インストール – ページ 3 –          おやじdemo_CentOSを使う
11月 042013
 

Windows2000のインストールが終わり、さて、Puppy-linuxをインストールしてみるかという感じで早速始めてしまいました。Puppy-Linuxは、パピーリナックス日本語版でダウンロードも出来、詳しい経緯から説明まで書かれています。他にもPuppy-Linux インストールで検索をすると、親切丁寧に色々なやり方、設定方法まで記されているサイトもあるので皆さんにも見て欲しいと思います。

私がダウンロードをしたのは、Lupu-528JPという日本語版のものです。
これをISO形式でCDに焼いて、先程、Windows2000をインストールしたPCに入れてCD優先で起動をすると、Puppy-Linuxが起動をはじめ、CDからbootするのか?memoryに常駐させて使用するのか等ブートローダーのような画面が表示されます。私は試しにmemoryを選び起動させました。途中で画面の解像度、ネットワークの接続設定などの画面が表示されます。その設定を保存するかどうか聞いてきますが、暫定起動なのでNoにしました。ここでOKとすると、Cドライブ(Windowsのディスクエリア)にPuppy-Linuxの個人設定のファイルが作成され、次回起動の時に、そのファイルを読み込むような流れになっています。

起動したところ、速い、きれい、可愛い、起動する時に「ワン、ワン」と犬の鳴き声がします。
使っていて、これはCDやメモリからのbootではもったいないと考え、またまたハードを再構築する事を始めました。

追加するのはハードディスクです。
何しろ、古いディスクは沢山余っているので、変にWin2000のNTFSを分割するよりも、きれいな形でフルインストールをしようと思いました。倉庫(ダンボール)を漁ると直ぐに出てきました。80GB(Maxtor 7200 ATAPI)、これで充分ということで、直ぐにPC本体の蓋を開けて、CD-ROM側のセカンダリーにmasterとして接続、CDはslaveとしました。こんなのは誰でも直ぐに出来ます。ATAPIのケーブルもソケットが2つある物にしないと2台が繋がりませんので、こちらも変更しました。

インストールは、とりあえずメモリ常駐型で起動をして、X画面が起動したら、左下にある「メニュー」から「システム」を選択し、「GParted パーテションの管理」を起動させます。そこで先程取り付けた80GBのHDを選択して、「基本パーティション(Puppy本体などソフトが入る場所)」と「Linux SWAP領域(搭載メモリと同じくらい)」と「Windowsと共有させるための領域(fat32でフォーマット)」の3種類の領域を作ります。私の場合には80GBもあったので、Puppy本体に7GB、SWAPに600MB、残りをWin共有にしました。このfat32でフォーマットされた領域はWindows2000を起動すると、ちゃんとドライブとして認識し、マイコンピューターにも表示がされます。その後に、「メニュー」から「セットアップ」を選択して、次に「Puppyユニバーサルインストーラ」を起動させます。これはPuppy本体をどこの領域にインストールさせるか決めます。私の場合には基本パーティションの7GBの領域にFULL形式でインストールをしました。CDからHDにPuppyをインストールします。これが完了したら、ブートローダーを設定します。場所は「メニュー」、「システム」、「Grubブートローダ設定」です。これは、ブトローダーのGrubをどこにインストールするのか?また表示させる内容はこれでいいか?という事を聞いてきます。Windows2000はちゃんとWindowsで表示されています。場所をWindows2000の領域にブートローダーを設定するを選び、自動的に設定してくれます。終わると再起動でとりあえず完了です。

ちょっとはしょって書いていますので分からない方は「Puppy-Linux インストール」で検索をして、分かり易いサイトを見つけて欲しいと思います。私の場合には、色々先に読ませていただき、後は直感で進めていきましたが、結構まっとうに出来たので、大丈夫かと思います。初心者の方は、パーティション作成に悩むかも知れませんので、サイトを検索したり、本家パピーリナックス日本語版をよく読んでから進めて欲しいと思います。

pup6◆ブートローダー画面pup1◆起動中画面

まだXの画面で、どこがどうなのかさっぱり分かりませんが、WindowsとKDEを足して2で割ったような構成です。でも大した容量ではないのに、沢山のソフトが入っています。家計簿とか、テキストエディター、音楽ソフトももちろん入っていますし、SSHだって使う事ができます。後からFireFoxやOpenOfficeなど追加も可能です。
何といっても非常に軽いです。E350のCentOSより軽く感じる動作です。しかもメモリは512MBしかない、VGAで12MB使用しているので実質500MBでこの動作ですから、Pentium3やその頃のCeleronをお持ちの方は是非お勧めします。

pup2◆Xの画面pup5◆SSH(端末)
pup4◆画面上右クリックでどこでもメニューpup3◆左下にあるメニューボタン

というような感じです。イメージが沸いてくれると良いのですが・・・・
この後に、Windows2000から起動をしてみて、fat32の領域がWindowsでも見れるか確認しました。

pup7
ちゃんとドライブが認識されて、WindowsとPuppy-Linuxで共有するドライブとなりました。
古い部品で組み立てたつもりなんですが、何か楽しい1台になってしまいました。
今後は少しずつPuppyに触れて使い易く出来たらと思っています。
あなたの家族に子犬一匹いかがですか?

