scientific – ページ 4 –          おやじdemo_CentOSを使う
12月 302013
 

このお休みに入ってXPのマシンをどうしようか?検討している人も多いのではないでしょうか。

捨てずにLinuxを入れてみようと思ってはいるが、一体どのLinuxが良いのか分からない人もいるかと思います。基本的には好きなLinuxを入れてみて、触ってみて決めれば良いと思います。私は余っているパソコンに最初にインストールをしたのはRedHatLinuxでした。その後にFedoraを入れて使っていました。それから少し時間が経ってから自宅にサーバーを正式に運用をしたくなり、ATOMにCentoS6を入れて現在に至っています。

LinuxはCentOSの他、Scientific-Linuxやubuntu、Puppy-Linuxなどがあります。
基本はLinuxなので端末で操作するには違って困るという事はありませんが、多少作られている会社によって違う部分もあります。

インストールがし易いという点では、ubuntuです。
日本語表示もしっかりしているし、何よりもdesktopで使用するにはWindowsと大差ない操作性と思います。面倒なVGAのドライバー等もインストールが分かり易く簡単に出来るし、ファイルの共有も簡単です。難点は扱い易さに重点を置いているのでOSとして重たいところでしょうか。古いパソコンに導入を検討している人であれば、verを良く調べてインストールをお勧めします。

サーバーを作りたい方は、CentOSが扱い易いと思います。

何しろ、ユーザーが多いのでネットで色々調べると、大体のことが分かります。desktopとして使用を検討している人は、ubuntuよりも難易度は高いと思ってください。これはScientific-Linuxも同様です。radeonやgeforceのドライバーを当てるにも端末を使って設定をしなくてはなりませんし、kernelが自動的に更新しないような設定をしておかないとドライバーが消えてしまいます。私の意見としては、CentOSのdesktop設定はubuntuと比較して面倒だが、きちんと設定が出来た時には画面の美しさや速さは、CentOSの方が良いと思います。

最初にLinuxのdesktopを使用すると、Windowsとの違いに上手く操作できない事もあるかと思いますが、そこはやはり慣れの問題ですので、毎日触るようにして学んで欲しいと思います。一番多いのが、インストールするまでは良いが、入れた後に活用が出来なくて止めてしまう人です。インストール後にVGAのドライバーの設定が出来なかったり、サーバーとして設定が出来なかったりすると諦めてしまう。・・・最初はみんなそうなんですけどね、

諦めずに調べて試して楽しみながら作業して欲しいと思います。

今の時代は、ウイルスやBaiduのような情報流出問題が多く、普段Linuxをdesktopとして使うのは意味のある事だと考えています。それにLinuxのdesktopを使用している分には他の余計な経費ってかかりませんし、Windowsのようなウイルスソフトも買わなくても大丈夫です。慣れてくると私みたいにWindowsのマシンが家から無くなるかも知れません。

この年末年始の休暇で頑張ってください。
良い結果をお待ちしております。

12月 232013
 

以前にXPがサポート終了になると、企業や家庭で使われていたパソコンが中古市場に出回るとブログに書きましたが、色々と中古パソコンショップをネットで見ていると出てきています。

Linuxマシンを安く作りたい。
セカンドマシンが欲しい。
でもボーナスも出ないなど、金が無い人にはうって付けです。

ただし、中古なので注意が必要なのは言うまでもありません。安物買いの銭失いにならないようにしなくてはなりません。そういう点では、オークションよりも中古PCショップを活用するのが一番ではないでしょうか。壊れている物は最初からジャンク扱いで安いですし、もし壊れていたら保証も少なからず短い期間ですが受けられます。

最近、私はオークションは部品だけ、本体(ノートPCとか)は中古ショップで購入しています。オークションの場合には、確かに安く買える場合もありますが、出品者の商品説明など微妙に怪しい、責任逃れ的な表示も目立つので初心者の方はショップで中古を選んだ方が安心と思います。

また中古商品は単一なので同じ物はありません。
一番は直接ショップで実物を見て確認するのが一番ですが、ネットショップだと難しいと思います。ただ、購入前提にメールでやり取りをすると、写真等追加で撮影してくれて送ってくれたりもします。今後中古を活用するのであれば、ショップの1件くらいとは仲良くなっていても損はありません。時々メール会員になっていると安い商品情報を早めに知る事もできるサービスもあります。

