GeForce – ページ 2 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 062013
 

どちらかと言うと、今まではLinuxというと余ったパソコンやサーバー用途に使われているケースが多く、デスクトップとして普通にインターネットを見たり、ワープロや表計算のOfficeソフトをメインに使用するにしても、VGAカードとか古いままだったりするので、最近のワイド画面には少し向いていなかったように思います。

最近は、E350にしろATOMにしろ、GeForceやRadeonがオンボードで付いているマザーボードも多くなりました。Linuxの場合には、このVGAが付いているか付いていないかで表示の美しさが全然違います。

サーバー用途であれば、GUIを使用しないので、どんなVGAカードでもOKですが、デスクトップとして使用するとなると、この二つのどちらかは欲しいところです。付いていない場合には、ほとんどvesaというLinuxの汎用ビデオドライバーが設定されますが、ワイド画面には対応しておらず、最高でも1280*1024が最大の大きさとなります。ノートパソコンなんかでは、1024*768とか(x40も)多いので、このvesaというドライバーで充分なんです。古い部品で組み立てられているパソコンでは、余った古いVGAカードでもGeForceやRadeonがあれば是非、取り付けて動かして欲しいと思います。

大きい横長のワイド画面では表示の美しさやフォントの文字の滲みの無い美しさって、Linuxでも欲しいですよね。

access◆写真:CentOS-6.4 gnome (AMD-E350) WineでOffice97のアクセスを動作させる◆

word◆写真:CentOS-6.4 gnome (AMD-E350) WineでOffice97のワードを動作させる◆

この写真は実際のgnomeの画面になります。
画面の大きさは、1920*1080です。
クリックして拡大してもらうとフォントやアイコン、色など確認できると思います。
~Wineに関しては、現在検討調査中です。(説明出きるようになったらご報告します)

やはりWindowsの代わりにするとしても、それなりにデスクトップを美しくして使って欲しいと思います。
ubuntuなどでは、結構RadeonやGeForceのドライバーを設定するのが楽ですが、CentOSやScientific-Linuxなどは、ちょっと面倒ですので、作業をする前に設定方法をいくつかのサイトで調べた上で行うようにしてください。

XPからどうしようかと悩んでいる人は、これだと、いじって楽しめると思います。

先日yumでupdateしたところ、CentOS-6,5(Final)になってました。

エラー的には起動後にcompizとRhythmboxにエラー表示がありましたが、以後出ていません。現在CentOS-6.4でお使いの方は、# yum updateをすると自動的に6.5の仕様になる可能性が高いので注意して欲しいと思います。とりあえず、エラーも無く、元気な状態であれば、そのまま維持するのも悪くはないはずです。

パソコン同様、全てが最新で無くても全然OKです。

12月 272012
 

こちらのサイトでのアップは久しぶりとなります。
まぁ、アップしない要因はATOMに関係する記事が無いからです。
サーバーも完成してしまったし、ubuntu64-amdもdesktopとしてちゃんと動いているので、目新しい事がが無く、くだらない事を「おやじdemo_CentOSを使う」に書き込んでおりました。

この間、遊び道具として、ThinkPad-X40がCentOS-5.8のGnomeで増やしたりしました。
いまも元気に使用しています。

この年末にきて、中古部品も含め、だいぶATOMのMBやAMD-Fusionが安価になってきました。
Intelの場合には、このサイトでも紹介したCeleronのC847搭載のMBが結構、安く販売されている関係でATOMの方が値崩れを起こしていると思われます。
これからATOMでサーバー作ろう!と思ってる方は、2枚ほど購入しても1万円しないという、とても安上がりで壊れた場合の保険もついているような感じになっています。

「どうせATOMは遅いから・・」とか思っている人でも、この値段なら、コストパフォーマンスと比較しても使えるMBになるのではないでしょうか。

最近ではAMDが、C60を載せたASUSのC60M-1を再販しているようです。
こちらは、E350の前のものとなりますが、省電力+RadeonHDなので、仕事やファイルサーバーなど、自宅サーバーとしても最適なのでしょうか。E350まで要らないよ!という部分では、新品で購入しても6500円ほどです。

パソコンなんで、CPUやグラフィックなど速いものが良いに決まっていますが、使い方や用途によって、選んで欲しいと思っています。この省電力で画像もそこそこの仕様である規格のコンピューターを今後も発展させていって欲しいと思います。

私の要望として、AMD-FusionのEシリーズが、2.4Ghzくらいの動作で省電力だとだいぶ使い方の幅が広がると思っています。

AMDの今後に期待しています。

12月 182012
 

省電力でオールインワンのITXマザーですが、皆さんは、ATOMとFusionのどちらが性能良いのか?どちらを購入しようか?と考えている人もいるかと思います。
私的には、両者どちらも好きなのですが、一長一短がもちろんあります。
共通して言えるのは、価格が安い、省電力であること。

ATOM=Intel
Fusion=AMD です。

言い替えれば・・・

ATOM=Nvidea(GeForce)
Fusion=ATI (RadeonHD)という事にもなるでしょうか。

どちらも本当に中古市場でも価格が似ているので、同じような性能と思っている人が多いかと思いますが、ちよっと違うんですね。

■ATOMの気になる性能
1,ATOMは安いシングルコアのCPU、MBもある。
2,ATOMは上位タイプのMBにはGeForce(ION)がオンボードで載っている。
3,ATOMはSATA2,メモリ4GBまでしか対応していない。USB3.0がない。
4,ファンレスで作る事ができる。

■Fusion(E350/E450)の気になる性能
1,Fusionは全てデュアルコアである。
2,Fusionは全てRadeonHDがオンボードで載っている。
3,FusionはSATA3、メモリ8GB、USB3.0に対応している。
4,ファンがあった方が無難。(無くてもケース内の空気が流れていればOK)
5,RadeonHDには動画再生支援機能が付いている。

※消費電力はFusionの方が少しだけ多い。(誤差レベル)
※価格は新品であれば、メーカーにも依るが、Fusionの方が安いと思われる。
これはあくまでも、ION(GeForce搭載)のATOMと比較した場合。

性能を見ると、ATOMは32bit、Fusionは64bitに適しています。
また、RadeonHDの動画再生支援機能がとても優秀で、HD動画のファイルを再生する際にもとてもきれいに良く動きます。ATOMの場合には、GeForceが載っているMBとしても、この機能が無いのは辛いところです。

そう考えると、ATOMは自宅サーバー向け、FUsionはデスクトップ向けというのが使い方としては最適ではないでしょうか。
サーバーにするとなれば、省電力で静音がやはり大事な要素であるし、サーバー自体に動画再生支援機能は不要ですから、ATOMのデュアルコアで安いMBを購入すれば良いはずです。あえてION(GeForce)を選択する必要性がありません。

私の場合には、ATOMーD510(CentOS6.3×86 64bit)を自宅サーバーに使用、Fusion(E350)をubuntu×86 64bit-AMDをインストールして使用しています。
最新のi5,i7などのクアッドコアでWindowsを使っている人には、もっさり感があるかも知れませんが、ゲームやビデオ編集など、ハードな使い方以外の使用であれば充分こなせると思います。

ATOMサーバーは本当に消費電力が低いのでCPUも低温動作していて、この夏もエアコンの無い部屋に常時稼働させていてもエラーや固まるなどの動作は一切ありませんでした。部屋自体が40度を越えていたと思います。

興味のある方はどうでしょうか。