mini-ITX – ページ 4 –          おやじdemo_CentOSを使う
5月 072014
 

5月のGWも終わってしまいました。
皆さん、有意義に過ごせましたか?
今年のGWは途中で平日があり、年休を使って休まないと本当のGWにならなかった感じしませんか。これは曜日と祝日のうまい配列があって休める事になるので、運の悪い年回りが生じてしまいます。年末年始もそうですよね。

今週は後2日仕事に行けば、土日になるので頑張りましょう。

さて、このGWでMini-ITXを使ってパソコン組み立てましたか?
J1900やA4ー5000と気になるITXマザーが発売されましたが、いかんせんGW直前という発売状態だったので「買えなかったよ!」という人もいるかも知れません。まぁ、焦る事はありません、少し待てば価格もこなれるし色々なメーカーから同じCPUを使ったITXが発売されるので選択肢が増えて良いかも知れません。

人気的には、J1900搭載のITXが一番のようです。
これは安定しているintel製CPUと言う事もあるし、周波数も2.0と高いQuadコアという事が影響していると思います。A4ー5000については、商品としてJ1900よりも発売された時期が遅かった関係もあるし、周波数が同じQuadコアでも1.5GHzというのが影響しているのではないかと思っています。一概に周波数でCPUを計ってはいけないと思いますが、ATOMも含め省電力CPUの周波数が低くて使いにくいというイメージが大きいのではないかと考えています。

漢AMDにはちょこっと頑張って欲しいと思いますが・・・・。

CPUについてはAPU(VGA内蔵)という呼び方もありますが、intel製内蔵グラフィックが進化した事も人気の出ている一つかも知れません。進化したと言っても、RadeonHDやGeforceと比較すれば、「まぁこんなもんかな?」という感じかと思います。intelの場合には今後APUとしてもっと進化した内蔵グラッフィクを開発しそうな気配もあるし、それに対してAMDはRadeonHDとCPUの周波数をいかに向上させる事が出来るかが課題となると思います。

パソコンを3Dでハードに使用するゲーマーさん以外の人は、今後、Mini-ITXマザーボードがパソコンの主流になって行くのではないでしょうか。

当ブログではMini-ITXを使ってLinuxを使おう!という事で記事を今まで書いてきましたが、元々その考えはwindowsを使うのには少しかったるい、でもLinuxで使えばwindowsよりも使い方によっては機敏に動くという事で自宅サーバーで使用した場合の話題を展開してきました。現在でもその考えは変わっていませんが、ダメだから他の使い道という事象では無くなってきました。

それは、メインマシンとして使える選択肢が増えたという事です。

Mini-ITXマザーボードも個々の使い道によって選べるCPU(APU)が沢山ありますし、パフォーマンスが高くなっても価格はそれ程変わっていない。そして小型で省電力、現在の日本の住宅事情やエネルギー供給(電気代の高騰)にも適しています。補器関係のSSDやHDDも転送速度を考えればフルマザーボードと同等の速度も得られます。

唯一の問題点であったメモリの搭載量もDDR3で16GB~32GBまで搭載出来るようになってきているので、メモリスロットが少ないITXマザーボードの欠点解消にもなってきています。ゲーマーの人以外で、普通にwindowsを使い、Officeとネット閲覧、動画を見るという使い方では敢えて高いお金を出して、電気消費量の高いCPUやグラフィックカードを使う必要性が無いという事になります。

パソコンの自作という点においてもMini-ITXマザーボードは難しい組立ての敷居を低くしたのではないでしょうか。初心者の方、誰でも手に入れ易い価格で作り易い。そう考えるとパソコンメーカーも初期のVAIOのように夢のあるパソコンを作っていかないと、簡単に自作できるITXに顧客が流れていってしまいます。

日本のメーカーも耐久性の高いITXマザーボードを製作、販売して欲しいと思います。

5月 032014
 

BIOSTARに続き、ASRockより「QC5000-ITX/wifi」が登場しました。
ASRockはITXにも力入れてますね。それに新製品への対応も早い。
マザーの色は漢のブラック仕様です。CPUファンも付いている。