 

4月 292013
 

今日は朝からXPのdesktop(E8400)ハードディスク交換(PATA⇒SATA)をしました。
ケースの横蓋を開けてる前までは、楽してHDを丸ごとコピーすればいいか、と思ってましたが、レジストリが肥大していて起動が遅かったのもあり、クリーンインストールをすることにしました。

ケースの横蓋を開けて、PATAのHDを外したり、掃除したり、と結構手間がかかりますが、めったにケースを開けて掃除をすることは少ないので、ほぼ全部ばらしたような感じになり、きれいになりました。

新しいSATAのHDは日立製品で1TB、7200回転、キャッシュは16MBです、
パーテションは800GBをシステムにして、約200GBをdata用にしました。
外付けのHDの1TBがあるので、data領域はマイドキと動画等の一時保存場所とします。

前の状態の時には不要なソフト(あまり使わない)が結構インストールされていたので、Officeと画像ソフト、動画再生ソフト、SSH用ソフト、FTPソフトくらいをインストールだけしようと考えていました。家にはノートもあるし、このdesktop機でする作業というのはwindowsでしか出来ない仕事用ということにしているので、これで充分と思っています。XPは32bitなので、メモリ4GBを積んでいても3GBしか認識しない状態ですので、残りの管理外1GBのメモリはramdiskとして設定して、tempファイルとIE用のデータ保存場所として再設定をしました。

XPも後1年でupdateが終了することになりますが、これは、このままupdate終了後も使用するつもりで再インストールをしました。所有しているofficeも古いソフトなので、仕事用として使用する分には、これはこれで良いのではないでしょうか。CPUもE8400(core2duo)になり、このMB、このOSで最終形とします。

次に、使うWindows7は新しいケース、MB、CPU、で作りたいと思っています。

前の記事でdosparaのtabletの記事を書きましたが、本日注文しました。
SDHCのメモリカード(32GB)とケースと保護シール、3点セットで14,000円ほど。
明日の夕方には家に届くと思うので、レビューは使ってから書きたいと思います。

1月 122013
 

この正月の休暇はネットワークのプリンター(CAPS)の設定をしたくらいで、他は何も触らずでした。この間、次は何をするか?考えていましたが、desktopPCのCentOS6.3-32bitを64bitOSに入れ替えをしようか?と考えました。選択したのは、Scientific Linuxです。
このScientific Linux(以下SLとします)は、CentOSと兄弟のようなOSで、フェルミ研究所と欧州原子核研究機構 (CERN) がRed Hat Enterprise Linux (RHEL) をベースに作っている無料配布のディストリビューションです。

◆インストールするマシン
1.ASUS P5PEVM
2.Core2Duo E4600 2.4Ghz
3.DDR 1GBx2 2GB
4.ATAPI 150GB HD
5.Nvidia-Geforce6200 128MB

Screenshot
現在はverが6.3まで出ており、CentOSと同じような間隔でアップしているようです。

◆ダウンロード先はこちら→ http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/scientific/6.3/x86_64/iso/
このような画面が表示されます。(このページは64bit版なのでご注意ください)
Screenshot-1
この色が反転しているファイルをダウンロードして、ISO形式でDVDで焼いてください。メディアは1枚でOKです。

インストール方法は、DVDから起動すれば自動的にDVDが読み込みrootパスワードやネットワーク設定など一連の項目に値を入れれば30分ほどで完了します。今回はdesktopのインストールを選択しました。(必要なソフトは後からインストールできます)

インストール完了後は、先ず、yumでupdateをします。
#su -でrootになり、#yum updateでファイルを最新に更新します。最初は更新するファイル数も多いので20分ほど時間がかかりました。

EPELとRPMのレポジトリを追加しておきます。
そして、Nvidia-Geforceのドライバーをダウンロードしておきます。
◆Nvidiaダウンロード先 →http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

◆作業の流れ

1. #yum install gcc* #yum install freegult #yum install freegult-devel を入れておきます。
2.現在のKernelを固定します(kernelが変わると再度ドライバー設定が必要です)# vi /etc/yum.conf で exclude=kernel* を最後尾に追加して保存する。
3.デフォルトで使用しているビデオドライバーのnouveauを無効化しておく。# vi /etc/modprobe.d/blacklist.conf に blacklist nouveau を最後尾に追加する。
4.起動用のgrub.confにnouveauの無効化を記述しておく。# vi /etc/grub.conf にあるkernelから始まる行の最後尾に rdblaklist=nouveau を追加する。
5.起動用のランレベルを変更する(インストール時にGUIが起動しにようにする)
# vi /etc/inittab の中にある #id5:initdefaultのid5をid3に変更して保存する。
6.再起動する #reboot
7.textモードで起動したらrootでログインする。
8.ダウンロードしてあるNvidiaのドライバーを保存してあるディレクトリに移動する。
# cd 保存先
9.# sh NVIDIA-Linuxドライバー名でインストールをする。最初の画面は同意するしないの画面なのでAcceptを選択する。他はOKで大丈夫。
10.ランレベルを元に戻す。 id3からid5へ 出来たら # reboot
11.画面下に青いラインが出てくれば完了、ここで画面真ん中にLinux名のある表示で丸がぐるぐる回る起動が表示されたらnouveauが生きている証拠なのでnouveauを無効化する作業を確認すること。

後は自分なりに使い易い設定を行います。
私の場合には、各種フォント関係を再設定して、滲みのないきれいな表示に変更しました。FireFoxなどでは、Flash-playerのプラグインを入れたりしないと、Youtubeなどの動画が見れません。また、プラグインの追加で良い動画のダウンロードできるものも追加しました。動画再生ソフトの定番であるVLCもyumでインストールしました。

Screenshot

以上でほぼ完成です。