OS – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
3月 142015
 

GigaByteのマザーボード(GA-G41M-ES2L)とCore2duoのE8400で作ったパソコンの話です。

今年に入ってASUSのP5-PE-VMとCore2duoのE6600だったScientific-Linux6を入れ替えたパソコンです。このP5ーPEは最初からScientific-Linux6でリビングパソコンとして重宝していました。

息子のマシンに付けていたE8400がCPU交換(息子のマシンはQ9550にグレードアップ)により余ったため、入れ替えを実行した次第ですが、マザーボードは以前記事にも書きましたが、GigaByteのG41チップセットのMicro-ATX(もちろん中古で2000円程度だったような)とメモリがDDR2の2GBを2枚=4GBという構成です。

やはりE6600と比較しても起動もブラウザの立ち上がりも全然違います。
ASUSのP5の場合には、普通のDDRメモリだったために、最高でも2GBのメモリしか搭載出来なかったので、倍の4GBとなり、GUIで使用するにも多少余裕があるように感じます。

VGAはGeForce7600GSを使用しました。
ネットと動画を見る程度なので、オンボードのVGAでも良かったのですが、やはりScientific-Linux6をインストールするならある程度長く使えるパソコンにしておかねばと取り付けました。

今どき、LGA775の半ジャンクマザーボードで中古のE8400のCPU、古いPCI-exのGeForceと黄昏ているというか、枯れている、音楽で言うとブルースのような仕様ですよね。

これがまた見慣れたデスクトップ画面と扱い易いコマンドと最高です。

しかし、このパソコンを作ってから問題が一つありました。
それは、シャットダウンしても再起動してしまうという症状です。
完全に一度、電源が切れて、2.3秒後に自動的に電源が入る怪現象。

半ジャンクのマザーボードが失敗作だったのか悩んでいました。
元々、2000円程度で中古店の片隅にあったボードで、箱無し、マニュアル、ドライバー無し、ケーブル類無しという状態で付属品はケースの裏に付けるIOパネルのみ。

私に「買ってくれよ!」と言っているように思えました。

こういった感じの商品が大好きなんですよね。
パソコンを組んだら、マニュアルもドライバーも箱も要れませんし・・・。
何よりもwindowsで使わないのでドライバーCDなんてイラン問題ですよ。

その勝手に電源が入ってしまう現象が解決しました。

BIOSのCMOSをクリアです。
全てのBIOS設定が一度消えた状態になりますが、初期設定に戻すというか、工場出荷状態にするというのか分かりませんが、CMOSのクリアだけで問題は解決しました。

今度は、しっかりシャットダウンするようになりました。
大した事のないトラブルですが、これが使っている時には非常に厄介でシャットダウンしたら、パソコン本体裏の電源に付いているONーOFFスイッチをOFFにするという手作業だったので、ケースを本来の設置場所から離して仮置き状態で使っていました。

これで元の位置に配置させる事ができました。

OSの問題なのか?ハードの問題なのか?悩んでいましたが、中古製品は取り付ける前にCMOSクリアをして初期状態に戻すようにすべきだと反省をしました。CMOSクリアの方法が分からない場合には、マザーボードに付いている丸い水銀電池を一度取って、再度取り付ければ勝手にCMOSクリアとなります。

同じような症状の人はお試しあれ!

3月 082014
 

今朝の産経新聞にグーグルPCに関する記事が掲載されていました。

もう米国ではhpやdellなどのメーカーが販売していますが、日本でもTOSHIBAから来月発売されるようです。気になる価格ですが、米国では2万円弱ということですが、日本では3万円前後から4万円弱になるのではないでしょうか。ノートパソコンは値段も高く買えなかった、持ち運びに一つ欲しい、という人には安いし最適なのではと思います。消費電力も少なく、一度充電しておけば一日もつようです。ソフトに関しては、ネット経由で表計算やワープロ、メール等扱えるようです。

日本の場合には、PCにスペックを求める人が多いということもあり、売れるのか?という疑問があるらしいのですが・・・。これは、スペックを求めるのではなくて、ある程度のスペックでないと遅くて使えないからですよね。海外の人は表示されるまでの時間に対して今まで不満というのは無かったのでしょうか。

基本的にはインターネットが見れて、メールも送れる普通のPCを安く提供するという事です。
はてさて、日本で売れるのかな?

