7が鎮座している訳で、そんなにWindowsさんにOS代ばかり支払わなくても良いのでは?と思ってしまうのです。

結局、SSDー128GBと4GBのメモリ2枚を購入、Windows-7はDSP版でなんだかんだで3万円弱のお金を消費したんですが(本体は別)、やはりOSの1万円ちょいの金額は、このクラスの安価な部品で組み立てると、低所得者の消費税のように重たいです。だって、この1万円を部品代金に回せれば、SSDだって256GBを選択出来たでしょうし、逆にE350のAPUではなく、A10だって購入出来る可能性だってある訳です。

ましては、セカンドマシンですから、ubuntuやCentOSでも充分のように感じてしまう訳なんですね。それでも本人曰く「やっぱり、メーカー製品のパソコンの方がソフトが色々付いていて安いと思います」との事。

私なんて、メーカー製のパソコンに付いているソフトなんて全消しです。

あるのはOfficeくらいです。安物の画像ソフトとか、期限があるウイルスソフトとか、プロパイダのアクセスソフトなんて不用ですよ。これこそが、ディスクの中にゴミを貯めているようなものです。本人は使うらしいですが、皆さんはどうですか?

結局のところ、メーカー製のソフトが大事な人、それが本体に付いていて安いと思うかどうかなんですが、私は不用論者ですので、逆に要らないから安くしろと言いたいタイプなんですね。OSのWindowsも要らないから、安くしてって言えるともっと良いのですが・・・。

こういうタイプの人はubuntuでもCentOSにせよ、使えないでしょうね。
何となく見ていて分かります。
決断力というか勢いというか、そういう何かを感じさせない。

メモリとSSDの購入に1週間もかかるようだと、Linuxの設定なんぞしたら、1年以上かかりそうだし。
・・・もう次のバージョンが出ているよみたいな。

よくよく考えたら、E350を何で選んだんでしょうか。
私が使っているから?
だとしたら、やっぱ、Linux入れないといかんですよ。

私もこれからは、こういう人にはメーカー製のパソコンをお勧めするようにします。
万人が満足するとは限らない自作のパソコンだと思います。

11月 222013
 

もう少しで平成25年も年末を迎えます。
おやじになってくると時間が経過するのも加速が付いてくるように思います。
この時期になるとボーナスシーズンですよね。
家のローンやら、車のローンの返済などで手元に残るのは本当に僅かという方多いのではないでしょうか。「俺なんかボーナスなんて無いよ」出るだけ羨ましいと思いますが、それは人生いろいろ。
出ないなら出ないなりの努力をして補うしかありません。

ここでパソコン作ろうかな。
XPパソコン止めて、新しいPC買うかな。
と考えている人も多いのではないでしょうか。
今は、Windowsも目新しい物ありませんし、パソコンよりもipadなどのタブレットを検討している人が多いのかな。でも、このチンケなブログを見にきてくれる方々であれば、Linux使っている、使おうか考えている、そんな方々が多いのではないでしょうか。タブレットなんて所詮、寝ながらネット見るような機器ですよ。あれでワープロ、ブログのテキストなんて打ち込めないでしょう。タブレット命の方には申し訳ありませんが、パソコンの隙間産業的な機器でしょう。いくら軽いノートパソコンでも寝ながら見るのは大変ですし、小さな画面のスマホでも見にくい訳ですよ、そこで丁度良い大きさがタブレットなんですね。その隙間産業的な機器に高い金を出して買うのもいかがなものか。

リビングで寝ながら見る、ベッドに入り寝ながら見る、直ぐ眠くなって朝起きると布団の中で電池切れとなったタブレットが転がっているのです。そんな使い方なんで高い上品なタブレットはいらんですよ。7、8000円で買えるドスパラタブレットで充分です。

前置きが長くなってしまいましたが、これからセカンドマシンを作りたい、Linux専用のマシンを安く作りたいという方に、今の現状の商品群でどのような選択をしたら良いのか、独断と偏見で書きたいと思います。

===============条 件==============
◆予算は3万円とします。
◆中古部品も使います。
◆OSはLinuxとします。
◆余り部品は無い物とします。
==================================
この条件で私の少ない経験から考え出された内容は以下のようなパソコンです。
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◎CPU(MB)AMDーE350 Mini-ITX  中古 予算6.000円

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◎HD SATA3ー6G 2TB 7200rpm    新品 予算8.000円
◎memory DDR3 2GBx2 4GB       新品 予算5.000円
◎case Mini-Tower GMCーMUSE   新品    予算2.000円
◎電源 玄人志向 KRPW-L4-400W/A      新品 予算3.000円
◎BDーROM LG UH12NS29バルク      新品    予算5.000円
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合計金額 29.000円

