自作 – ページ 4 –          おやじdemo_CentOSを使う
2月 092014
 

昨日、インストールしたwindows7ですが、ようやく自分の必要とするソフト関係もセットが終わり、普通に使えるパソコンとなりました。更新もやっと無くなったのでハードディスクの音も静かです。

私の場合には、何台もパソコンがあって、いつもその中の1台を改造しています。
改造というよりも、余った部品の入れ替え作業です。
少しでもパフォーマンスを向上させておければという事なんですが・・・・。

大してパワーアップしない行為に大事な時間を使って改良を加えるのですが、これが大した事が無くても、自分としてはやらなくてはいけない使命感のようなものがあります。余った部品は中古部品で売るという手もありますが、二束三文になるのであれば、もしもの事を考慮して持っていた方が良いと思っています。

そんな私ですが、絶対に弄らないパソコンを決めています。

それは、E6600のScientific-Linux6.4(desktop:gnome)です。
このパソコンには複数のメールアドレスやATOMサーバーの設定などのメモ、ダウンロードしたソフト、色々なサイトのID、サーバー設定した時に参考にさせて頂いたサイトのお気に入りなどの大事な情報があり、無くす訳にはいきません。唯一、リビングに設置してあり、ここからATOMサーバーへSSHで操作をしたり、VNCを使いwindowsの操作もしています。

パソコンの仕様は本当に大した仕様のパソコンではありません。
64bitで動作させていますが、とても安定しているし、メモリもDDR1Gが2枚、AGPのビデオカード(GeForce 128MB)とサウンドカード(PCI)HDは120GBのPATAです。HDなんて古い余っていた物を取り付けてしまいましたが、今となってはSATAの500GBくらいは付けておいても良かったのではと反省しています。

このPCはマザーボードが壊れるまでこのままの仕様で使います。
E8400のCPUが余りましたが、このMB(ASUS P5VM)はE6600くらいまでのCPUしか認識しませんので、これが最高のCPU(実際にはE6700が取り付けられる)となっています。メモリも2GBなので64bitでなくても良かったのかな。

パソコンが1台しかない人、複数台持っている人、それぞれとは思いますが、1台しかない人は無理な改造とかしない方が安全ですし、複数台所有の方でも、必ず1台は安定していつも使えるパソコンを決めて確保しておくことをお勧めします。

改造といっても、メモリの増設、ビデオカードの交換などは簡単なので大丈夫とは思いますが、ノートパソコンのCPU交換とか、マザーボードからCPUの全交換とかはシステム自体を再インストールしなくてはならない事が起きる可能性があるので注意してもらいたいと思います。

ちょっとした事で不安定になり、満足な速度が得られなくなるという事を何度も味わっていますので、調子が良いパソコンは、弄りたくても、そのまま機嫌良い状態で使ってください。

不安定にさせるのは簡単ですが、調子良くさせるのは大変です。

1月 192014
 

今日は休みだったので、珍しくブックオフに本を買いに行ってきました。欲しい本(PC、Linux関係)はありませんでしたが文庫本を何冊か購入してきました。私の良く行くブックオフは電気屋さんと合同の大きな建物にあり、併設して中古のパソコンや部品を販売している店が入っています。

ノートパソコンから中古デスクトップなど結構豊富にあり、ジャンク品などもあり、少しばかりマザーボードも置いてあります。マザーボードについてはメーカー、型番など選べるような量は無い分、付属品が無い、箱が無い、マニュアルが無い等の商品はとても安価に売っています。デスクトップ等はメーカー製品でCore2duoからCore2Quadが主流に置いてあり中にはハードディスクが壊れているだけで自分でインストールや設定をすれば安く使えるマシンもあります。

中途半端にCPUの中古を購入するなら、同じCPUが搭載されているデスクトップを購入した方が+2.3000円でDVDやケース、メモリも付いているのでお得感があります。大体、E4600が搭載されているデスクトップが3.4000円、E8500が7000円前後でしょうか。自作派の人はこのようなパソコンを購入してLinuxを入れたり、サーバー用途にしたりするには最適なのでは?と思っています。

今日はLGA775の予備マザーボードがあるかどうか見てきたところ、GIGABYTEのG41チップセットの載ったMicroATXがマニュアル、箱なし、付属品なしで1480円で置いてあったので購入してきました。メモリがDDR2とDDR3の両方が選択して使えるマザーボードなので安いDDR3が使えるし最適かと思っています。LGA775についてはフルマザーボードで良い物があれば1枚購入をしておこうと思っています。これはQuadCoreでCentOSやScientific-Linuxが使えれば良いかなと考えています。