私が今狙っているのは、X60、X61です。
Core2duoでCentOS6かScientific-Linux6がインストール出来るからです。X40だとVer5までとなるので、Ver6が使い易いと思っている人はX60、X61を選択するのが一番ではないでしょうか。

実際に購入を検討されている方は、本体の状態(キーボードのテカリ、本体の傷、割れ、HDの状態、メモリの搭載量)をを確認してください。メモリに関しては、なるべくケチらず搭載できる最大限を積んで欲しいと考えています。CentOSであれば、1GB以上、2GBあれば結構余裕になります。

沢山ある中古の中から吟味をして自分のマシンを選んで欲しいと思います

12月 012013
 

x40に関してメールで質問頂きました。
まだノーマルで使っている方も居るのをお聞きしてビックリしております。MBL04426_1
IBMとして作ったPCのファンが多いのでしょうね。
でも、ハードディスクに関しては、やっぱり交換するのが一番ではないでしょうか。いつ壊れるか分かりませんし、ちょっとした工夫で速くなるx40ですので。

x40自体はCPUがPentium-M 1.0~1.4ぐらいです。
メモリも普通では512MB。MAXが1.5GBです。
CPUの性能としてはシングルコアで省電力CPUなので、そんなに高性能ではありませんが、このマシンの一番のボトルネックがCPUよりもハードディスクへのアクセス速度だと考えています。それでSSDにする事により、遅いCPUでもそれなりの体感速度が得られるということになります。一時、色々な改造が流行りましたが、これが一番面倒では無く、安心して使える改造かと思っています。

SSDにして使っている人の大多数はXPで使用していると思います。
さすがに、この機種でVistaや7という人はごく僅かではないでしょうか。
インストール出来ない訳ではありませんが、このCPUでははっきり言って辛いところです。2012120919130000

今回、XPの更新終了に伴い、XPがインストールされているx40もどうにかしなくてはなりません。どうにかすると言っても、OSを入れ替えるかどうかだけの話ですが。x40を使っている方であれば、まだまだ使いたいと思っていませんか。そのためにはLinuxしか無いと思います。

私の場合には、最初に中古でx40を購入した時にCentOS-5をインストールして、遅いハードディスクでのパフォーマンスを知っていましたので、その後にSSDでインストールしたXPの速度や動作はあまり納得できるものではありませんでした。プチフリについては、ちょっとした事で置きるので、これといって対処しようがありません。プチフリを防ぐソフトも入れてみましたが効果があるのか無いのか分かりませんでした。

Linuxと言っても、沢山種類が出ています。

一番Windowsに近い感覚では、ubuntuあたりでしょうか。11ubuntuはインストールする際も扱いが簡単で誰でも使えるLinuxになっていると思います。Windowsとのファイル共有や無線LANの設定なども比較的簡単に設定が可能です。
CentOSとScientific-Linuxについては、RedHat系のLinuxです。ubuntuと比較すると同じデスクトップでもこちらの方がLinuxっぽいというところがあります。細かな設定も端末を使ったりする場面も何回かあります。
Vine-Linuxについては、純粋な国産Linuxということで安心して使えるのではないでしょうか。説明などが日本語で書かれているのもわかり易いと思います。

どんなLinuxを使用するかは、使う本人が決めることになりますが、インストールすれば使うソフトは共通しているはずです。最初はお試しかでインストールしてみて、気に入れば使い、お気に召さない場合には、違うのをインストールすれば良いのではないですかね。
基本的にはどれも同じですから。

デスクトップに関しては、gnomeかKDEを選択することになるかと思います。こちらに関しては好き嫌いがあるので、両方入れてログイン時に変更することも出来ますので、こちらもお試しかレベルで良いと思います。

どうせやるなら早くインストールして遊んだ方が良いですよ。
私の場合にはXPを消すとき、結構未練も無くあっさりフォーマットしました。
ダメな物はダメ、良い物は良い、合う物は合うと言うことで。