A2 – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
7月 262021
 

久しぶりに赤馬であるバリオスに乗ろうと思ったらエンジンが始動しません。

完全にバッテリーがアウト!上がった状態になってました。

今年は梅雨時に雨が連続して降っていた関係で、休みの土日にエンジンを掛けるというルーティン作業を怠っていた事が影響していると思います。

しかし、よくよく考えたら、このバッテリーは交換してから5年が経過していた。

本来であれば、バッテリーは2.3年で交換をする部品です。

毎日乗らない、乗れないバイクの5年間維持という事を考慮すれば、「良く頑張った」と思いました。

一度、車体からバッテリーを外して、充電を試みましたが、ボルトが上がりません。

古い上に、電圧が下がった環境で一気に内部劣化が進んだと思われます。

こうなる前にバッテリーは交換すべきです。

劣化していて、いつ電気の保存が出来なくなるか分かりません。

冬の寒い日であれば、バッテリーの劣化は早く気が付きますが、この暑い日にセルモーターが回らないというのは、完全に死んでいる状態ですよね。

これが、走行中バッテリーが完全死してしまい、ダイナモで発電された電気が蓄積できていなかったらどうなるのか?

休憩しようとしてエンジンを停止させた時点で押し掛け決定です。

事前に乗らない期間が分かっている場合には、バッテリーを守るために、プラス・マイナスのコードを外しておくべきです。

えっ 面倒?

そのちょっとした面倒をする事が部品の寿命を永くするんです。

毎日、乗っているが走行距離が短い、たまにしか乗らない。

そんな人は、たまにバイクに乗って100Km以上走行する等、工夫も必要です。

3月 162020
 

14日の土曜日は雨が降っておりバイク乗れませんでした。
翌日の15日(日)は天気は良く(気温は低かった)少し乗る事が出来ました。

バリオスのエンジンを掛けるのは1か月半ぐらいです。
3週間以上エンジンを掛けないと、必ずチョークを引かなければ始動しません。

バリオスに乗ってからエンジンの始動方法は時間が経過するとともに理解できるようになってきました。

問題はキャブレターに残存しているガソリンが劣化しているのが要因です。
キャブのドレンから劣化したガソリンを一度抜けばチョークは不要だと思います。

しかし、作業が面倒なのでチョークを引き、そのままエンジンを始動します。

これで始動しない場合には劣化ガソリンは抜く必要性が出てきてしまいます。

愛車のバリオスも1992年製品です。
現在は2020年ですから、28年前の旧車です。

エンジンを始動するにも儀式的な要素が必要な年式になってきてしまっています。

一度、始動すれば2.3000回転を2.3分維持すればアイドリングは安定します。
マフラーからも白い水蒸気が出て来て良い混合状態になっているのが分かります。

さて、問題なのは乗る人間です。

この時期花粉症が酷く、鼻水とくしゃみが止まらなくなる。
鼻炎用の薬を飲んでも鼻水が出始めると止まらない。

フルフェイスのヘルメットの中でくしゃみの連続も非常に困る。
ヘルメットを被るので鼻もかめない状態になってしまう。
マスクをしながらヘルメットを被る事も出来ず・・・。