その産経新聞の記事の中に現在のOSのシェアの表がありました。

1.windows 92.6%hp_googlePC
2.MAC     6.1%
3.その他    1.3%

CentOSやubuntuなどLinuxを使っている人達は全体の1.3%です。約100人に1人です。
それにOSの名称も無く、その他扱いです。
こんなにwindowsは蔓延っているのですよ。
それなのに、XPのサポート終了に伴うアップグレードの対応は悲しいものがありますね。

このgooglePCですが、ネットストレージも100GB(正式な容量は不明)付いていて、その代わりに本体のHDの容量が少ない設定になっているようです。画像や動画、大きなファイルはこちらに保管してね!ということですね。新聞の記事では、起動も速く、ウイルスソフトも不要、アップデートも自動、使う度に速くなるという表現がされておりました。米国ではこのgooglePCがノートパソコンのシェアで20%を占めているようです。

母艦(windows)を所有している人が、セカンドマシンとして買ってみるか!という需要や子供にパソコンを弄らせたくない、そういう人が子供へのプレゼントでも良いかも知れません。

どんなPCなのか楽しみですね。
このパソコンにはLinuxインストール出来るのでしょうか。
こちらも楽しみです。

2月 052014
 

今年はXPが終了の年でもあるので、ここで初めて64bitのOSにされる方が多いのではないでしょうか。
私もXPでは32bitを使っていて、別段不自由さを感じてはいませんでした。
LinuxであるCentOSも64bitと32bitがありますが、特に64bitだからと言って速い訳でもありません。

私の感覚では64bitOSの方が不具合が起き易いと思っています。
古いソフトをインストールしたりするときにエラーが出たり、メモリ関係についても不具合が起きる事があります。使い方にもよると思いますが、普通の人なら32bitを選んだ方が安心かも知れません。

趣味がパソコンやメモリを豊富に積まないと出来ない作業とか、そういう特殊?な人でもない限りは、32bitのOSの方が値段も安いし、よろしいのではないですか。

Linuxに関しても同様な事が言えます。
サーバーとして使う場合には特に安定という状態が大事です。
CentOSとScientific-Linuxの64bitを使っていますが、安定感を感じるのは32bitの方です。
ましてはATOMサーバーなのでメモリも4GBしか最高でも搭載出来ません。

省エネMBでサーバーを検討されている人は32bitの方が余計な気苦労をしなくて済むと思います。

windowsに関しては、先ほど使い方次第のように説明しましたが、最新のCPUやMBなどの構成であれば64bitの方が良いと考えますし、1.2世代前のCPUとかであれば、32bitの方が問題が起きる可能性は少ないと思っています。

自作派の人ですとメモリの相性とかで悩んだりする事ありますよね。
インストール時にエラーが出たり、ブルー画面になってしまったりと最悪な時間です。
特にUMAXのメモリと相性が悪いので今後購入しません。
余計な機器の故障を疑ってしまうので最悪ですよね。

64bitのOSの良いところは、メモリが沢山搭載できるし、記憶装置(ハードディスクなど)も大きな容量を認識します。でも今まで500GBのハードディスクも使い切った事無い私にとってみると1TBあれば充分という感じです。他にdata用に1TBがあれば困ることがありません。

私は全然64bitの恩恵を受けていない。
そして64bitの問題だけを受けている。
という残念な現象になっています。

デスクトップで使用するにしても、4GBあれば普通に使えますし、あえて64bitにしなくても良いのでは?