自作する人は、以下に安く性能の良いマシンを作るか?という視点に重点を置いている人も多いはずで、全てが最新の部品やOSで無ければならないという事はないと思います。その方がコストパフォーマンスもいいし、Linuxのようなシステムには1世代前くらいの方がドライバーもあるし、安定した性能を発揮させる事ができます。ですからLinuxをこれから始めようと思っている人は、新品で組まないで安い中古マシンで勉強した方が投資も少なく済むし、インストールでドライバー設定に悩む事もありません。使い勝手が分かってきたら新品で最新カーネルのLinuxを作ったら最高なのではないですか。

ジャンク品の中には沢山のミニパソコン(ASUSとかACERとかATOM搭載、メモリ1GB)が電源なし、マニュアルなしで2000円という値段でした。勝負に出て購入しようか?検討しましたが、現在もう1台のx40を製作中なので取り止めました。色々、調べて自分なりに改造を加え、好きなLinuxを入れられれば面白い存在ですよね。今も検討してます。

XPがサポート終了になれば今以上、中古パソコンが流通するはずなので、予備マシンや予備の部品取りなどで生かせればお財布にも優しいと思います。それに古いパソコンには情報収集用の無線機付いていませんから安心です。

1月 112014
 

今週は年初めからフルの1週間で疲れました。
ましてはこの連休に新年会とか計画をされている方も多いのではないでしょうか。年末年始の休みとは違い、本日含めてたった3日の休みなので飲み過ぎないで有意義に過ごして欲しいと願っています。

さて、今日はLinuxが最初からインストールされているパソコンについての話をしようと思います。XPがサポート終了で脚光を少しは浴びているLinuxですが、要因としては、無料であること。セキュリティが高い、ソフトも充実している、サーバーでも使える、それと最新のOSであるwindoows8が使いにくいという事も影響していると思います。

自作派の方々であれば、余った部品やパソコンにwindowsとは違ったOSを入れて使いたいという気持ちで当初お使いになる人が少なくないと考えます。

Linux自体はwindowsと比べると「扱いにくい」、「設定が面倒」、「初心者には不向き」、「新しい部品や周辺機器に対応していない」など反対意見も多数あります。

私は無料なので、このような意見というか、企業が営利目的で販売している訳ではないので,多少の壁が存在しても仕方ない事、ましては自分に見合った使い方に同調させる工夫は自分でするべきと思っているので、一方的にソフトなど押し付けられるのも嫌ですし、逆を考えると、使えない人達の不満を表した言葉でもあると思います。多分、このような意見の持ち主は、どっぷりwindowsに嵌っているか、本来,楽しいと思える設定作業が好きでは無いのではないかと思います。

この設定が面倒、設定するのも面倒という人という人のためLinuxがプリインストールされたパソコンが販売されているのでしょうか。最初から面倒な各種ドライバーがそのLinuxに合わせて設定されていれば、いじるところが無いと思うし、使うだけでOKです。こんな楽な事ありません。・・・windowsは自作では無い限り最初からそうですが。

ただ販売する側も大変な事があると考えます。
それはサポートです。
Linuxを使用している人は、自分で調べ、自分で設定するという基本が理解されているので問題はありませんし、そこがまた楽しい作業である場合だってあります。

しかし、無償でサポート無し、自分の責任において使用するOSを販売店に任せ、問題がおきた場合(エラーが出た、表示されない、ソフトが設定できない)等のクレームが生じた場合、問い合わせや修理依頼など多くなってしまうのではないでしょうか。そこは販売したから仕方がないことと言えばそれまでですが。先ずはOSがインストールされていて安く提供出来ている事を理解した上で購入する人がいるのかどうかです。このところわがままなクレーム野郎も結構いるので心配な面です。

私が中古パソコン、余った部品でLinuxをお勧めするのは、自分でインストール、設定作業をしてみて、以後使えるかどうか自分で判断する材料になるからです。それもあまりお金を掛けずに。自分には合わない、面倒と思ったら、その時点で止めれば良い事だし、Linuxに投資した金額も大した事ありません。

Linuxがプリインストールされた新品のパソコンを購入すると、そこの判断材料が無くなり、結局は使わないでwindowsに逆戻りパソコンになってしまう可能性が高くなるはずです。敷居の高いLinuxですが、最初はどんなパソコンでも良いので、インストール、設定をしてみて、自分に馴染むかどうか見極めて欲しいと思います。

多少分からなくても、毎日触っていれば慣れてきます。