特に風の強い日は花粉も沢山飛んでいて鼻がピリピリするので直ぐに分かる。

暖機運転後、家から5Kmほど走行したところで、くしゃみが出ました。
鼻がつーんとして鼻水が出そうな気配がしてきます。

「これじゃ、100Kmも走るのは無理だな」と判断し、そこでUターンです。
走行距離はたったの20Kmです。

しかし、この距離でもキャブの中のガソリンは入れ替わっているので安心。
3週間以内の始動であればチョークなしで始動するはずです。

バイクの調子を保つには、やはり毎週始動してあげるのが一番です。
2.3日続けて乗ると非常に調子良く感じます。

最近のバイクはインジェクションになっているので、そこまで気を使わなくても始動する。

旧車でいう儀式は不要になったということ。

気楽に気を使わないで乗れるという点では良い事です。
でも、旧車に乗りたいと思った人は、旧車はこんな大変なんだよ。という事を伝えたい。

大変だけど、そこがまた良いところでもあります。

今回はバイクよりも先に自分のメンテナンスをしっかりしなくてはならない。
早く花粉の飛散が収束して欲しいと願うばかりです。

マスクも無い事だし・・・・・・

12月 032019
 

先週の土曜日に海に走りに行ってきました。
走行距離は90Km程度の短い距離でした。

その帰り途中でのこと・・・・・・

信号待ちで先頭だったので、珍しく15000回転まで加速しました。これが、2速、3速です。10000回転程度は良く回しますが、これ以上回す事は老体に鞭を打っているようで避けていました。

250ccなので3速15000回転では大したスピードは出ていません。

そして次の信号で停止しました。

異変に最初は気が付きませんでした。
それはフルフェイスのヘルメットでシールドを下げていたからです。

バリオスの音が変?
なんだかドコドコと2気筒のようなエンジンサウンドになっています。
アクセルを吹かしても反応が鈍い。

「もしかて急に15000回転も回したからエンジンが壊れたのか?」と一瞬焦りました。

しかし、アイドリングは多少低くなってはいるもののストップはしませんでした。
もう一度吹かしてみると、低速回転では完全に被っています。

マフラーから出る排気もガソリン臭い。

この状態になった場所が自宅まであと少しの距離だったので、このまま帰宅する事にしました。

やっとの思いで自宅に帰ってエンジンを止めずに確認してみました。
マフラーからの排気は煙は吐いていませんし、エンジン下のオイル窓からオイルを覗いてみましたが、おかしな点は無い。ただガソリン臭い排気であるということ。

エキパイを触ってみると、1番、4番の熱が低いように感じる。
特に4番はぬるい感じでお隣の3番と比較すると全然温度が違う。

完全に4番が爆発をしていない、3気筒状態になっていたということだ。

そうなるとこの調子の悪くなった原因は2つ考えられた。

1.4番のキャブレターが詰まってしまった
2.4番のプラグもしくは電気系統の故障

という事になのではないかと考えた。

一度、冷静に考えるために自宅に入り、ゆっくりとコーヒーを飲みながら頭の中で考えをまとめてみる。

ポイントは高回転回してから急にエンジンの調子が悪くなった事であり、キャブレターが悪い場合には段々と悪化すると考えられる。エンジンを吹かすと低速では被っているが、高回転になると普通に全気筒爆発しているような音になる。

そして1.4番という気筒がヒントを与えてくれた。
これは「イグニッションコイルかプラグコード」ではないか。
バリオスの場合には、1.4番と2.3番でイグニッションコイルが分かれている。

1.4番が何となくおかしいという事はこの部品、繋がりを確認して見ればいいのではないかと考えた。

まだ時間的に早かったので燃料タンクを外してイグニッションコイルを検査してみる。
検査と言ってもテスター等は無いので接続端子を掃除したり、アースの錆取りをしたり、プラグコードを外して内部を分解し、掃除を行った。

特にプラグコードの接続部分は緑青が付いていたりしたので給油し、コイルの接続端子についてはワイヤーブラシできれいにしてから繋ぎ直した。

その結果・・・・・1.4番復活です。

前よりも力強い4気筒のアイドリング音になりました。
歯切れの良いタイトな4気筒のサウンドです。

プラグの発火に係る大事な部分であり、キャブレターやプラグを疑うところだが、ちゃんと配線は繋がっていても、接続が甘かったり、錆や緑青で発火が弱くなっていたところに、高回転で振動が伝わり、4番が爆発しなくなったというのが原因だと判断した。

バリオスで何となくかぶり気味でアイドリングが安定しない、音がいまいちの人は、プラグコード、キャップ内等外して清掃をしてみると元気になるかも知れません。

今後、私も故障が無くても定期的に確認をしようと思っています。