QC5000◆製品特徴について

◎AMD クアッドコアAPU(A4-5000)をオンボード搭載。
◎FULL SPIKE PROTECTIONによる強力な回路保護機能を搭載。
◎湿度に強い高密度ガラス繊維PCB採用。
◎100%導電性高分子コンデンサを使用。
◎SATA 6Gbpsを4ポート搭載。
◎USB 3.0を6ポート搭載。うち2ポートはフロントUSBピンヘッダ。
◎802.11n WiFiを搭載。

AMD A4-5000 APUクアッドコア
動作周波数:1.5GHz L2キャッシュ:2MB TDP:15W 64bit OSサポート
DDR3-1600、1333、1066(MHz)、nonECC 最大32GB
AMD Radeon HD 8330(APUのグラフィック機能に依存)
SATA 6Gbps×4(うち2ポートはAPU、残り2ポートはASMedia ASM1061)

◆市場価格 14,500円前後

A4ー5000のAPUについては説明するまではありませんが、この製品の特徴はDDR3の標準メモリが搭載出来ること。そしてRadeonHD8330が搭載されていること。そしてWiFiも付いているので無線LANにも対応していることです。

◆おやじの勝手な意見

これでJ1900搭載のITXと検討の余地が出来たのではないでしょうか。市場価格が14,500円前後なのでJ1900よりも3,000円前後値段的には高くなりますがRadeonHD搭載である点とDDR3の標準メモリが搭載出来る事が高いと思うか、安いと思うかの判断となります。CPU単体でJ1900と比較すると周波数はJ1900が上、メモリとVGAはQC5000が上という事になるでしょうか。問題はA4ー5000のAPUが1.5GHzという悩ましい周波数のquadコアなのでパフォーマンスがどうなのかというところです。E350、1.6GHzの2コアを基本に予想すれば、ほぼ同等周波数のQuadコアであれば、そこそこであると思っています。

おまけ的には、家のLAN環境が無線であればお得というところでしょうか。
対応OSですがwindows8.1とwindows-7、64bitにももちろん対応しています。
Linuxについても問題無いと思います。
これからのMini-ITXはQuadコアです。C70のような超省電力という特殊なAPUで組み立てたいという以外は、今後2コア<4コアを選択すべきです。

あなたは、どちらでGoGo!しますか?

5月 012014
 

久しぶりにこのブログを読んでくれている方からメールを頂きました。ありがとうございます。

メールの内容ですが・・・・
現在ATOMの古いマザーでXPを動かしているそうです。(ネットが使えないで困っているそう)
このマザーボードはASUSのファンレスでメモリがSo-DIMMタイプの物で、この機会に新しいITXのマザーボードを交換して、windows8.1を入れたいということです。ケース(キューブ型)とメモリ(So-DIMM)、DVD-ROMはそのまま使用したいという希望です。HDDは長く使用したそうなので2TBのSATAに交換したいそうです。

以上が条件であれば、もうJ1900のITXしかありません。
・・・間違ってJ1800を買わないようにしてください。コアが半分になってしまいます。
メモリも丁度、So-DIMMでバッチリじゃないですか。
HDDも交換するのは正解ですね。作って直ぐにエラー表示では気分的によろしくありません。
本体をSSDにして、今あるHDDをデータとして使用する方法もありますが、キューブ型ケースの空きベイがあるかどうか。無いならインストール後にDVD-ROMを外して付けるという手もあります。外付けUSBケース買うのもありますが、面倒ですよね。費用は概算でMBが12,000円+HDが8,000円=20,000円というところでしょうか。

以下は市場参考に見てください。

価格を見ると、ASRockの方がなぜか安い。
それはASRockだから・・・?そんな事はないですよね。
しかし、同じCPU搭載なら安い方がお得ですよ。
現在は連休中なので、欲しいマザーボードを早く見つけて、インストールして楽しむのが一番です。パソコンの自作は組立てやインストール、自分なりの設定をするのが楽しいし、結局、くだらない場所に遊びに行って散財するよりも安いと思います。

余ったASUSのITXはCentOSでも入れてあげたらいかがですか?
そのまま放置も可哀想ですし、中古屋さんに下取りしてもらって、J1900マザーの足しにするという手もあります。そのままにするよりは良いと思います。

出来上がったら、感想を頂けると有難いです。