AMD-E350に関しては新品が少なくなっているので、あえて中古品としました。
低電圧CPU(APU)なので故障の心配も少ないと思います。
もちろん、VGAはRadeon-HDなので、ワイド画面にも対応しますし、動画再生もOKです。
HDについては、1TB、500GBでも十分かと思います。あえてセカンドPCと言うことで、ファイルサーバーにも活用できるように、2TBとしました。ケースと電源についてはセットで5000円と検討していました。このケースはドスパラで販売されていますが、デザインも良いし何しろ安いです。電源については、省エネマシンなので300~350Wレベルの安い物があればそれで十分と考えます。DVDについてはあえて先の事も考慮してブルーレイにしました。LGのバルクですが、この金額で手に入ります。(価格は新品:ドスパラ・中古品:じゃんぱら、を参考にさせて頂きました)
MBについては、ASUS、Elite、GIGABITEなど色々なメーカーから出ていますが、スペック的にはSATA6G、USB3.0など同等なので安くて好きな形状の物を選べば良いかと思います。メモリに関しては4GBとしましたが、予算に余裕があれば、4GBx2=8GBをお勧めします。

OSはもちろん、CentOS-6.4 64bit かScientific-linux-6.4 64bitでしょう。
初心者でVGAの設定等心配な方はubuntuを選択しても良いかと思います。
年末・年始の休暇で遊べるマシン作って、Linux勉強されてみてはどうでしょうか。

12月 182012
 

省電力でオールインワンのITXマザーですが、皆さんは、ATOMとFusionのどちらが性能良いのか?どちらを購入しようか?と考えている人もいるかと思います。
私的には、両者どちらも好きなのですが、一長一短がもちろんあります。
共通して言えるのは、価格が安い、省電力であること。

ATOM=Intel
Fusion=AMD です。

言い替えれば・・・

ATOM=Nvidea(GeForce)
Fusion=ATI (RadeonHD)という事にもなるでしょうか。

どちらも本当に中古市場でも価格が似ているので、同じような性能と思っている人が多いかと思いますが、ちよっと違うんですね。

■ATOMの気になる性能
1,ATOMは安いシングルコアのCPU、MBもある。
2,ATOMは上位タイプのMBにはGeForce(ION)がオンボードで載っている。
3,ATOMはSATA2,メモリ4GBまでしか対応していない。USB3.0がない。
4,ファンレスで作る事ができる。

■Fusion(E350/E450)の気になる性能
1,Fusionは全てデュアルコアである。
2,Fusionは全てRadeonHDがオンボードで載っている。
3,FusionはSATA3、メモリ8GB、USB3.0に対応している。
4,ファンがあった方が無難。(無くてもケース内の空気が流れていればOK)
5,RadeonHDには動画再生支援機能が付いている。

※消費電力はFusionの方が少しだけ多い。(誤差レベル)
※価格は新品であれば、メーカーにも依るが、Fusionの方が安いと思われる。
これはあくまでも、ION(GeForce搭載)のATOMと比較した場合。

性能を見ると、ATOMは32bit、Fusionは64bitに適しています。
また、RadeonHDの動画再生支援機能がとても優秀で、HD動画のファイルを再生する際にもとてもきれいに良く動きます。ATOMの場合には、GeForceが載っているMBとしても、この機能が無いのは辛いところです。

そう考えると、ATOMは自宅サーバー向け、FUsionはデスクトップ向けというのが使い方としては最適ではないでしょうか。
サーバーにするとなれば、省電力で静音がやはり大事な要素であるし、サーバー自体に動画再生支援機能は不要ですから、ATOMのデュアルコアで安いMBを購入すれば良いはずです。あえてION(GeForce)を選択する必要性がありません。

私の場合には、ATOMーD510(CentOS6.3×86 64bit)を自宅サーバーに使用、Fusion(E350)をubuntu×86 64bit-AMDをインストールして使用しています。
最新のi5,i7などのクアッドコアでWindowsを使っている人には、もっさり感があるかも知れませんが、ゲームやビデオ編集など、ハードな使い方以外の使用であれば充分こなせると思います。

ATOMサーバーは本当に消費電力が低いのでCPUも低温動作していて、この夏もエアコンの無い部屋に常時稼働させていてもエラーや固まるなどの動作は一切ありませんでした。部屋自体が40度を越えていたと思います。

興味のある方はどうでしょうか。